ヘルメットの話するなんて初めてかも…な位に、自分の中では話題に登らない。なんだろ、有って当たり前な存在なので。マイ・ファーストヘルメットは2002年からず〜っとAraiのSZ-RAM2、なんと今年23歳になります。これまで交換した補修パーツの価格で同じヘルメットもう一個買える位ですが、馴染んだ質の良い道具ってなかなか手放せません。
ただ2年前にナイトスター乗り出してからちょっと状況が変わってきた。なんというか流石にハーレーに合わんのですよね…快適性や防御性よりも、やはりもう少しライトな感じが欲しくなり、Arai Classic Airを調達…軽い!特徴的なところを紹介すると、
1.軽い(1,010grほんま軽い。尻突き上げられるハーレーでは重要、首が楽)
2.帽体が小さい(単に見た目の話だがハーレーではそこ重要)
3.目深に被る(目深にしか被れない…見た目の話だがハーレーではそこ重要)
これ、普通にジェッペル被りすると頭痛がしてきます。SZは目深には被らずヘルメット後部を襟足に押し当てる感じで、前は少し上げて被るのですが、Classicはヘルメットの前のカットが水平になる感じでかなり目深に被らないと頭へのあたりがへんてこです(この辺は内装全部引っ剥がして素頭で被るとよく分かると思います。頭がスッポリはまり込んだ場所探すと自然とそうなると思う)。想像ですけど、きっとこれはこのヘルメットのデザインコンセプトなのではと思う…要はスタイル優先ですね。
で、目下の悩みは帽体の小ささからくる頭痛なわけです。ちなみにこのヘルメット、MサイズとLサイズは帽体が同じシェルで内装の厚みを替えているだけ。いまMサイズなのですが1時間以上被っていると微妙に頭痛がしてくる(SZもサイズはMなのだが…)。オプションでLサイズ用内装も販売してあるようですが、在庫がない(入荷は来年春とな…)。いい値段する(5千円くらい)。
で、色々試行錯誤した結果、Mサイズでキツいときは後頭部の小さいパッド一個外して目深に被るといい感じになります。コケて地面にヘルメットをカチつけた時、10ミリのスポンジの有無がなに関係あんねん?ないない。それよか後頭部から10ミリ厚のクッションなくなるので、内装を10ミリから7ミリに替えたときの余裕(対向で6ミリ)よりも遥かに大きい余裕ができます。そもそもこのヘルメット、そもそもSZ系みたいに大きな帽体にソフトで肉厚のクッションがジワッと頭全体を包み込む様な装着感は全く望めないのでこんなもんでしょう(ちなみに自分のSZには10ミリ(TOP)と30ミリのサイド内装装着でMサイズで濃厚マッタリな包まれ感)。Classicは所詮クルーザー用の薄っぺらいちょっとガサツ感のあるヘルメットです(それが売り)。SZとこのClassic系はある意味双極。以前VZも一時期うちにあったのですがあれは最悪でしたね。SZ系のムードをClassic系の設計コンセプト(小さい帽体+薄いクッション)で実現したというある意味中途半端が過ぎるヘルメット。Araiが防御性、快適性を大きめ帽体と分厚い内装で実現していた古き良きSZを、小さい帽体、薄い内装で見た目重視に作っちゃったもんだから、SZとVZは全くの別物。なんかSZの中古が異常な価格で取引されてるみたいですがチョット分からなくもない。
ただ、Classicはハーレーに合いますよ。それとめちゃ軽い。これに慣れたらABSの重いメットもう被れない。
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