まずはマッドフラップを取り外します
リアホイールを外します
リアスプロケットは足の上に落とすと危ないので、ホイルを抜く前にササッと避けます
ローター固定ボルトをバーナーで炙りロックタイトを焼き切ります
固い時はムリクリ回さないほうが良いです。このボルトの締付けトルクは9N/mなので本来固いはずはないのです。実際めちゃ固く締まっていたらそれはロックタイトのせいです。簡単に外れるなら手で回すのも良いですが、固いなと感じたらバーナーでロックタイトを焼ききったほうが良いです。さもないとボルトが折れることがあります。
綺麗に外れました
一応キャリパー側もチェック、パッドを外しました
ブレーキペダルを数回踏むと、ピストンが出てきます
指で押し戻します。これを数回繰り返します(ピストンの揉み出し)
一番押し込んだ状態で止めておきます(さもないとあとでローターが入らなくなります)
パッド裏にブレーキグリスを湿布して元通り組み上げます
ボルトの清掃
外したボルトは再利用しますので清掃します。もう一度バーナーでねじ山部を炙りロックタイトを完全に焼ききり、ナットを通してスムースに回るまで数回スレッドのカス取りをします。
ハブ側清掃
ハブの雌ねじ側もバーナーで中を炙り、こちらもボルトを数回通してスレッドの清掃をします。
ロックタイト互換品
新旧比較
古い方は恐らく4ミリ程度まで薄くなっています(使用限界4.5ミリ)
ボルトにチョビっとゆるみ止めを湿布
きちんと9N/mで締めます
マニュアルには、9N/m with clean threadと書いてあります。外したボルトのねじ山に古いロックタイトかすを残していると、きちんと9N/mでボルトが締まらないはずです(カスを残しているとそれ以上に固いので)。このバイク、前後ともローターがフローティングになっていませんので、弱いトルクで締結することによって熱によるローターの歪みを逃がしているのではないかと思われます。締結トルクは弱いのですので、緩み止めにロックタイトという設計なのでしょう。
パッドが完全にローターを捉えるまでブレーキペダルを数回踏み込みます
パッドがオモテウラ共に平行にローターへ当たっていることを確認
カ・ン・セ・イ
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