月曜日

XLX250R スピードメーター修理(?)

XLX250、一度メーターレンズがひび割れてコ汚い(というか陽が当たると読めない)ので交換しているのですが、どーも針の動きが鈍い。ナカナカ本来の速度を指さない&停車しても針が降りてこない。メーターオイル切れたか?という感じの動き。おそらく中古メーターなので保管時に逆さまとか横にしてたんじゃないかと推測。

ミシッと隙間の接着剤を割る

四隅全部、接着剤剥がします。

パカッ

接着剤剥がれれば浮いてきます。

メーターユニットを外す

ベースからメーターユニット外します。

スピードセンサーケーブル押しこむ

今や無用の長物となった、80KM/H警告灯用のセンサーケーブル。
ちょん切ってしまっても良いんですけど。

メーター本体

うーん、トリップが邪魔でメーターカバーから出てこない

無理してトリップのノブを逆に回したり引っ張ったりしないほうが良いです。
ここ、引っ張っても抜けません。

なんか、すごく固く感じる

なので、軸受け辺りにCRCなど吹付け、針を何度も動かしていると柔らかくなってきた。
(本当は針を抜いてダンパーオイルを再充填するんだそうな)




恐らくこれで正常。針がサクッと降りてこないのはダンパーが効いているからです。逆にこれがサクッと降りてくるようだったら針のダンパーオイルが完全に切れているかもです(多分走行中に針がヒョコヒョコするんじゃないかと想像)。

日曜日

R1100RS 草津温泉ツー

シルバーウィーク最後の週末、晴れたらじっとしていられるわけがない。

晴れた

サクッと草津は大滝の湯

帰ります

晴れたので温泉入りに行っただけ。
そんだけ。
でもバイク乗るには十分な理由です(よね)。

交換したスロットルは絶好調。
シフトペダル替えたおかげでシフトもカチカチッと決まり気持ちよし。
ただ、前日飲み過ぎ二日酔い酷し。
ブレーキかけると吐きそう…

木曜日

R1100RS シフトペダル交換

今日も朝から雨、こんな日は作業するに限ります。13万キロも走るとしょーもないところが次から次へとくたばってきます。今日はだいぶ前にポチってあったシフトペダルへ換装します。

シフトペダルのリンケージ

ここ本来はスポンジが入っていて雨やゴミの侵入を防いでいるのですが、そんなものはとっくの昔に何処かへ行っています。なのでジョイントのピロボールはガタガタ…

左ステップを撤去します

シフトペダルは左のステップ裏についています

ロックタイト…

恐ろしいほどトルクかけて外しました。どうりでメチャ固いはずだ。その後残ったロックタイトを綺麗に剥がします。

ポチった新し目のシフトペダルASSY

入れ替えます

まるで新車のよう。
これまでなんかネジが外れているようなガチャガチャした操作感でしたが、交換後はまるでリンクがそこに存在しないかのようなダイレクトなシフトフィーリングに変わりました。R1100に搭載されているゲトラグのミッションはカチッとしている(し過ぎている?)ことで有名ですが、乾式クラッチと相まってそのダイレクトな感触が存分に楽しめます。車で言ったらFRのマニュアル車に乗っているような感じって、伝わるかなぁ…最近の水冷水平対向は湿式クラッチになったらしい…残念ですね(私が乗ることはないと思いますが…予算の関係で(泣)。

火曜日

BMW R1100RS TPSセンサーのチェック (ちょっとした机上実験)

昨日からTPSバタフライのことが気になって仕方が有りませんでしたので、今日はちょっとした実験をしてみました。

TPS

先だって取り外したダメスロットルとTPS、バタフライシャフトはガタがあります。

じゃーん

TPSの電圧安定性はただテスターで静的に測っても分かりにくいのでオシロの登場です。滅多に登場しませんが、この秋月のオシロは役に立ちます。自作すれば5千円しませんから…

回路図

1100エンジンのTPS内部はこうなっているらしいです。2番に電圧をかけ、4番をグランドに落とし、1番と3番の電圧をモニターする模様。要はちょっと変わったポテンショメーターです。

データシートによれば、2番端子には5Vを掛けるらしい。実験では絶対値はどうでもよいので6V程度に電圧が下がってしまったお古のバッテリーを使用(なので、電圧絶対値はいい加減です)。

TPS特性

BOSCHのデータシートによれば、1番と3番はこういうカーブになるらしい。
この図で2と書いてあるのは1の間違いですね。3の方は合っています。

ちなみに、ここ何気にとても凄いことが書いてあります。この情報にかつて接したことがないというか...TPSの正しい調整方法というのは何処にも記載がないです。工場調整事項として門外不出とか(というか、エアフローセンサーか何か仕掛けて空気流量図りながら合わせているとは思いますが)。ちなみにここにはバタフライ開度が23°のとき、1番端子電圧は2番端子への印加電圧の0.9125倍になると書かれています。つまりバタフライのアングル調整をするのに使えるかもしれない情報...かもです。バタフライストッパーを弄ってしまってわけわからなくなった場合にチャレンジしてみると良いかもです。ただし、モトロニックがBoschと同じ見方をしているのかどうかはわかりませんが...

1番端子の出力

図ではサチっていませんが、バッテリーが6V程度なのでだいたい上がりきっている感じです。この時スロットルは全開していません。データシートでは開度ゼロ辺りでも若干電圧が浮いた状態(実機状態ですとおそらく狙いが375mV辺り)から始まり、スロットル開度23°辺りでサチることになっていますが、だいたいそんな感じのところでサチります。
(375mVは2番端子に正規の5Vをかけた時の話です。この実験では6Vくらいかけていますのでそこはアテにならない)

3番端子の出力

こっちはバッテリー電圧辺りまで、スロットルの開度に合わせてずーっと上がっていきます。ただ、データシートにも有るように、開度20°辺りまでは電圧が出ません。途中からずーっと連続してバッテリー電圧まで上がっていきます。

なんだまともやんか??

