土曜日

秋晴れ

先週、念願の完全オープンループ化を果たしたわけですが、残念ながら試乗は途中から雨に降られ退散。今週は晴れましたのでリベンジです。

海ほたるへ着けば、同じことを考えているバイク乗りがわんさかいます。こんな日に乗らないなんて無理ですよね。

あっという間の千葉で、本当にアクアライン様々です。セブンカフェで一服。
 
養老渓谷あたりも紅葉が始まりました。だんだん車の量が増えてきています。
最近あまり人気の無い養老渓谷ですが、この時期だけは渋滞します。
 
千葉最南端へ来ました。11月だというのにポカポカしています。


 
先週試乗した際は、TPS電圧を規定(0.375V)にしていたのですが、どうやらそれではガスが濃いようでした。今日は中高速レンジを薄め(0.345V)にしています。東京湾トンネルでアクセルを全開にしてみましたがバックミラーに煙は写りません。ここらがちょうどよい気がします。
 

月曜日

R1100RS、オープンループ・チャレンジ再び

週末はあいにくの天気、今にも泣き出しそう。こんな日にやることはひとつだけ・・バイクいじり。

過去になんどか燃調のオープンループ化にトライしましたが、COポテンショメータのコネクターが見当たりませんでしたので、結局お蔵入りになっていました。これ無しでは片手落ちでCCPを外すと排ガスが臭くてかないません。サージは消えますが、低速時のドライバビリティもかなり悪いです。で、ガレージで以前から気になっていたCo ポテンショメーターのコネクター探しをしていました。いままで何度も探したつもりでしたが・・・

あったー!!!

ついに見つけました、3端子の空きコネクター。Co ポテンショメーター(≒アイドルレギュレータ)のコネクターです。長いことこれを探していました。O2センサー+触媒機には不要のこのコネクターですがR11がクローズドループ制御機になっても残してあるんです・・あるはずなんですが、あらゆる資料を見てもこのコネクターがあることになっているのですが・・なぜか長い間見つけることが出来ませんでした・・が、ついに発見。それは誕生以来16年間もフューズBoxの下の奥深くにひっそりと眠っていたのでした。

カチッ、完了。

O2センサー仕様機であっても、それらの補器を取り付けるものは最初っから備わっています。Co ポテンショメーター(アイドルレギュレーター)は以前にヤフオクでK100用(品番同じ。古めのVW‐GOLFのでも良い)の中古をお安く落としてありました。

当然ながら同時にマフラーも、来たるべきこの日の為にこれまたヤフオクでお安くゲッチュしてあった触媒なし(≒O2センサーも無し)へ換装しました。O2センサーはどうでもいいのですが、これからオープンループ化で燃調をリッチな方へ振りますので太鼓の中にいる触媒の加熱のほうが心配です。

O2センサー付きマフラーの太皷の中にはこういうのがいるんです


こっちのほうが大変です。
奥が触媒付き、手前が触媒無し

マフラー交換はO2センサー配線が面倒です。タンクを下ろせば元からO2センサーコネクターは外せます。横着してマフラー装着状態でO2センサーをグリグリ回してはいけません。ヘタすると配線が死んでしまいます(O2センサー、高価です)。今回は、以前O2センサーを交換した際に配線をブッツリやって間にコネクターが入れてあったのでそこで外しました。

CCP オフ

補器の実装を変更したら、フューズBOX内にあるCCPプラグを外してオープンループ・モードへの移行をモトロニックへ教えてやります。引きぬいた状態でオープンループです。無くさないように、Box内に横にして寝ころがしておけばよいです。なお何かにつけいじった後は必ず5番のフューズを引き抜きモトロニックを初期化します。右下から数えて5番めのフューズを5秒ほど抜けばOK。

Co ポテンショメータ調整ですが、正しくはCOテスターを使い、CO濃度 1.5%、+/- 0.5%の範囲へ調整するのですがそんな高価な測定機材は持ちあわせません。ざっくりしたやり方(WEBによれば、デフォルトはCo ポテンショメータ単体で1~2番端子間抵抗値を750Ωに設定)でとりあえずお茶を濁します。

