水曜日

R259にバックプレッシャーバルブ (BPV)

前にエンブレ効き杉(ドン付きの逆)の話を書きましたが、バックプレッシャーバルブを使ってクランクケース内圧を抜くという方法が効くらしいとありました。アフターマーケットパーツもいくつか出ておりますがエラく高価、ビーマーの間ではKTM 990SMTのBPVを流用するっていうのが流行っているらしい(なんといっても安い)。

(KTM BPV、こんな部品らしい:WEBから引用)

で、ポチってっみました。インストールはブローバイガスの還元パイプをぶった切って間に挟むだけという超簡単作業。届いたらやってみます。

で、WEBを漁っていると、ボクサーでクランクケース内圧は本当に上がっているのか?を実験した人がいまして、確かに内圧は上がっている模様です(わかりやすい実験、ありがとうございます)。ピストンが動いているだけならブリーザーはピストンの上下に合わせて吸排気を繰り返すだけですが、ピストンリングからは少なからず吹き抜けがありますので、それは確実に内圧を押し上げます。アイドルで脈をうち、吹かすと膨らむっていうのは、理屈通りの動きに見えます。

PS. ちまたで人気のKTM 990 Super DukeのBPVですが、2005年にリコール対象になりまして、その対策というのが、“BPVを取り外して直結せよ”でした。バルブとして中に樹脂の玉っころが入っているようですが、このバルブが張り付いてクランクケースのガスケットが吹き抜けることがあったらしいです。なので、定期的なメンテナンスが必要になりそうです。


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