ザクっと下からフォークを抜く
まぁ機能的に不具合はないのですが、兎に角汚い
フォークオイルはこいつを代用
テレレバーのフォークにはダンパーの役目は全く有りませんので、何番突っ込もうが関係ありません。冬場を考えると薄手のほうがいいかもしれません。
ダンパー機構はAアームの根元近くについているショックアブソーバーが全て引き受けているので、アームの先っちょのフリクションは少なければ少ないほどいいです。
極端な話、安いジャッキオイルでもいいかもです。
ペットに500mlほど入れ、
フォークに注ぎます
ちなみに規定量は500mlでは有りません。これより僅かに多いです。
でもそんなの実際関係ないです。数十ml足りないからといってもう一本フォークオイル買ってこれるお大臣な人はきちんと規定量入れるのがいいと思います。
貧乏人はオウンリスクでこれで我慢?します。
もう一回言いますが、テレレバーのフォークはサスペンションでは有りません。
ただの棒です。ねじれなければOK、スライドすればOK。
新しいダストシールをかぶせ
車体に取り付ければできあがり
ちなみにですが、フォークスライダーブリッジ(Aアームが付いている部分)とフォークスライダーの固定ボルトはユルユルにしておき、フロントホイールアクスルを仮締めした後に規定トルク(22Nmだったかな)で締め付けます。フォークスライダーの平行度をきちんと出すためです。テキトーにやると左右のフォーク平行度が出ず、樽型になったり鼓型になったりしてオイルシールに負荷がかかり、やっちまう可能性があります。どういうことかは、頭ん中でシミュレーションしてみてください。
締付の順番は、
➀フロントアクスルシャフト、下
➁インナートップブリッジの固定、上
➂フォークスライダーブリッジ、中
…です。
そうそう、RSの場合インナー上部にエアボルトがあります。
すべて組み終わったらセンタースタンドを立てて、このエアボルトを一度緩めて圧縮された内部エアを抜きます。しつこいですが、フォークはサスペンションではないので加圧してもただのスプリングになるだけで意味無いです。加圧したままだとオイルシールに常時高い内圧をかけてしまうので良い事ないです。仕様的には内圧は0〜0.2kg/cm3だったような…
今回、ABSセンサーも新しい物に取り替えます
新しいと言っても、あたらし目のK1200RSからの取り外しモノなんですが、部品番号一緒ですから別に構いません。
ABSセンサー先端とABSリングの隙間は0.45〜0.55mmです。
シクネスゲージで隙間を図り、過不足あればSIMで調整します。
ABSセンサー固定ネジはロックタイトします。
とりあえず、出来た(のかな?)
だいぶ見てくれは新しい感じになりました。
ココでとても重要な作業は、ABSセンサーハーネスの固定(養生)です。兎に角ハーネスが遊んでもホイールなどに絶対当たらないこと。またハンドルを左右に切っても絶対にハーネスにストレスがかからないこと。ここらはバラス前にハーネスがどこにどういうふうに付いていたか(固定されていたか)、よく覚えておく必要があります。
近頃なんだかんだと大物小物の部品を取り替えているので、当初の部品がだいぶ少なくなってきました。入手当時の部品でまだ残っているのは外装、ホイール、フレーム、ハーネス、メーター位なんじゃないか…そろそろ、取り外した部品でもう一台RSが組めそうです。
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