COポテンショメーターは空燃比オープン制御時にアイドル~3000rpm辺りまでの空燃比を設定するものです。高速側には効きませんが、アイドル~中速レンジのレスポンスと燃料消費に関係します。高速側のレスポンスにはTPSの設定が効きますが、経験的には低中速=濃い目、中高速=薄めのほうが、ドライバビリティが良い気がします(感覚的ですが)。TPSは0.35~0.4vの間で設定します。デフォルトは0.375v辺りですが前回にすると黒い煙を吐きますので、0.35ギリギリにしました。それでも全開時には微かに薄黒い煙を吐きます。正しくは、診断ツールを突っ込んで設定します(これは後ほどトライ)。

エンジンを始動し暖気後に左(TPS側)エアパイロットスクリュを規定(1+1/4戻し)にし、負圧バランスを取ると、アイドルは1000rpm辺りで安定しています。クローズドループの時は暖気後もたまにパフパフ言って息つきっぽい挙動をしていましたが、そういうのが全くありません。さすがオープンループです。

そこまでやると、そのドライバビリティ変化を試さずには居られません。天気は今にも泣き出しそうですが居ても立っても居られません。東京湾を渡って千葉へ突入・・

やっぱり空は泣きだした・・

で、肝心のドライバビリティはというと、TPS周りの細かいセッティング、CO濃度調整は必要ですが、エンジンの動きがスロットルと同期しているのがよくわかります。良くも悪くも開けたら開けただけバタフライが開いてインジェクターが燃料を吐く・・という感じが伝わってきます。油温やら吸気温で燃調に多少バイアスはかかるものの、O2センサーによるダイナミックなフィードバック制御が不在なため、ダイレクト感が強くなります。この状態がR1100RS誕生時のオリジナル状態なんですね。だいぶR100へ近づいた感じがしますし、この先弄る楽しみが増えました(でも、燃料計の下がりは明らかに早くなりました)。

ちなみに、クローズドループを否定はしませんが、この時期(95年辺り)はまだクローズドループが出始めの頃で制御がまだ煮詰まってない感じです。機械的に完調であれば恐らく良い仕事をすると思いますが、若干クタびれた機械のアラを吸収できるほど煮詰まってない感じ。距離がいってクタびれたエンジンは徹底して完調なオリジナルに戻すか、効率を犠牲にしてでもオールドファッションな設定で先祖返りさせるかのいずれかがいいように思います。これまで前者をいろいろ試したけれどどうにも煮詰まらず、最近は後者へ傾倒している私です。まあまた気が変わるかもしれませんが(だって燃費わるすぎ・・)。

次はBingの負圧キャブでも付けてみる・・?

続く

後日談。
おそらく普通の人はCOテスターなんて持っていないです。その後いろいろ一年ほど弄ってきての感想ですが、個人的な燃料供給系完調までの設定手順は以下の用な感じ。

