先だってDaytonaのWireCommでヘッドセットを作成したわけですが、ほとんどリグ直結ですので無線機は繋がりましたがナビは聞けません。ということで、オーディオミキサー相当が要るわけですが、マイクまで考慮したオーディオミキサーはナカナカありません。ということで、WireComm本体を改造してみました。
リグ接続ケーブルはヤエスのCT-44という外付けマイクアダプターを改造して取り付けました。リグ側のジャックが特殊形状だからです。後々のトラブル防止のため、ここだけはCT-44を買ってきて改造したほうが良いです。
四国・九州12日間の旅で使い続けましたが、安定して動作してくれました。
うまく改造すればかなりコンパクトになります
回路構成的にはこんなかんじ
試行錯誤の結果、上記のような接続に落ち着きました。リグ接続側に小細工がイロイロ有ります。定数はリグがYASEUのFT-60の場合ですので、他のリグを使うときはSP出力をMICラインに繋ぎこむ時の抵抗値など調整してみてください。コンデンサー挟んでも良いかもしれません。リグのマイクラインにはコンデンサ入れないとおかしなことに成ります。
なお、Daytonaの場合WireCommは乾電池使うのですが、電源入れっぱなしで実力的に8日間使うことが出来ましたので、乾電池仕様のママのほうが良いかもしれません。車載電源利用をやると、なにせ音声ですのでノイズ対策でいろいろ苦労するかもしれません。乾電池はその点ラクです。唯一難点はいちいち電源切らないと成りませんので、強いてやるなら電源スイッチをACCパワー連動にするくらいですかね。
PS. ちなみにこのWireComm、3.5ミリ4極ジャックのピン配列がOMTP(無線機系配列)になっていますので、iPhoneに代表されるスマホ系の4極イヤホンなど(CTIA)とは、MICとGNDの位置が入れ替わっていますので要注意です。
- Left
- Right
- Mic
- Ground
- Left
- Right
- Ground
- Mic
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