水曜日

F800R ドライブ系の再整備開始 ①(ファイナルギアレシオ変更)

 先日 f8Rのファイナルギアレシオ変更のドライバビリティが中々良い感じだったのでその線でドライブ系を再整備することにした。先ずは手始めに、取り付け性が気になっていたT42のファイナルドライブ。中華の品質怪しい製品はパスし実績のあるメーカー品を選んだ。

JTR3-42

JTはタイのメーカーで、以前からタイ生産のバイクにかなり純正採用されてます。
自分的には以前F650GSにも使ったことがあり、信頼しています。

JTのF8系リアスプロケットは、ボルト系8.5mmと10.5mmの両方に対応しています。
なので今回はF8R純正ハブに適合可能なJTR3.42を調達しました。
内径140mm、PCD168mm、ボルト系10.5mmです。

ピッタリ

組み立て完了

このボルト締結が中々キツイ。
トルクどんだけとかではなくて、
最初に20N・mで仮止めした後、
90°回しておしまい。
このトルク相当なもんで、200近く行ってるのでは。

日曜日

RH975 ナイトスター グリップヒーター付けたいが…

手が冷たいのでグリップヒーター付けたいなと思い、キジマ製のグリップを純正スロットルコーンにカチ込むタイプ(温調が別体になってるタイプ)を入手したのですが、スロットル側のグリップ内径が小さくてハーレー純正スロットルコーンは入らないです…残念。速攻で返品となりました。しかしこの設計無理あるよね…プラのボビンにスロットルコーンをねじ込むって、よほど寸法精度が出てないと難しいのでは?(自分はてっきり、ヒーターが埋め込まれたゴムグリップをプラのコーンに被せるものだとばかり思ってました。そういう自由度が少しあればキツくても入るかなとは思ったのですが、プラ同士ではかなりムズい)

ヒートグリップは微妙に太い

右がスロットル側

下がスロットル側

この穴の中に純正のスロットルコーン挿入しろと?
内側、ゴムかと思ったらプラスチック!
国産車のコーンなら入るかもしれないですが、
ハーレーのは無理。
さて、次はどうしよう…
手が冷たいのは嫌。



電熱グローブもあるにはあるのですが、
なにせ装着(結線)が面倒なので…

土曜日

BMW F800R ファイナルドライブレシオ変更…こりゃいいわ。

ずっとやりたかったんですよね、F8Rのファイナルレシオ変更。F8Rは生まれたときからストリートファイターという設定なのでギア比が低い。峠道などではTOPギア低めのクロスミッションな感じでほんと走りやすいのですが、スルスル距離を稼ぎたいツーリングに使うとシフト操作がちょっと忙しなくて、アクセルだけで穏やかに走れない。

もう少しロングに振るには、フロントの丁数を上げるかリアの丁数を下げるのだけど、F8Rのフロントは20Tというこれまたレアなギアが入っていて、丁数上げるったって、特注する以外にほぼ選択肢がないのでパス。

リアはというと、同じF8エンジン系統のGSには41Tとか42Tのスプロケットがある。ただ、GS系のスプロケットは取り付けボルトサイズがM8で、F8RのM10とは合わない。GSのスプロケの取り付け穴広げるという荒業はあるが自分的にはナシ。

ならばGSのスプロケットハブごと替えちゃえばいいじゃん…です(ホイルへの取り付け互換あり)。ただ、試すったって新品買ってくるとソコソコお金かかる(チェーンとか、切っちまうとあと戻りできないですから)ので、まずはダマシダマシ実験してみて、良かったらちゃんと再整備しようという腹づもりです。


左F8R、右オクで落としたF8GS

取り付け互換あり

取り替えてみる

Orz…分かってはいたけれど…

リアを5丁も下げればそりゃこうなるわな。
DIDのサイトで計算したら、この丁数変更だと、
120Lを117.5Lにしないと正規の軸間距離と合わないそうな。
リンクに少数とか奇数はないので、一番近い偶数に切り上げるのがルール。
つまり、このファイナルレシオだと118Lが適切なチェーンのコマ数
(オリジナルに対して約8ミリほど軸間距離が長くなる≒ホイルベース伸びる)
だが、まぁ誤差範疇ですね。