●バルブクリアランスを規定 < これ最重要。ボクサーは狭すぎ厳禁、キチキチに追い込んで静かにするのが好きな人が居ますが、バルブが全閉しない状態で走り続けると、そのうちバルブ周り壊れます。巡航中にヘッドがシャンシャン言ってるくらいがちょうどいい。
●パイロットエアスクリューと通路を清掃 < 通路にカーボンとかゴミ溜めていると同調合いません。
●TPSをデフォルトにする(0.375V) < ホント微妙。0.005Vでフィーリングは変わります。オープンループで下手に電圧上げると排気真っ黒になります。いろいろやったけれど、規定値が、排ガスといい、ヘッド内カーボン堆積と言い、燃費といい、一番バランスがよいです。壊したければ0.39Vとか、めちゃめちゃリッチにしてドカドカと走ってもいいですが、あまりいいことないと思います。
●アイドルを規定にする(左右パイロットスクリュー)、RSは1と1/4戻しがデフォですが、自分の個体は戻し1回転位でした。個体差ありますのでだいたいそんな感じで。
●アイドル同調を取る(右パイロットスクリューだけで合わせこむ) < 間違っても、スロットル・バタフライストッパーをイジらない。やったら…新しいスロットルボディ買ってきてください。
●アクセルオン時のスロットル同調を取る(右スロットルワイヤーで合わせこむ)
●アイドルの再確認(パイロットスクリュー弄り〜同調)
●CoPot、2−3番ピン間抵抗値、800Ωにセット(個体差あると思いますが…)
そして、
●走りながら、特に低速時のアクセルオン・オフ時のドン付き・エンブレを見ながら、CoPot抵抗値を増減する。
●アイドル(左エアパイロット)と、アイドル同調(右エアパイロット)を確認、調整。

設定が決まるとびっくりするほど繋がりが良くなります。おそらくCoPot抵抗値±20Ω位で決まるのでは…(私の個体の場合はそんな感じでした)。
決定的にフィーリングで大事だったのは、TPSとCoPotの関係の確立。低速でアクセル操作時の、ドン付きとかエンブレ移行時の繋がりがここで決まります。ここが変だと、乗っていてものすごく疲れます。なにせ1100ccのツインですから2000回転で60キロOver、3000回転で90キロも出てしまいますからね。低回転時の制御性が一番重要だと思います。

なお、オープンループ制御機はTPSを弄ったらCoPotもイジらないと低速時の繋がり(アクセルオンオフ時のエンブレ〜ドン付き)がおかしくなります。
TPSもCoPotも、変化させる値はホント微妙です。ガバガバ回すとワケワカメになります。でも設定が決まった時は、ちょっと感動すると思います。ちなみにここらが決まるとトップギアで1500も回っていればゆっくりですが加速できるようになりますし、ワインディングでアクセルオンオフを繰り返しても腕がパンパンにならなくて済みます。
(CoPot,アクセルオフ時のガスを規制しているので、TPSとの関係を確立する=過渡期のガス供給量変化をスムースにするということにほかなりません。そこが変だとドン付きやらガッツン・エンブレになるみたいです)

※この際CO濃度はかち無視です。ちなみに、車検証に排ガス規制適用の記載がなければ、オープンループ化しても全く違法ではありません。ユーザー車検に持ち込んでも、ガス検はありませんので。




火曜日

R259 (BMW R1100RS '97)

あるテーマを途中からBlog開設って、なんとなくやりにくいなぁ。始める前にヒストリーを語る?いやなんかそれもウザったい感じ。必要になったら歴史を紐解くという感じで進めればよいか。
で、今現在の愛車はこれ、R259。97年式のCAT+O2センサーフィードバック仕様ですが、このBMバイク初の排ガス対策が、R100RSを夢見る自分を後々苦しませて(楽しませて)くれることになろうとは・・

BMW R1100RS ('97 CAT/O2)

バイクに乗り出した時(ん十年前)からの憧れだったR100RSの直系後継機。モデルチェンジで排気量は1150にまで増量しましたが、RSの血統はそのR1150RSを最後に途切れました(1200STは後継と呼ぶにはちょっとねぇ・・)。基本的にRS系の最終機になりますが、この1100RSは今のBMW縦系エンジンの基本構造を確立したエポックメイキングマシンでもあります。今やR系は水冷になったり細部が煮詰まったりしていますが、基本はこの頃と同じです。

本当は今でもR100に乗りたいのだが、人間が出来ていないというか、見合っていないというか、乗り方が合ってないというか、なんとなくというかまだ時期尚早?(自分がその域に達していない)な感じがしていて、人生最後のお楽しみにとってあります。今は毎年かなりの距離を乗るのでもったいない感じがします。

日曜日

冬の準備(ハンドル編)

