月曜日

アンチシーズ(BMW指定品)、これです

アンチシーズ、国内では焼き付き防止剤とか、カジリ防止グリスとか言われていますが、いずれも正解そのとおりです。しょっちゅうバラすヒトは整備にこれきちんと使ったほうがよろしいようです(別にBMWでなくても構いませんが)。

こういう代物

Optimoly TAPaste 95805、BMW指定品。MotoBinsで購入しました(国内で売っているのは見たことない)。

中身はギンギラギンのペーストです

どういうところに使うかといいますと、エキパイとヘッドの結合ボルト、エキパイとサイレンサーの結合バンド締結ボルト、スパークプラグ、アクスルナット(F系)、ドライブシャフトのスプライン、乾式クラッチのスプラインなどに使います。もう3年ほど使っていますが一向に減りません。一缶で一生モノかもです。カッパーグリスの代わりにブレーキパッド裏に塗るヒトも居るようです(もったいない…)。

使うならバイクが新しいうちに早く使ったほうがいいです。ネジが錆びついたり焼き付いたりカジッたりする前に。特にエキパイ用スタッドボルトは焼付き、ねじ切りの代表格ですので絶対に塗ったほうがよろしいかと(このグリス、排気温度くらいでは焦げません)。
ただグリス指定でない部分にやたら使ってはいけません。スイングアームやファイナルドライブのピボットなどは結構な大トルクをかけますけど、そこは脱脂後にロックタイト指定です。

また、かなり薄い塗膜で下地をしっかり隠しますので錆びたネジの頭とかに塗っておくと見た目だけのなんちゃってアンチエージングにも使えます。見違えるほど新しく見えます。私はネジ頭のサビ進行防止を兼ねて積極的に塗ってます。拭き取らなければ1年くらい平気で防錆効果があります。

ただこのグリス、ねじ山に使うと締めれば締めるほどヌルヌル締まりますので、きちんとトルクレンチ使わないとねじ切るリスクが高いです。感で締めないほうがいいと思います。

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