近くのスキー場まで登ってみた

ん〜、これ良いね。

戦闘的な走りは縁遠くなった感あるけど、
フツーに転がすには全然乗りやすい。
要は、ちょっとクセのあった変わったバイクが
フツーのバイクになったということ。
ツーリングにはこのほうが全然向いてます。
摩耗したスプロケット、チェーンのコマ数違いなど、
このままでは信頼性に問題があるので、
きちんとこのギア比で再整備することに決めました。
ちなみにリア42Tにするとトータルで
F800SとかSTなどとほぼ同じ減速比になるらしい。

TOPで60キロは約2000回転程。
あーこれはR1100RSとほぼ同じ回転数だわ。
とはいえ高圧縮エンジンなので、
水平対向エンジンみたいに
低回転からのスナッチはあまり効きませんが。

月曜日

RH975 電熱服試してみた

 今日はRH975で電熱服試してみた。

だいぶ紅葉が進みました

例年ですとこの時期はほぼ落葉しているのですが、
今年はまだ緑がたくさん残っていてなんか変です。
立山も山頂が真っ茶色、全く雪がありません。


道の駅、利賀

やはり山中はそこそこ寒いです。
電熱服、最高。
ナイトスターはシート下に最初から電熱服のコンセントが2口備わっています。
温調器のスイッチが入ったままエンジン始動しても温調器がエラーになりません。
さすが純正品。
ただこの温調器、良い設置場所ないんでしょうか…
でかいし、3本出ているコードがゴツいし、なにげに邪魔。
ハーレーにタンクバッグてなんか無粋だし。

BMW F800R 電熱服対応…こりゃいい、温泉に浸かっている気分

紅葉シーズンになりました。白川郷、白山界隈、九頭竜界隈、どこへ行っても車で大渋滞しています。そういうときはバイク!…なのですが近頃めっきり寒くなった。そういえばナイトスター用に電熱服一式を調達済みだったので、F8も防寒服対応しよう。

バッテリーに電源コードつなぐ

F800Rはこういうところめちゃ楽です。
ビス8本外せばバッテリーいじり放題。

温度調節器

本来はベルトなどに挿すらしいが
ケーブルが長すぎて結構邪魔。
タンクバッグをつけてそこに挿した。
ここだと走行中でも温調やりやすい。
ハーレーブランドですが気にしない。
中身はGerbing製。

電源のアウトレットはシート脇から

だらりと出ています。
ここは少し余裕を持たせないと、
動くたびに突っ張るか、抜ける。

山は紅葉始まってます





山間部は日中でも12度前後でしたが、
F8はグリップヒーターを備えているので
両方オンにすればぽっかぽか、
温泉に浸かっているかのよう。
温調は弱でも熱いくらい。
冬季のツーリングに対する思いが
180度ひっくり返りました。
強いて言えば足元が少々…ではあったけど、
まだ電熱パンツ履くほどではない感じ。

Gerbingの温調器をF8に繋いだときの注意点としては、
温調スイッチが入っているときにエンジンを始動しないこと。
温調器がエラー?を検知してLEDが点滅します。
異常電圧検知なのかな?
なので、エンジン始動時はスイッチをオフにしとく。
LEDがエラー点滅したら、一度スイッチオフ
にして入れ直しても復活する。
…ということもあり、Gerbingの電熱服をBMに付けるなら、
やはり温調器は服の中にしまわないほうが使いやすい。

RH975 初期型固有のバッテリードレイン問題…

最近あまり聞かなくなりましたが、これも結構有名なナイトスター話題だった?様です。自分もRH975S買う際におぼろげながら噂にはなっていましたが、当時は真因よくわからなくて、食らったらヒューズ抜くとかそういう対策だったらしいです。今改めてドキュメント読んで、原因と対策を思えば、(電子回路屋さんとしては)なるほどね…色々出るよねそれ…という感じです。

(2023の1月かい!)

