土曜日

RH975 初期型ハンドルのリコール(RH975Sではない…)

知ってる人は知ってる、初期型ナイトスターRH975 にハンドルの溶接強度不足でリコールが有った話。日本ではどう処理されたのかよく知らないですが、海外、特にUSでは消費者保護の観点で、必ず政府関係サイトに全てのリーコール情報ドキュメントが掲載されます。事故発生で発覚したのではないらしいが、実際すっぽ抜けたという複数の報告が上がったらしいデス。


というのがGovサイトに掲載されています。
もう2年近く前の話ですね
ググればすぐ当たるので探してみてください。

要は、


部品ベンダーのチョンボで、
ハンドルバー(P/N 55801154)
の、溶接部分が外れてすっぽ抜ける。

んで、それらは、2021/8/24〜2022/8/18
の間に製造したRH975に搭載されている。
危ないからさっさと交換してね…と。
ほぼ全部か…?

他、


・部品は無償提供、
・HDが費用持つよ。
・作業手順の学習時間として0.1H、
・適切な作業時間(0.6H?)

は、それぞれの持ってるシステムでエントリしてね。
とも(ここはユーザーには関係ないか…)


全世界向けの2022モデルのRH975が対象…
(スペシャルはハンドル型番も時期も違ってこれは対象外)

全市場対象…(つまり日本も対象ですね)



これをこれに換えなさいと…

で、


もし倉庫に、古いパーツ在庫
(ハンドル端に青いマーキングがない奴)
があったら入れ替えろ。


要は、ハンドル端にブルードットがないやつは
使っちゃならんというお達しです。
対策品はブルードットが付いています。



部品返却
外したパーツはFRリクエストした日、
もしくは工場返却を申請した日から
60日間保管しろ。
60日経過したら、破壊して廃棄せよ。

つまり、未対策品は市場に出回ってはいけないということです。
オクに色々古いの出てますが、
あえてハンドル端の写真を載せているのは、
”隠してないよ”のジェスチャーで、
事故起きたときのために
免責したつもりなのでしょう。
(裁判では通らないと思いますけど…)

ちなみにですが、
溶接部分、よく見れば全然違います。




おそらく昔は数ポイントのスポット溶接だけだった感じ(上)。
もしそうなら溶接に亀裂入ってスッポ抜けてもおかしくない印象。
新しいのは、接合部分の外周にロウを回して溶接してあります(下)。

ちなみに、日本の国土交通省からのお達し
その1


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