気が早いもので、まだ暑い時期にUKのMotorWorksへいろいろ補修部品を注文した際、WEBで防寒用GIVIのハンドルカバーが目に留まりまして、思わずポチっていました。昨年までは結構厚手の防寒グローブを使用していましたが、手のひら部分まで綿が厚いものですから、まるでバットの柄をつかんでいるような感じで、両手の操作性は大きくスポイルされ全然乗っていて楽しくありませんでした。やはりグローブは薄手に限ります。ですが、寒さも堪えますのでこの際、見てくれ度外視でハンドルカバーへチャレンジしようというものです。ハンドルカバーと言うと、どうしてもお仕事のバイクを想像してしまいますが、良いものは良いんです。

注文したものは暑いさなかに届いたものですから、ハンドルカバーには目もくれず長いこと放置していたわけですが、最近寒くなってきましたので引っ張り出してみました。11月初旬、これを使うにはまだ早いのですが、とりあえず装着可能なのかどうかを確かめてみました(てか、装着可能なことを確かめてからポチれば良かったのですが・・)。

こういう代物です。まるでスーパーカブ御用達のようなデザイン、でも見るからにしっかり風を防いでくれそうです。想像ですがこれだけしっかりしていれば雨も防いでくれそうです。結構な剛性感あり。で、さっそく取り付けてみます。

ハンドル取り付け口はこんな風に強く絞られていまして、風の侵入を防いでいます。

うーん、どうやってつけるんだろう。ミラーがなんか邪魔な感じ。失敗したかな?ミラーがカウルマウントのバイクだったらバッチリな感じがします。

無理やりつけてみました。結構でかいです。見た目はちょっとアレな感じですが、天候を気にせず、薄手グローブで長距離を安心して走れる感はアリアリです。日本ではあまりこういうの見かけませんが、WEBでいろいろ見ていると、ヨーロッパでは冬季は普通の装備なようです。良いじゃないですか旅バイク風で・・と、強く自分に言い聞かせます。

ミラーの支柱を避けて、フロントブレーキのリザーバータンクまでを内に収めて無理からつけてみました。ハンドル側の口は強めのゴム+バンドで絞りますので、簡単に落ちるということはなさそうです。袖口も結構広く、冬用ジャケットの袖でもスッポリ入りそうです。

ずり落ちないよう、ミラーの支柱にバンドをかけます。

取り説によれば、最後に左右のカバーをバンドで連結させるようです。これなら間違っても落下はありませんね。


 
で、なんとか装着可能であることは確認できたので取り外しました。12月になったら出番が来るでしょう。
 


BMW R1100RS Motronic2.2 クローズドループ波形観察 (ナローバンドセンサー)

(過去LOGです)

クローズドループ、頭では分かっていますが、さて何をやっているのでしょうか。
電気仕掛けの乗り物はテスター類がいろいろ入り用な訳ですが、クローズドループの様子を覗くにはオシロスコープが必要です。仕事ではしょっちゅうシンクロスコープを使いますが、まさか自宅にはそんなものはありません。
で、電子工作の友、秋月電子から簡易オシロの自作キットを購入し作っておきました。

さて、決行当日。まずはO2センサーの信号を引っ張り出します。センサー出力とセンサーGNDの二本を引っ張り、オシロへつなぎます。



R1100RSにはBoschの4線式(ジルコニア電池方式ナローバンド)O2センサーが付いています。別名ラムダセンサーといいます。ヒータ二本+シグナル+GNDです。白色二本がヒーター、黒がGND、ネズミ色がセンサー出力です。ナローバンドのジルコニアセンサーですので、空燃比14.7辺りを境に電圧が出たり引っ込んだりします。空燃比14.7辺りで0.5Vほどを出力しますが、唐突に電圧が変化しますので、電圧で空燃比を読み取るなんて言う芸当は至難の業です。したがって、コンピューターが濃いだの薄いだのと空燃比を制御している様子をモニターすることになります。

