日曜日

NC750X DCT バルブクリアランス

 バルブクリアランスをチェックしてみた。

> 基準値下限に対して+0.02mm…何もする必要はなかったが、下限に再設定してオシマイ。

# たぶんこれ一度も開けたこと無いエンジンに見えたけど、3万キロ弱走って、下限値+0.02mmって、ホンダエンジンどんだけ優秀なんだ…ロングストローク・低回転。トルクエンジンのなせる技?BMエンジンでもここまで安定しているのは見たことないな。


アンダーカバーは外して

ラジエターキャップは外しておいて

このパイプ抜きます

冷却水抜きます

ドレンパイプ外します

ここも外します

上部の固定ボルト抜きます

*左側だけボルト止め。右側はゴムのグロメットに差し込んであるので
後ほど左側でスライドさせてグロメットから抜きます。

ここも外します

ラジエターを下部から支えているサポートを外します。

ぽん

いえいえ、そんなに簡単ではありません。
ボルト、パイプ類を全部外してもラジエターは陥落しません。
ラジエターファンモーターのコネクター
ブローバイオイルの排出パイプ
などなどがラジエターにひっついています。

ラジエターファンモーターのコネクタ

奥にブローバイガスのオイル排出パイプが見える。

陥落

もうパズルですわ。
もう一本手が欲しくなる。

ヘッドカバー

ラジエターどかせばあっけなく登場します。
なれたら、ある意味素晴らしい整備性かもです。
(ただし毎度クーラント代はかかる)
左上のブローバイガス排出パイプを外すの忘れずに。
(結構外しにくい)

ボルト3本外すとあっけなく外れます

びっくりするほどきれい

すんごいデザインですな。
カムはロッカーアームホルダーの下に居ます。
背を低くしようなんて言う発想は全く無かったらしい。

カムタイミングチェック用のカバー外す

14ミリ

で、バルブクリアランスを測定して調整するわけですが、
こっから先は手が油まみれになったので写真がない…

クリアランスのチェックと調整は、
一般的手法とは別に何も変わった事はないので割愛。
フツーにやればいいです。

特有なのはTDCの出し方でしょうか。

1.エンジン左のクランクセンターカバー(10mmHEX)と、
2.タイミングチェックホール(6mmHEX)のカバーを外します。
3.プラグ外しときます(圧縮かかってクランク回しにくいので)
4.クランクをエンジン左から見て反時計回りに回し、タイミングチェックホールにTマークを出します。
(想像だけど、このエンジン270度クランクのハズなので、位相は90度ずれている…ってことは、圧縮上死点マークは二箇所あるはず…んでどっちなんだ?)

こういうことらしいです

シリンダー左右、どっちが1でどっちが2だか失念しましたが、
Tマークを出しますマーク合わせたときに、
インレット側バルブに遊びがある方がそれです。
反対側はカムに押されていて微動だにしない。

調整値(NC750X)

# 700とは若干異なるようです。

イリジウムのプラグ

きれいなもんだ、何もすることはありません。
一応ギャップだけは測りました。1.0mmです。

クーラント全部抜く

シリンダー下にドレンプラグがあります。

リザーバータンクも全部抜く

あん?ワッシャーが張り付いている…

全部抜いたところで、ドレンプラグ、
リザーバータンクなどを元に戻します。
ラジエターも元通り取り付けます。
ラジエタキャップのところからタプタプと
クーラント注ぎます。
キャップしてエンジン暖気。

キャップしないで暖気すると、溢れてきます。

少なくとも、サーモが開くまでは暖気。
キャップ開けて減った分補給。
もう一回エンジン回す。
キャップ開けてクーラント確認。
減ってたら補給、減ってなかったらキャップして、
キャップロックのビス打ち込む。
リザーバータンクにUPPERラインまでクーラント補給。

で、出来上がり。
クーラントあちこちに飛び散っていると思うので、
軽く洗車したほうが良いかな。
で、洗車すると走りたくなるのがライダー…
ということで、

家の裏ぶらつく。

そろそろ収穫だ…
部落のあちらこちらから、子どもたちが
収穫祭(秋祭り)のお囃子を練習する太鼓の音が
ドンドコドンドコ聞こえてきます。
のどかだ、、、

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