バッテリーオフ
とりあえず、マイナス端子を外し、キーをパーキング(ポジションランプオンの位置)にしたまま一晩放置します(プラスとマイナスが、テールランプのフィラメント通じてレアショート状態になるので、コンピュータ内のキャパシタ等、放電が加速されると想像。もしかしたら単なる気休めかもしれませんが…)。
まるでキカイダー
あ、歳がバレるようなことを書いてしまいました。
房総一周します
明らかにフィーリングがこれまでと違います。こんなに素直なエンジンだったっけ?と思う程に変わりました。シリンダ〜打音(シリンダ内爆発音)も明らかに違います(静か)ので、いい感じで燃焼するようになったんじゃないでしょうか。
相浜漁港にて、その日丼を食す
ネタは日替わりです。今日は主にホタテとアワビでした。ん〜美味しい!
いつもの相浜亭
で、一通りの初期化後のフィーリングですが、まあこれがオリジナルの設計状態だったのかなと思えるほどシャッキリしました。一番の効果はノッキングが激減したことです。さすがに5段で2000辺まで来ると苦しい感じですが、4段までであれば一応2000回転が使えますし、5段も2500回転辺りから有効に使えます。
それと、これはおそらくプラグを変えた効果だと思いますが、ハイギア登り坂でアクセルをワイドオープンしてもカリカリ音がかなり出にくくなりました。まともなプラグを得てツインスパークが本来の仕事をしたせいだと思います。ツインスパークにお乗りで、エンジンフィールに疑問を感じている方は、
1.プラグ交換
2.コンピューターリセット
3.TPSキャリブレ
4.IACキャリブレ
をやってみてください。機械的にまともなエンジンであれば、恐らく劇的にフィーリングが改善します。エンジン始動時にスロットルを煽るのダメっぽいです。始動は人差し指である程度乗り込んだ状態なら煽ってもあまり影響有りませんが、コンピューターリセットして間もない時(おそらくコンピューターが自己学習中)にこれをやるとしばらくアクセルの付きやらアイドリングやらがおかしくなります(経験済み)。長い目で見ればいずれノミナルな状態に均されると思いますが…
で、イマサラながらツインスパークなんでつか?を調べてみました。Virgin BMWにこんな記載がありました(イラストからすると水平対向のツインスパークっぽいですが、コンセプトは同じかな…?)
【 近年の環境規制に車輌を対応させるため、シリンダー内で2本のプラグから火花が散らせ、燃焼効率が上がっています。混合気はシングルよりも綺麗に燃焼し、クリーンな排気ガスが排出されるのです。現在、世界中で環境規制が厳しくなっている中、オートバイの世界では水冷が主流になりつつあります。しかし、独特のフィーリングを持つ空油冷のRシリーズで世界の環境規制に対応するため、BMWはツインスパークイグニッションを採用しました。環境問題にはいつも率先して取り組むBMWならではのシステムがこの「ツインスパーク」イグニッションといえます。
ちなみに、ツインスパークのメカニズムをご紹介しておきましょう。まず、混合気への点火は、最適化されたツインスパークイグニッション・システムにより行われ、ペンシルタイプのイグニッションコイルで点火されます。スロットル開度が80%から全開までの間になると『セカンダリースパークプラグ』の点火時期が、上死点後60度まで遅くなります。この位相のずれは特性マップに基づいて、パーシャル(スロットルを一定にした状態)からフルスロットルまで連続的に調整されます。ツインスパークイグニッション・システムの不利な面が現れないように制御されているのです。
また、この措置は、高回転時のノッキングの原因となる火炎の形成も防ぎます。点火時期を遅らせると、確実に混合気を燃焼させることができ、プライマリースパークプラグにミスファイアが発生したときに有効です。つまり未燃焼混合気が触媒コンバーターまで到達してダメージを与える心配がありません。
監修/ モトラッド 高橋 覚 】
ほー、なるへそ。プラグ交換でスロットルワイドオープン時のノックがかなり減った(いや、明らかに減った)のは、気のせいではなかった感じ。ツインスパーク機は、マメにプラグ替えるとか、イグニッション周りはきちんとメンテしたほうがよさげです。
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