ちゃんと温まっていないと、センサー出力は出ません。

エンジン始動後、最初はオシロ電圧はほとんど出ていません。0Vに近い状態です。センサー自身が300℃辺りにならないと動作しないらしいです(4線式O2センサーは制御を早くたち上げるために、センサー内にヒーターが入っている)。温まるにつれ、オシロのセンサー電圧はだんだん上がっていきます。この間、波形らしい波形は観測できません。心肺停止の心電図のような波形です。ジルコニア電池の特性からして出力電圧は0.8Vを超えたあたりでさちります。

少し制御が始まりました。

センサー出力が0.8V辺りまで上がりますと、やおら制御が始まります。たまに波形がドロップしているのが見て取れます。ちなみに0.5Vを境に電圧高いは燃調がリッチ(濃い)、電圧低いは燃調がリーン(薄い)を意味しています。ラムダセンサーの特性からしてちょうど0.5V辺りが空燃比14.7(理想空燃比)になります。

少し温まってきました。
チンタラと制御しているようです。

だいぶ温まってきました。

暖機が終わった状態です。

無負荷でアクセルを少し開けてみました。R1100RSは最速で一秒周期で燃調を制御しているようです。いろいろやってみましたが、これより早い制御周期は観測できませんでした。R1100RSの制御では、センサー出力はコンパレータで3段階しか見ていないようです。0.4V以下(薄い)、0.4~0.6V(ちょうどよい)、それ以上(濃い)の3段階です。想像ですが、基準になる燃調マップデータを元にして、薄いとインジェクターのオンタイムを微妙に伸ばし、濃いとオンタイムを微妙に減らす・・みたいなことをやっているのでしょう。

考察 : おそらくこの状態は排ガスはクリーンで、燃料消費もベストな状態なのでしょう。残念なのは、理想空燃比では10万キロを超えた老いぼれメカのアラを吸収してくれない点です。クローズドループと言っても、あくまで燃料系だけの話で、機械系まで含めた全体がクローズドループになっているわけではありません。正常な燃料制御は正常な機械系とセットで初めて威力を発揮します。昔っから、くたびれたエンジンはリッチな生ガスを突っ込んアラを取る・・と本田宗一郎がバタバタを作った時から相場が決まっています。つまり、燃料のクローズドループはまともに動作している。あとは機械系がまともか・・?という点がポイントになりそうです。

今年最後のキャンプツー

金沢の元同僚からキャンプツーのお誘い。いそいそと平湯まで出かけました。きっと今年最後のキャンプになるなぁ。
 
延々下道、R299ひた走り。

夜は冷え込むと読んで、途中ユニクロでライトダウンジャケットを買い込む。

遅れて夕方到着、平湯キャンプ場はすでにテントの花が咲いていました

こういうときは豪華に夕食。牛ですよ牛、それも飛騨牛!!

うまっ、けっこう冷え込んできましたが、ハフハフ言いながら食べました。

順番逆になりましたが、温泉で暖まります。

そして就寝前は焼酎を舐めながらお決まりのたき火。。

酔いも回り、眠くなってきました。

南房総、海の幸ツー

ちょっと風の強い日でしたが、南房総は相浜まで海の幸を食しに行ってきた。
 
相浜亭、漁協経営です。

相浜漁港、南総内海の小さな漁港です。

刺身てんこ盛り、980円也

その名も腹いっぱい定食。。食いきれません。980円也

三浦半島が眺められます。

まぁ、なんとも小さな食堂。でもシーズンは行列ができるんです。

今年二度目のタイヤ交換

秋に差し掛かりましたが、タイヤが結構摩耗しています。溝がないというよりも変摩耗です。BMWの縦系エンジン機に多いのですが、フロントがよく変摩耗します(それでもRはK100よりはマシ)。低速コーナーでフロントが切れ込みやすくなってきたら、だいたい変え時というのが自分基準です。メツラーですとだいたい一万キロを超えるとその傾向が強くなってきます。末期は空気圧をかなり高めにしてしのぎますが、段差などでポンポン跳ねますので余り気持ちが良いものではありません。で、秋のツーリングシーズンを気持ちよく迎えるために、今年二度目のタイヤ交換となりました。

