ステム装着
ステムはトップチューブ上部からラウンドナットで固定されています。仕様では、65N(訂正:25N/mです)で締めあげたあとに60度戻せということになっていますが、今回は個人的経験を優先して手を使って感で締め上げます。どうせしばらくしたら、一度緩めて再度締め上げますから、問題ありません。テーパーローラーですのでキツすぎのほうが怖いです。
(というか、テーパーローラーベアリング、一瞬とはいえ65N/m25N/mという強大トルクで締めあげて大丈夫なん?65N/mって結構に凄いトルクです。個人的にはこの方法あまり信じていません。過去そんな方法でステムベアリングをセットするのは聞いたことがありません。最後に150N/mでロックナットを締め上げるあのR1100RSのファイナルドライブ、ピボットベアリングですら締付けトルクは7N/mです)
トップブリッジ装着
フロントフォーク装着
だいぶバイクらしい格好になりました…が、タイヤがありません
こんばんは。「F650 ステム」で検索したらこちらにたどり着きました。
返信削除私も2004年式のF650を購入しましたが、全く同じ症状が出たのでこちらを参考にさせていただきました。感謝いたします。
一つ質問なのですが、ステムナットのトルク管理は大切だとおもうのですが、こちらの記事では手で締め上げたとあります。これは工具を使って手で締めたのでしょうか?文字通り手で締めたのでしょうか?
そこだけがどうしてもわからなかったので教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
こちらのブログ、わたしにとって参考になる記事ばかりです。定期的に遊びにきます。よろしくお願いします。
初めまして。
削除お役に立てるなんて光栄です。よく見たらマニュアルではラウンドナットは25N/m(戻し60°)とありました。あとで訂正しておきます。私は本当に手で締めました。25N/mで締めて60°戻すというのはガタ取りの意味だと理解しています。おそらく25N/mで締めて60°戻すとステムはユルユルだと思います。この辺は過去のバイクの修理経験からそうしました。この手のベアリング、トルクかけて締めておくのはあまり見たこと有りません。テーパーローラーなので25Nもかけたら食い込んでしまいます。きちんとレースが打ち込んであるなら隙間なく閉まっている程度で十分だと思っています。私は指で強めに回してカクっと止まった辺りで閉めるのをやめています(過去の修理経験より)。この辺りは自己判断でやっていますので、時々バラして(フォークやハンドルなど)を抜いて三叉だけにし、ガタをチェックしています。作業してからかれこれ3万キロほど走りましたが今のところ引っ掛かりやガタは出ていません。
心配でしたら25N/mのトルクを掛けて60°戻すのがマニュアル通りですが、専用工具でもないとトルク測定が難しいです。どうしてもトルクを図りたい時は(25N/mであれば)工具に1m程の棒をかけてバネばかりで先端を2.5キロほどの張力で引っ張るとよろしいかと思います。それから60°戻されてはいかがでしょうか。
HPにEU版の手持ちのF650GSサービスマニュアル(ツインスパーク前のもの)を貼っておきました。参考になさって下さい。
さっそくの返信ありがとうございます。F650GSだけでなくいろいろなバイクのwebページを見ましたが、国産だと一回3kgf~3.8kgfで締め、0.7kgfで締め直すとかいろいろあるようですね。(ありすぎて書ききれないくらい)結局はこれ!というのはなく、ガタが無くなってしっくりくるまで調整する人が大半のようでした。F650gsもフックレンチで締められるようにすれば良かったのにとおもいます。
削除何かいい工具ってないの?とおもって散々調べたらこんなのがありました。高いですが。http://advrider.com/index.php?threads/f650gs-dakar-g650gs-steering-head-bearing-tool.626265/
先のコメントを書いた後に思い出したのですが、手元に前愛車のジェベル250XC(DR250R)のサービスマニュアルがあったので調べたら50n・mで締め、5~6回左右に切ってなじませ1/4~1/2戻すとなっていました。結構なトルクだとおもいます。
私もとりあえずは手で締めて様子を見ようかとおもいます。
ありがとうございます。サービスマニュアルもありがとうございます。助かります。