いえいえ違いました。

1番端子

見つけてしまいました変な波形。


バタフライを完全に締めた状態(手で少し押した)からスロットルをガバッと開けますと、開け始めに電圧がガバッと一瞬だけ下がります。これ、バタフライシャフトが暴れた証拠でしょう。 

あらあら…

で、

1150のスロットル

インジェクターは1100と違いますが付いてるTPSは同じモノです。この子は使ったことないです(当たり前か…インジェクターの吐出力が違うので使うと変なことになります…恐らく)が、メカ的には結構まともなシロモノです。

1番端子出力

3番端子出力

1番端子

先ほどと同じことをやってみました。

1番端子

何度やっても全くフラツキを見せません。

スタティックにやってこうですから、バタフライに負圧がバンバンかかるエンジン稼働中ならバタフライシャフトはもっと激しいことになっているはずです。

まあここまでは机上検証でしたので、今度は装機状態で電圧を図ってみます。現象(パーシャルでの不整脈)と電圧変動がシンクロしていたら、動かぬ証拠と言えそうです。

(続く)


ps.TPSセンサー自身が摩耗しておかしくなるって言っているヒトも居ます。

(WEBの拾い物。開けた人がいるらしい)

そういうケースも有るでしょうが、こういう摩耗してたら、もうちょっと違う波形が出ると思います。電圧上昇(下降)途中で電圧がふらついたら、この手のポテンショメーター摩耗を疑う必要あるかもしれません。

土曜日

R1100RS ハンドルセットバック (走ってみた)

先だってハンドルを変えてみたのですが、少し距離を乗ってみないと分かりません。というわけで、クルッと房総一周してみます。

とりあえずこの角度でお試し

同調合わせます

アイドリングも1000と少し

パイロットは思い切って1と1/4戻しにしてみました。だいぶ薄くなっていい感じ、シュイーンと回ります。


途中、ハンドルがやっぱりフラット過ぎるなと感じ、ちょっとだけ垂れ下げてみました。それでもノーマルよりはだいぶフラットに上がっていますので、タイトなコーナーは御しやすい感じします。いい感じです。これでもうハンドルが少し近ければなという感じ。

リアル天日干し

まさかこのコメ出荷しないでしょう。おそらく自給自足のコメと見ました。食うんでしょうね、美味しそう。

戦利品

養老清澄ラインを走り、いつものおばあちゃんのところでクリをゲット。最近人気らしく最後の一つでした。

ハンドルは良い感じに収まりました。
ですが、スロットルのセッティングが今ひとつ決まらない感じ。
中速以上はいいのですが、1−2速、2500以下でのドライバビリティが良くないです。
いろいろ弄りましたがナカナカ決まらない…
で、もしかしてTPSなのではないかと疑いだした次第。
もしかしてTPSが暴れてないかい?

で、

TPS

スロットル側

ここでTPSを回しているのですが、予測は、もしかしてガタがあるんじゃない?です。

アルミ箔

細長く切り、二枚重ねに

TPS\のシャフトに被せ

バタフライシャフトに巻きつけて

TPSカチこむ

TPS外してみた

アルミホイル、敗れること無く残っています。
つまり、ガタがあるということです。

→ (後日談)ガタは有りませんでした。おそらくこれ効かない。
  
TPSがあたった跡は有りますが、敗れていません

なので、ガタ取りしてTPSをセットします

どう変わったのかな。
今度試してみます。

じゃーん

ガタがあったのはこちらのバタフライシャフトの方でした。
TPSを外すとカタカタ動きます(ほんのコンマ数ミリのガタだと思いますが)。
ここがコンマ何ミリも動いたら、おそらくTPSのバタフライ開度はハチャメチャに出ると思います。

秘密兵器

新しいスロットルです。出物をポチってありました。
 
禁断のバタフライストッパー

ここのストッパーがイジられていない中古を見つけるのは結構大変です。
ここ弄りますと…夜も眠れない状態になると思います。

インテークパイプをどかして

アース線を外して

インジェクターコネクター外して

インジェクター固定ピースを外して

ズコッ、スロットル抜きます

インジェクター引っこ抜きます

裏返してバタフライを開け気味にして

スロットルワイヤー外します

交換しました

ピーカピカ

で、交換後に同調を取ってみましたが、このスロットル微妙にアイドルが高い。
1200くらいあるかな、左のパイロットは前部閉めてあるんだけどなぁ。
(ここでバタフライストッパーをイジると、そこは地獄の入口です…南無)

しゃーん

ハンドル、元に戻しました。
やはり垂れていても遠いより近いほうが良い。

随分垂れてるな…

まぁ、このくらい許容しておきましょう

というわけで、タレ角可変ハンドルはお蔵入りしました(早っ)。
BMは、イジらない(改造しない)ほうが良いとよく聞きますが、ほんまそう思います。
ハンドルが遠いのだけは体を合わせようがないのでなんとかしたいですが…





RH975 ナイトスター 改造シートで350キロ走ってみた

 ナイトスターの改造シート、GWのロンツー前に長距離の様子を見たいので、金沢から敦賀まで下道日帰り往復してみた。行きは鶴来経由で山中を抜け、帰路海沿いをひたすら走る。だいたい350キロは走っただろうか。約8時間は座っていたのでどんなシートであれ尻の表面はまあチョコチョコ痛くなるの...