一番の理由は乗りやすさ。峠でどんだけ倒しても不安感が有りません(ステップは擦りませんが)。そしてウェットに結構強いです。ダメなときはスパッとは行かずに前後揃って外側へヌルヌル押し出されます。F6のパワーと相性よく感じます。さすがにタイトなコーナーでGが掛かっている時にパワーをかけるとリアがパワースライドを起こすことはありますが、ズルっと行くことはあまりなく、ヌルヌルっとリアが外へ流れます。
乗り方によって印象は随分変わると思いますが、私は低めのギアでエンジンはソコソコ回しながら乗ります。アクセル開度は控えめで回転数で稼ぐ乗り方をします。フロントブレーキは停車時以外はほとんど使いません。速度調節はエンブレとリアブレーキのみです(低めのギアで走りますのでシフトダウンもめったにしません)。簡単に言うと、前輪は操舵と停車用、速度調節は後輪のみという感じです。
いまいまの結論的には、シンコーE705はF6シングルにとても合っていると思います。次の交換時にも間違いなくE705を履くでしょう。どんなバイクにでも合うかどうかわかりませんが、F6シングルにお乗りであれば、間違いなくオススメできます。
タイヤ交換時
今日現在。
交換から約6ヶ月、だいたい8700キロほど走行しています。
フロント
フロントは減ったんだか減ってないんだか分からないくらいしか摩耗していません。この調子だと2万キロは楽に超えそうです。たしかにフロントタイヤのコンパウンドは固めです。偏摩耗も全く有りません。綺麗に減っています。
リア
リアは結構減った感があります。センターで残り4ミリほどでしょうか。最初8−9ミリ程ありましたので、坊主まで使えば1.5万キロは行くと思われますが坊主になるまで履くつもりは有りません。安牌を取って1万キロ超えたら交換という感じだと思います。偏摩耗というほどきつい癖は付いていませんが、ブロックタイヤ特有の段々は少し付いています。コンパウンドはロードタイヤなみに柔らかいです。
PS. ちなみにオンロードでのインプレです。オフは締まった土ダートならソコソコ走りますが、剣山スーパー林道の瓦礫ダートには全く刃が立ちませんでした。そういう向きはカルーとかを履いたほうが良いかもしれませんが、いかんせん200キロ近い車体で瓦礫の上を走るのは無謀だと先週思い知らされました…
ちなみにですが…
F6にこのタイヤ履いて130以上出す予定の人は、このタイヤ止めておいたほうがいいです。
120まではふつーに走れます。
130でフロントにウォブルが出始めます(左右に揺れる)。
140でやばい感じになります(激しく揺れる)。
片手だったらおそらく制御不能でコケます。
それ以上はどうなるか知りません。怖くてできません。
(エンジンは4500以降クローズドループ制御が切れてからトルクが盛り上がるのでマダマダ余力あります)
これまで何度もE705を履かせていますが、毎度同じ状況です。
(私は普段高速は法定速度で走りますので問題ないですが…)
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