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土曜日

R1100RS アンチエージング計画2進行中

R1100RS、12万キロを超えだいぶお疲れモードに入ってきました。心臓(エンジン)は調達済。機能的障害はないのですが、化粧直しもしてあげようと考えています。続々パーツ集約中。

フロントフォーク

出物を拾いました。シール周りは無条件に交換します。

トルクロッド

ここも結構錆びてきましたので見栄えの良い部品に変更します。なにせ新車外しなのでほぼ新品、R1150RSと部品番号同一なので流用可。。

テレレバーAアーム

我が愛機は一時期雨ざらし期間があったようで、こういうところが錆びて塗装の浮きがあります。

得体の知れない高い賞味期限過ぎたような部品が回転寿司よろしくオークションでクルクル回っていますので、そういうの掴んではいけません。焦って探すとろくなことが有りません。部品は気長に集めるに限ります。

日曜日

BMW R1100RS アンチエージング(進行中その2:エアクリーナーBOX)

だいぶ前に、とある道の駅で遭遇したBMWグループと立ち話をした時、その中に職業上、化成品に詳しい方が居まして、“BMのプラはすぐ白化してグズグズになるからダメなんだよ。使っている材料が悪い...とおっしゃっていました。

確かに我がRSのエアクリは真っ白々で、爪を立てるとグズグズと白い粉になって剥がれてきます。よく見ればリアフェンダーも微妙にグレーっぽい色に変わってきています。樹脂は紫外線でヤラれるのだそうです。

で、ここの汚さは結構年季を感じさせてくれるので、アンチエージング処置の対象に加えました。で、修復用に塗布剤などいろいろ出ているわけですがあまり効く感じがしません。こういう時は状態の良い物に交換...が手っ取り早いです。

RやRSのハーフカウルはエアクリ側面が露出していますので、殆どの個体は白化しています。一方、RTやフルカウルRSはカバーで覆われていますので、紫外線影響を受けにくい。ですので、中古エアクリを入手して交換するならば、RT用かフルカウル機のものを入手して交換が吉です。

ちなみに、1150も同じエアクリBOXを使用しています(1100も1150も、途中でエアクリBOXはクリーナー部の蓋が板バネ式からネジ式に変わったようです)。

R1150RTの出物ゲット

BMW R1100RS エンジン到着、チェックします


RSエンジン

走行約32,000キロの2001年式エンジンです。パレットに乗ってきまっした。営業所度目でしたので取りに行ってきました。


シリンダーずれているの分かりますか?

ボクサーって、実は上からよく見るとシリンダーがクランクの幅分だけずれているんです。そのせいか分かりませんが、自然とステップにおいた足もこの分だけずれています(私だけか?)

クラッチをバラス前にはペイントを打っておきます


SACHS製ですね

インレットバルブ

メチャメチャ綺麗です

おそらくバルブステムシールはまだ生きていると思われます。スロットルのインテーク側やインテークポート内は常時負圧なので、吸いだされたエンジンオイルでグダグダになっていたらだいたいインレットバルブステムシールが逝かれています。オイル下がりは吸気側で起こります。ですのでインレット側バルブステムがやられることは滅多にありません。排気側は常時爆発ガスで正圧なのでバルブステムシールがやられても通常オイル吸い出しは起こりません。逆にヘッド内へ吹き出すだけです。ゆえにバルブガイドがやられるのはだいたい排気側です。

排気側バルブ

まあこんなもんですね。

でもどうして左右とも下側ポートだけ真っ黒?実はこの現象は現在RSに乗っているエンジンも同様な感じでした。ポート形状所以なのか…

HES!

これが突然死で有名なHESコネクター。問題はホール素子ではなくてこのケーブル被覆なんです。被覆が所々割れています。ここが何かのタイミングでショートするとホール素子が破壊されて突然死することがあります。このまま放置はちょっと怖いなぁ。

腰上をオーバーホールするつもりでしたが不要と判断しました

短い!

