元のキーでロックを、
外します
ここに秘密のホールが有ります。ピンなどを差し込んでキーシリンダーのロックピンを押します。このとき力は必要ありません。スプリングの力で飛び出しているロックピンをきちんと押仕込めればキーシリンダーは簡単に抜けます。
※ 予め言っておきますが、オリジナルのキーが無い時にこの手法を使っても、キーシリンダーを抜くことは絶対にできません。あくまでオリジナルキーを持っているという事が前提です。
ロックピンをうまく押すことができれば、難なくキーシリンダーが持ち上がります。
キーシリンダー
じつは、7番目のピンは、キーシリンダーのロックピンになっています
先ほどの秘密のホールからこいつをきちんと押せれば、キーシリンダーは外れます
キーを抜きますと、こういう状態になります。
キー部品が抜けます
一番右側(7番)がキーシリンダーのロックピン
念のため、どこに何番が刺さっていたかメモっておいたほうが吉
(失敗しない限りもとに戻すことはないと思いますが…)
キーを全部抜きますとこんな感じ
キーピンを押し出すために、中に小さなスプリングが中にはいっていますので、これを飛ばさないように気をつけます
新しいキーに合わせて、並べ替えて差し込みます
(キーピンは1〜3の3種類しかありませんので、変更したいキーの形をよ~く眺めていればどこが何番か分かるかもしれません)
差し込み終わったら、キーピンを指で押さえて
新しく合わせた方のキーを差し込みます
番号合わせが正しくできていれば、指を離してもキーピンがすべて一列に並んでいるはずです。この状態でどこかが飛び出していたらキーピンの並びが間違っています。(右側で一つ飛び出しているのはキーシリンダーのロックピンですのでこれは引っ込みません)。
あとは、キーが刺さったままのキーシリンダーをパニアのキーシリンダーホールへ戻せばおしまいです(ロックピンは、キーシリンダーを少し差し込んでから反時計方向へ90°回しますとキーホールの外壁によって押し込まれる仕組みになっていますので、ロックピンが引っ込んだら奥まで差し込めばロックされます)
ちなみに、メインキーがコピーキーの場合、オリジナルキーよりも精度が落ちていますので、パニアキーのアンロックが渋くなることがあります。どうやらバイク側のメインキーシリンダーよりもパニアキーシリンダーの方がキッチリ出来ているようです(自分のはアンロックにちょっとコツが要るようになってしまいました)
でも、ワンキー化されたことのほうが嬉しいかな。ジャラジャラ言うキーホルダーから一つキーが消えたわけですから。
はじめまして、2003年からの1100S乗りです。このたびやっとパニアケースを入手し、ブログを拝見してキーシリンダの共通化させていただきました。分かり易い説明で大変助かりました。有難うございます。
返信削除はじめまして、2003年からの1100S乗りです。このたびやっとパニアケースを入手し、ブログを拝見してキーシリンダの共通化させていただきました。分かり易い説明で大変助かりました。有難うございます。
返信削除元機関長様、稚拙なブログで恐縮です。お役に立てて光栄です。
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