おそらく日本へ情報回ってきたのは、
かなり後なんじゃないでしょうか。
というのも、
去年の秋くらいまでは原因分からず、
危ないバイクってことで、
叩き売られていました。
店の説明も結構曖昧で、
原因わからないから、
RH975Sも同じ扱いされて、
叩き売られてました…
当時ディスカウントは異常に大きかったですが、
結構博打感ありました。
ただ各種現象から、感覚的には電気回路の
アース系だよねと言う読みはあったのですが。


要は、2022/7/25以前に製造されたRH975(全市場向け)の左右の
ハンドコントロールユニットの中のコンピューターが、
バイクの電源切った後もCANバス通信が活性化されてました。
…環境温度が高いと頻度が高いです…と。
(半導体の活性化電圧は思いっきり温度依存しますわな)
で、対策は、
左右のハンドコントロールを対策品に交換する。
(部品番号の末尾にAが入っているのが対策品らしい)

基本的に、サフィックスAが付いていなかったら、
対策品に交換、
もしそれらをやってバッテリー
放電問題が解決しなかったら別問題であるので、
マニュアル見ながら障害解析してねと。



お決まりですが、交換された古いパーツは破壊して廃棄せよと…
でもオクにイッパイ横流し品が出てますね。



ちなみにですけど、
RH975Sのハンドルバーは、
左右のハンドモジュールのアースが取れるよう、
クランプ部分は被覆を剥いてあります。

電子機器ではこういうのFGを取る…
と言いますが、なんかそれに似た対策ですね。

上がスポスタS、下がRH975S

スイッチボックスのクランプ金具はちょうど
塗装品剥いてある辺りに来るので、そこでGNDを取ってるのかも。
スポスタのほうは剥いてありません。
ここの塗装を剥いたことがどのくらい
安定化に寄与しているのかはわかりませんが、
明らかに意図的だと思います。
電子機器の安定動作は、安定したGNDが大原則なので。
FG取ると取らないではだいぶ、GNDレベルの安定度が違う感じします。
ただ、雨に濡れる事も有るわけで、
そういうときどうなるのかな…
電子機器の設計では、流石に端子が水に触れたらどうなるかなんて、
考えもしないし実験もしない…

ただ経験上、大雨の中走った翌日、
色々変なことが起きたのも事実です。

土曜日

RH975 初期型ハンドルのリコール(RH975Sではない…)

知ってる人は知ってる、初期型ナイトスターRH975 にハンドルの溶接強度不足でリコールが有った話。日本ではどう処理されたのかよく知らないですが、海外、特にUSでは消費者保護の観点で、必ず政府関係サイトに全てのリーコール情報ドキュメントが掲載されます。事故発生で発覚したのではないらしいが、実際すっぽ抜けたという複数の報告が上がったらしいデス。


というのがGovサイトに掲載されています。
もう2年近く前の話ですね
ググればすぐ当たるので探してみてください。

要は、


部品ベンダーのチョンボで、
ハンドルバー(P/N 55801154)
の、溶接部分が外れてすっぽ抜ける。

んで、それらは、2021/8/24〜2022/8/18
の間に製造したRH975に搭載されている。
危ないからさっさと交換してね…と。
ほぼ全部か…?

他、


・部品は無償提供、
・HDが費用持つよ。
・作業手順の学習時間として0.1H、
・適切な作業時間(0.6H?)

は、それぞれの持ってるシステムでエントリしてね。
とも(ここはユーザーには関係ないか…)


全世界向けの2022モデルのRH975が対象…
(スペシャルはハンドル型番も時期も違ってこれは対象外)

全市場対象…(つまり日本も対象ですね)



これをこれに換えなさいと…

で、


もし倉庫に、古いパーツ在庫
(ハンドル端に青いマーキングがない奴)
があったら入れ替えろ。


要は、ハンドル端にブルードットがないやつは
使っちゃならんというお達しです。
対策品はブルードットが付いています。



部品返却
外したパーツはFRリクエストした日、
もしくは工場返却を申請した日から
60日間保管しろ。
60日経過したら、破壊して廃棄せよ。

つまり、未対策品は市場に出回ってはいけないということです。
オクに色々古いの出てますが、
あえてハンドル端の写真を載せているのは、
”隠してないよ”のジェスチャーで、
事故起きたときのために
免責したつもりなのでしょう。
(裁判では通らないと思いますけど…)

ちなみにですが、
溶接部分、よく見れば全然違います。




おそらく昔は数ポイントのスポット溶接だけだった感じ(上)。
もしそうなら溶接に亀裂入ってスッポ抜けてもおかしくない印象。
新しいのは、接合部分の外周にロウを回して溶接してあります(下)。

ちなみに、日本の国土交通省からのお達し
その1


日曜日

RH975S メーターをマイル表示へ変更(色んな意味で良いかも)