縦置きエンジンって、前後に長いんでしょう?と思われるかもしれませんが。並列エンジン並みに短いです。上から見るとたったこれだけ。


玄関に鎮座

しかし、置き場なんとかならんかなぁ。



金曜日

BMW R1100RS アンチ・エージング計画続行中(スロットル編)

RSのスロットルの出物があったので確保しました。エンジンと同じく2001年式RSに搭載されていたものです。このBINGのストッロルは見てくれよりもバタフライ・シャフトが生命線です。真鍮製のバタフライシャフトが摩耗してガタが出だすとパコパコ変な音がしだすだけでなく、どうやっても完全な同調が取れなくなってきます。TPS側のシャフトが振れだしますと恐らく燃調も狂い始めます(アイドリング時のTPS電圧の暴れ具合をシンクロで見ると原因がよく分かるかも)。お古を入手するのなら走行距離の若いのが良いんじゃないかと思います。



バタフライのガタもなく、結構綺麗

ここのペイントが剥がれているものは敬遠が吉

ここはバタフライ・ストッパーですが、普通のキャブみたいにアイドル調整をやるところでは有りません。でも昔の私みたいに見よう見まねでイジっちゃう人が多いです。アイドル調整は左スロットルのパイロットスクリューで行います(左スロットルがリファレンスなので、右はバランスを合わせるためだけです)。R1100R系はバタフライ・ストッパーは工場でしか再調整できません。現実問題イジると元には戻らないということです。海外サイトでも、イジってしまったがどうやって元に戻そうか?というトピックがたくさんあります。

ここも

TPSは電圧計で大体は合わせられますが、弄ると完調になるまで結構苦労します。

ラッキーな事にスロットルカバーが付属していました。

しかし、なんでこんなに安く出回っちゃうの?と悲しくなるくらい安かったです。RSが不人気車種になりつつあるということの証なんでしょうか…

木曜日

R1100RS アンチエイジング計画(具体案検討)

先人はいないものかと探してみました。

DIYその1

力技でこんなことをやった人もいますが…
前後のフレームが分離していますので大変。一体何人の助っ人が必要になることやら。

で、
プロフェッショナル、

ジグで前後フレーム連結して釣り上げ!とある日本のディーラーですが、エンジン整備用に前後フレームを結合させる専用ジグが有るらしいです。たしかにそういうものがあれば作業性は良さそう。お店じゃ人手が問題ですから専用工具は重要です。ただ一般人が購入して割に合う値段では無い気がします。できればそうしたいですが割に合いませんねきっと。

DIYその2

力技でリアをバラしてフロントを宙吊り?
たしかに人手は要らないがこれは結構たいへんだ。でもどうやってテレレバーをバラしたんだろう...できればこれまたヘンテコサイズの工具が要るボールジョイント部はバラさないで作業をしたいが。

DIYその3

“あんこうのつるし切り!
はしごにぶら下げるとは考えたもんです。たしかにこれは吊るしやすい。エンジンとのコネクティング以外何もバラさなくても行けるかも。この路線でやってみようかな。この方式だとミッションの分離は降ろした後でできそうです。シャチホコにすれば先にミッションを降ろすことはできますが、金属製ブレーキラインをひん曲げることになるのであまりシャチホコはやりたく有りません。

ちなみに、
RSのシャチホコ

月曜日

BMW R1100RS アンチエージング計画 (エンジン換装)

ポチってしまいました3.5万キロの2001年式RSエンジン、ほぼ最終型です。3.5万キロなんでボクサーエンジンからすれば慣らしが終わっていい感じにパワーが出る辺り。エンジン2基あれば大体のことには対処できるでしょう。古い方はオーバーホールして部品取りにする予定。昔K100にK-1のエンジン載せましたが、K100は一応フレームとエンジンになっていたのでエンジンだけ外して換装可能でした(外すというか、まさにフレームから“降ろす”という感じ)。R1100RSはエンジン自体がフレームの一部になっているので結構たいへんです。車体を天井から吊るせるならいざしらず、さもなくばおそらく車体側を総バラシしないと換装できないでしょう。こりゃあ難儀なものに手を出したかも…




ついにその日は来た…エンジン換装

RH975S シフトアーム延長

ナイトスターのシフトアームを延長してみた。グリーミングワークス製です。今日300キロほど走ってきましたがシフトがとても楽になりました。自分的必携オプション。とてもざっくりしたシフトフィーリングですがレバー比が絶妙で自分にはシフト抵抗の無さがしっくり来ました。踏み込んでいった時、ま...