F6のスロットル調整、いろいろいじってきましたが、調整というかキャリブレーションってどうなんだろう。一部のWEB情報では、きちんとリセットしないとアカンと書いてある。そんなわけで、GS-911がほしいなと思う今日このごろです。もしかしたらいろいろ都市伝説が出回っているかもしれない…GS-911があれば、強制的に設定値をリセットできる。もしそれで結果がうまくなかったらO2センサー出力をちょろまかす方法をチャレンジして見る予定。巷では電圧をどうのこうのっていうのが多いですが、思うにON-Offのデューティーだと思うんです。O2センサー出力電圧はセンサー温度次第で変わりますので、メーカーはそんなことは前から知っていて、電圧なんか見ていないはず。クローズドループを活かしたまま、Onになるタイミングを遅く、Offになるタイミングはそのままに…という制御をしてやればよいのかな。O2センサー電圧を一旦コンパレーターでデジタル化し、タイマーでONを遅延させる(簡単なクロックでカウンターを叩けばいいかな)。デジタイズしたセンサー信号は、カウンターのリセット端子にでも突っ込んでおけばいいかな。ちなみに、国内には自動車用にそういうことをやっている後付アタッチメントが一個だけ存在するみたいです。でも高い(18000円もする)ので、工作で作ればいいかなぁという感じ。
一般的にですが、ナローバンドO2センサーによるFB制御は、センサーLo(≒リーン)の時は、徐々にインジェクターオンタイムを増加させ、センサーHi(≒リッチ)を検出するとインジェクターのオンタイムを徐々に減らしてゆく。そしてまたセンサーLo(リーン)を検知するとインジェクターオンタイム増加…というサイクルを繰り返すみたいです。
ですので、リッチ検出までのタイミングを遅らせると、制御側はたくさんのGASを送り込もうとします。リッチ検出で供給GAS減量を始めますが、ここは正直にリーンになるタイミングを知らせます。
FB制御はどうやら、リッチタイムとリーンタイムがある一定の比になるようにFBを行うらしい。
ということは、やっぱりリーンの時間を長く見せかけて、制御を騙すほうが正解なのかな…