作業には外装カバーとエアクリBOXを外す必要があります。結構にめんどいです。ダイレクトイグニッションなのでプラグコードの頭がデカく、オマケに狭いところに2本と、とにかく作業しにくいのなんの。自分で出来ても二度とやりたくないと思うほど面倒です。
一番神経を使うのは奥側のプラグ、周りに砂などが堆積している場合(位置的にかなりゴミがたまりやすい)、ヘタに外しますとゴミがシリンダー内に落ちます。砂ならまだいいほう。小石など落としたら目もアテられません。プラグを外す前にチェックし、ゴミが溜まっているようであればブラシなどでこすった後、エアコンプレッサーで吹くなどが必要でしょう。
コンプレッサーがない場合、手前側のプラグを外す前であれば、プラグコードを外した後に一度ブラシでプラグ周りをゴシゴシし、堆積した砂などを浮かせて洗い流してから作業した方がいいです。DIYするならこの辺の作業は手抜きしないほうがいいです。
指定プラグはNGKのDR8EB
ツインスパークですので2本必要。DR8EAでも良いのですがターミナル形状が異なります。その場合はターミナルアダプターが必要になります。
綺麗といえば綺麗
カブったり煤けていないという意味です。クローズドループですので普通はそうはなりません。カブっていたり煤けていたら、何か調整がおかしいです。
電極は完全に逝かれています
角という角が全てなくなっています。ヘタすると新車時から変えられていないのかもしれません。
で、新品に変えてみました。至極快調です。エンジンが焼けてきてもへんなノッキングが出にくくなりました。トップギアで2000で(かろうじて)走れる!ただし、アイドルエアコントロールバルブの清掃やTPSキャリブレーションなどをいっぺんにやったので、プラグだけの効果ではないと思われます。兎に角快調ならなんでもいいや。
F650GSシングル(ツインスパーク)のプラグ交換に必要な工具一式
手前(外側)がセカンダリ
奥がプライマリ
F6ツインスパークのプラグ交換は基本的にエアクリBOXをどかして上から作業します。プラグは締付トルクは20N.mですのでトルクレンチ入ります。できればプラグを取りつけるときはねじ山にはアンチシーズを塗ったほうが良いです。次に作業するときの作業性が全然違います。プラグコードはツイストロックになっているので回してから引き抜くのですが、手で引っ張って抜けるほど簡単じゃありません。マニュアルでは15ミリのオープンエンドスパナで押し出せって書いてありますがそんな簡単には行かないでしょう。恐らくマイナスドライバーが必要になります。
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