掛かりません。コックをひねるとプライマリーキャブのドレインからガソリンがジャバジャバ…まじ・・・?ガックリしてソソクサとキャブを外します。さてバラスかと思った時、ドレイン・スクリュー脇からガソリンがポタポタ、はぁ…
ドレイン・スクリューを締めていなかったのでした。情けない。ドレイン・スクリューを締め込み、キャブを取り付けます。キック、キック、キック…そんな簡単に掛かってはくれません。アクセル全開にしてガス抜いたり、プラグを外して乾かしたり。
何度も同じことを繰り返しているうちに、数回の初爆が。キックしているうちに数回ケッチンを喰らいました。ということは時々火は着いている。そろそろ来るかもです。キック、キック、キック…
掛かりました!
やり始めて3時間は経ったでしょうか。一度かかるとなんともあっけないものです。エンジンを止めても数回のキックで掛かります。オーバーホールしたキャブにきちんとガスが周り、清掃組み立て過程でいろいろ吹きかけた潤滑剤やらキャブクリーナーやらが飛んだのでしょうか。何度も始動、停止を繰り返し、安定して再始動可能なことを確認したので様子見に出かけることにしました。
今年はダラダラ寒くなったので紅葉があまり綺麗ではない
宮ケ瀬サンクスで昼食
秋山温泉から道志へ抜けます
富士山は真っ白
ここから右へ降りるとダートのはずなのですが、がけ崩れで閉鎖されていました、残念。
舗装林道でした
日が暮れるのが早い…
無事生還
途中エンストは信号待ち中に1回のみ発生。今回再始動困難は経験しませんでしたので、キャブ周りのオーバーホール、再調整は成功したのでしょう。
ちなみに、ジェット類はオリジナルのママ。プライマリーのジェットニードルは4段に入っていましたので、指定通り5段へ変更、セカンダリは指定通り1段に入っていましたのでそのまま。油面がどう見ても20ミリ以上になってる。低すぎます。指定通り18ミリにフロートを修正。パイロット戻し量は指定が1と1/8ですが、最終的に戻し量2と1/4になりました。
油面調整は結構シビア。フロートバルブにフロートのレバーが当たったところが測定位置です。キャブを逆さまにして測定しますとフロートバルブのスプリングが引っ込んでしまいますので、そうならない状態で測定します。サービスマニュアルではキャブボディを水平から15度持ち上げて(キャブ下側を上へ)測れとあります。
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