台風避け山へ涼みに行ってきた。



今回の実験…

スピードメーターをマイル表示にすると、なかなか乗りやすいです。そもそもナイトスター、自分にはマイルメーターで走ること前提に設計、設定されてる気がしてならない。

普段ギアシフトってどういうタイミングでしていますか?実はマニュアルに書いてあるのですが、元の設計観点では推奨はこうなっています。


どうですか。
マイルで考えるとギア選択と速度の関係が
メチャメチャ判りよいでしょう?
アメちゃんも同じこと思っているはず。
自分、とてもじゃないけど、
キロ前提で覚えて操作するのは無理です。
(こんなのオジサンいちいち覚えてられるか!!って感じ)

※ 昔のホンダのタコのないバイクの速度計は
ご丁寧に各ギアの守備範囲が線引いて書いてあったけど、
それはどちらかというとエンジン壊さないための
上限値であって、今問題にしているのは下限値。

で、マイルで走るとどうなるのか…

やってみました

設定は簡単、RH975S乗りなら、
多分マニュアル見なくても分かるでしょう。

MPHになっています。

マイルにすると、
回転上昇に対する速度表示の変化がとっても緩くなるので、
セコセコとギアを掻き上げることをしなくなります(自分が)。
きっと心理的なものなんでしょう。
でもストレス無いのが一番です。

回転数ですが、気がつくとだいたい
2000ちょっとから3000ちょっとの間、
エンジンにとって優しく、
レスポンスも良い。

まとめると…
空冷と違いレボMAXは結構高圧縮なエンジンなので、
ソコソコ回して乗るのが基本のエンジン。
空冷みたいに低回転からのスナッチばかりやっていると
クランクの寿命短くしちゃうと思う。
キロで走ると身体が昔の感覚で反応してシフトしちゃうから、
身体が勝手にシフトしないようマイルにしちゃえ…って言う話です。
(脳を騙す?)

想像ですけど、
これまでのバイク運転経験でギアとキロ速度の関係性が、
頭の中で出来上がっている。
経験者ほど、速度計の数字を見ると無意識のうちに、
すぐギアをかき上げ、高いギアでノックしないよう、
ギリギリのスロットル操作で
スナッチ運転やってるじゃないかな。
(パブロフの条件反射?…犬かいな)

でも不思議なもので、マイルになっちゃうと、
今までのように身体が反応しなくなります。
なんか、排気量が低いバイクに乗り換えたような感じで、
そこそこエンジン回しながら乗るようになります。
思うにこのエンジン、そういう乗り方が基本設計なんじゃないの?


ナイトスタースペシャルの特典です

設定は買えられるのですが、
設計の基本はアメ車はマイル前提でしょうね。

お金は1円もかかりませんので、
興味が湧いたら、
一度やってみてください。

ただ、速度超過には注意。
取り締まりはキロなので、
マイルメーターで走ってましたなんて、
言い訳は効かないです。

バレて整備不良まで問われるかどうかわかりませんけど、
どうせ言わなきゃわかんない…あくまで自己責任で。

自分はもうキロに戻すつもり無いです。
それくらい乗ってて自然なフィーリング。

ただ、走行キロ系も一緒にマイルに
変わっちゃうのでガス欠注意しましょう。
(後でキロに設定すれば表示は元に戻ります)

でもここはハーレーですし、
アメ車っぽく燃費もMPGで語るってのも
アメリカンな感じで面白いかも。
(ガソスタのメーターはリットルですけどね)

自分は以前のUS生活でマイルとガロンには慣れてるので、
感覚的にはついて行けますが…
ちなみに今回16MPG でした。
ちなみに車だと2〜3Lクラスで6〜8程度、
10超えるとエコカーと呼ばれます。

月曜日

RH975S なんと、アイドル時のエンジン冷却モードがあるらしい

 以前にも何度か書いたのですが、なんかダラダラ走っていると突然アイドリングが下がってなんかダルなレスポンスになることがあり、それは今でも時々なるのですが、オーナーズマニュアルを読んでいて、(おそらくオーバーヒート時の)エンジン冷却モードなるものが有ることが判明した(なんとアイドル中は後ろのシリンダーの燃料をカットし、バルブ開けて空気を送り込む)。その機能自体をキャンセルもできるようだが、意味があるから付いているんだろうからそういうものだと理解してそのままにしておく。