もう10万キロを超えています・・

前回交換時は86,952キロだったので、13,870キロ持ちました。まあこんなもんか。以前よりも寿命が若干伸びてきたような気がします。

行きつけのバイク屋さんは溝の口246にりんかん。なんとこのお店はホイル持ち込みですととてもお安く交換してくれます(なんと前後5,000円でお釣りがくる)。タイヤは事前にヤフオクで落としたメツラーを、出品者にお願いしてお店宛に送ってあります。さすがにバイクでタイヤを持参するのは無理ですからね。この辺は事前に電話して相談しておくといろいろ算段してくれますので、とても気に入っている良いお店です。
すいている日を狙い、ホイル持ち込みでタイヤ交換の受付をした後、駐車場の外れの邪魔にならないところでうホイルを外します。前後順番に交換しますが、R1100RSで一番大変なのはフロントの取り付けです。メカニックを待たせないように取り付けの簡単なリアから始めます。

先ずリアを外してメカニックに渡します。ものの10分もしないうちにおニュータイヤ付きで戻ってきます。ササっと取り付けます。


リアが付きましたら、さささっとフロントを外してまたメカニックに渡します。


オニュウになりました。

フロントの取り付けは結構な作業です。キャリパー外して作業するのは当たり前ですが、取り付け時にスピードメーターギアを壊さないように上手くフロントアクスルを通すのが至難の業。二人いると割と簡単なんですけどね。

そしていつも感心するのがBMWのセンタースタンド。リヤを外してもフロントを外しても自立しています。それも、車載工具だけでこれが全部できるところがすごいなとさらに感心。BMWの車載工具が品質良いと中古でも人気らしいですが、本当に感心すべきところはこういう全体の設計思想じゃないかと思います。

祝、10万キロ

夏の真っ盛り、R1100RSは還暦・・いや10万キロを迎えました。一昔前のバイクならメーターが一回りというところ。アクアライントンネル内で10万キロを迎え、海ほたる到着で10万飛んで1キロとなりました。いやぁ目出度い。
10万飛んで1キロ!
 
長いバイク人生で、自分のバイクが10万キロを指すところを初めて見ました。このRSは中古スタートでしたので自ら転がした距離は今のところ3.2万キロ、それでも自分史の中では長い部類に入ります。この先どれだけ付き合えるかな。



10万キロ越え初ツーは房総は峰越林道でした。学生の頃はがれ道でしたが、今はすっかり舗装されています。

次は目指せ16.8万キロ(自己乗車10万キロ)です。

水曜日

BMW R1100RS 一気に消耗品交換

そろったパーツを一気に交換します。先ずはストリップにするところから。



RS最大の面倒な作業、タンク下ろし。


これらを交換します。


Fサスを引っ張り出すのはまるでパズル


スロットルケーブルディストリビューター。

こいつをバッテリー下から引っ張り出すのは難儀しました。これほどスロットルワイヤー交換の面倒な倍苦も珍しいと思います。そして古いケーブルは細いワイヤーが何本か切れておりました。やっておいてよかった。こんなところ出先で切れたらアウトです。

いやぁ消耗パーツ一気替えしましたので気持ちが良いです。

写すの忘れましたが、ブレーキパッド交換、ピストンを押し下げるのに難儀しました。ブレーキフルードを塗装面につけると塗装がはがれますのでものすごく気を使います。

ジェッペル (Arai Classic Air)

 ヘルメットの話するなんて初めてかも…な位に、自分の中では話題に登らない。なんだろ、有って当たり前な存在なので。マイ・ファーストヘルメットは2002年からず〜っとAraiのSZ-RAM2、なんと今年23歳になります。これまで交換した補修パーツの価格で同じヘルメットもう一個買える位...