金曜日

BMW F650GS リアブレーキローター交換

正月二日目、流石に暇を持て余してきました。昨日届いたリアのブレーキローターでも交換してみます。

まずはマッドフラップを取り外します

リアホイールを外します

リアスプロケットは足の上に落とすと危ないので、ホイルを抜く前にササッと避けます

ローター固定ボルトをバーナーで炙りロックタイトを焼き切ります

固い時はムリクリ回さないほうが良いです。このボルトの締付けトルクは9N/mなので本来固いはずはないのです。実際めちゃ固く締まっていたらそれはロックタイトのせいです。簡単に外れるなら手で回すのも良いですが、固いなと感じたらバーナーでロックタイトを焼ききったほうが良いです。さもないとボルトが折れることがあります。

綺麗に外れました

一応キャリパー側もチェック、パッドを外しました

ブレーキペダルを数回踏むと、ピストンが出てきます

指で押し戻します。これを数回繰り返します(ピストンの揉み出し)

一番押し込んだ状態で止めておきます(さもないとあとでローターが入らなくなります)

パッド裏にブレーキグリスを湿布して元通り組み上げます


ボルトの清掃

外したボルトは再利用しますので清掃します。もう一度バーナーでねじ山部を炙りロックタイトを完全に焼ききり、ナットを通してスムースに回るまで数回スレッドのカス取りをします。

ハブ側清掃

ハブの雌ねじ側もバーナーで中を炙り、こちらもボルトを数回通してスレッドの清掃をします。

ロックタイト互換品

新旧比較

古い方は恐らく4ミリ程度まで薄くなっています(使用限界4.5ミリ)

ボルトにチョビっとゆるみ止めを湿布

きちんと9N/mで締めます

マニュアルには、9N/m with clean threadと書いてあります。外したボルトのねじ山に古いロックタイトかすを残していると、きちんと9N/mでボルトが締まらないはずです(カスを残しているとそれ以上に固いので)。このバイク、前後ともローターがフローティングになっていませんので、弱いトルクで締結することによって熱によるローターの歪みを逃がしているのではないかと思われます。締結トルクは弱いのですので、緩み止めにロックタイトという設計なのでしょう。

パッドが完全にローターを捉えるまでブレーキペダルを数回踏み込みます

パッドがオモテウラ共に平行にローターへ当たっていることを確認

カ・ン・セ・イ




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