火曜日

RH975 ナイトスター、ニーグリップできると良い感じ(インテークカバーを外しただけだけど効果絶大)

ナイトスター実はちゃんとニーグリップできない。原因はこれ。

単なるカバー

空冷時代はここにエアクリがあった。
水冷ナイトスターはタンクの位置にエアクリがあるので、
機能的にこんなものは不要。
ただナイトスターはデザイン的には
空冷スポのスタイルをオマージュしてるので、
デザインパーツとして付いている。

ただこいつがちょうど右膝位置に居るため、
これまでフツーのバイクに乗ってた人は、
ちゃんとニーグリップできない。
従来感覚でバイクを膝で挟むと、
身体がバイクのセンターに来ません…
よってスピードメーターが真ん中に見えません。
これ結構な違和感有ります。
自分は最初、車体が曲がっているのかと思ってた。

邪魔なのでカバー外した

機能的にはなんら影響ありません…
そもそも機能無いんだから


外すと機能面では優れるが、
デザイン的には優れない…
なんかマシなカバー無いんかいな
この金具外してしまいたいところですが、
上のボルト2本はフレームとエンジンを
締結しているので迂闊に外すとマズそう。
ナイトスターはエンジンもフレームの一部になっているので
左右のフレーム・エンジン締結ボルトは
均等に締結する必要がある気がする。
更に言うならトルク管理も必要でしょう。
思うにここ外すなら、クランクの真下にジャッキを当てて
車体を浮かせ、この取付部に応力が集中しない状態でやる必要がありそう。
ナイトスターはアンダーフレームがないので、
ここは重要なはず。
そんなこんなを考え合わせると、
この金具は外さずに、
ゴムのグロメットを利用して
薄っペたいデザインのカバーを取り付けるのが
一番良い気がする。


エアクリカバー風のカバーを外すと、
左右の出っ張り量がほぼ同じになり、
膝でバイクを挟みますと、
身体がほぼバイクの中心に来る。

ただちゃんとニーグリップしますと
冷却水のパイプらしきものが左足のふくらはぎに当たり、
やたらと熱い…とにかく熱い。
基本、ニーグリップするなという設計。

右の出っ張りを外すよりも、
左にも同程度の出っ張りを作る…
というのが正しい対処?なのかもしれません。
んー、どこまでも悩ましいハーレー…
だれか、ナイトスター用のニーグリップパッドを
出してくれませんかね…こんなパーツは別に隣国製でも構いませんが。
(空冷スポには左側につけるニーグリップバー的なものが有る)

で本題、外して乗ってみてどうか?…
めっちゃ乗りやすいです。
特に中低速コーナーが連続する峠道。
でもそこは所詮ハーレー、速いといっても
SSとかストファイのそれとは違いますが、
倒し込みがメチャクチャ楽になる。
外側の膝でタンクあたりを抑え込むだけで
サクッと寝ます。サクッとステップ擦ります。

あまりに簡単に寝るので、
いい気になって気持ちだけで走っていると、
スリップダウンの恐れあり。
ここらは理性での制御が必要。

これまで色々イジったけれど、
元に戻さず続けているのは、

1.シート上面形状変更(着座位置変更)
2.エアクリカバー外し(ニーグリップ)

の2つ。
水冷ナイトスターはソコソコ走るバイクなので、
基本的なところは適当にしておきたくない。
なので上記二点は絶対改善しておきたい
設計的ダメポイントです。

スタイルとか雰囲気だけで乗るなら空冷スポのほうが全然マシ。
水冷ナイトスターはちゃんと走れてナンボです。

フロント

リア

バイアスタイヤで前後共に端っこまで使える
バイクってなかなか無いと思う。
リアはともかくフロントは100/90-19と、
かなりまんまるなタイヤ…
これ以上やると危ないかもしれない。

F800R ドライブ系の再整備開始 ①(ファイナルギアレシオ変更)

 先日 f8Rのファイナルギアレシオ変更のドライバビリティが中々良い感じだったのでその線でドライブ系を再整備することにした。先ずは手始めに、取り付け性が気になっていたT42のファイナルドライブ。中華の品質怪しい製品はパスし実績のあるメーカー品を選んだ。 JTR3-42 JTはタイ...