土曜日
G650GS 能登半島ツー(今年はそろそ乗り納めかな)
どうしたんだろ、今日はめっちゃ温かい。20℃を超えているかもしれない。ということは、乗れって言うことですね。デカいのはいい加減飽きたのでG6の出番です。輪島までサクッと往復してきました。やはりこのバイク(エンジン)、緩いアップダウンの続く県道をスタスタ走るには最高です(大きい子は…整理ポストに入りました。じつはこの子もカナリな多走行になって来たので、F6を物色しています、それも初期型の。もしくはロイエンのヒマラヤンかなぁ)。
NC750X TPS再調整 (どん突き対策)
乗り出してからずっと、スロットルのどん突きが気になっていました。ハンドルが少々遠いってのもあって、乗りにくいったらありゃしない。ダメ元で、TPS初期値記憶を騙してみました。要は、スロットルを少し開けた状態で、TPSの初期値記憶をやります。自分はスロットル外周で3ミリほどスロットルを開けた位置にガムテープでスロットルを固定しTSP初期化。。。
> 効きました。
数回ツーリングに出かけ、だいぶ乗りましたけど、元に戻るような感じはないです。どうやら効く感じ。こりゃ楽だわ…というか、これが本来の姿じゃないの??
NC750X TPS(スロポジ)初期化やってみた > 結果としては効いた
手順は前に書いたとおりですが、やってみました。
月曜日
NC750X (メモ、TPS初期化:スロポジのポテンショメーターのホームポジション値を再学習させる)
(メモ、TPSの初期位置キャリブレ方法)
# NC700(RC63)のマニュアルです。多分2014のRC72も基本同じ。ただし2016モデルはどうだか不明(手元にないので試せない)。
# ECM・PCMのリセット(設定初期化?)を実施した際(や、ECM/PCMの交換、TPセンサー交換、バラシやった際)には、TPSの初期化をやれと記載あり。
# 経験上、スロポジセンサーの調整は運転フィーリングやエンジン寿命にメチャメチャ強く影響します。90年代の、学習機能がなくて手動で機械を設定に合わせ込むTPSとか負圧センサーとかの付いたバイク(当時のBMのK100とかR1100R.RS,RTとか…SはECUが新しくて1150系、別らしい)は気が遠くなるほど面倒でした(適当にイジるとハチャメチャになり修復不能に…)。そういうバイクの整備マニュアルには、工場調整が必要で素人調整は無理だから絶対に触るなと記載されてました。最近のはこういうキャリブレ機能がついているのでTPS弄りも楽になりました。脱線しました…
ーー(拙い翻訳)ーー
スロットルバルブ全閉 ポジションリセットの手順
スロットルバルブポジションセンサーユニットを取り外した場合は、以下の手順でスロットルバルブ全閉位置を再設定。全閉ポジションの再設定は、以下の手順で行う。
1. DTC (ECUのエラーコードLOG)を消去。
2. イグニッションスイッチを OFF 。
3. 専用工具で DLC [1] 端子をショートさせる。
(Data Link Connectorっていうらしい。NCのバッテリー・メンテナンスリッド開けると、バッテリーのプラス端子のちょうど真上辺り(バッテリーケースの上っかわ、二階のハーネスが一杯走っている辺り)に鎮座している4Pの赤いコネクタ。よく見ると通常はコネクタ保持用の穴ぼこに突っ込んでありますが何も繋がっていません。もし引っ張り出されてプラプラしていたら…前に誰かが何か弄ったエビデンスでしょう。自分のはプラプラしてました)
4. ECTセンサー2Pコネクター[1]を(ECTセンサーから)外す。
ワイヤーハーネス側のECTセンサー2Pコネクターの端子をジャンパー線[2]で短絡する。
(よく、オクとかでカブのTPSの初期化用に自作品が流れてるアレみたいな感じです。カブのやつは油温センサーらしいですがNCは水冷、ここでいうECTセンサーとは、Engine Coolant Temperature センサーのことで冷却水の温度センサー。ただしコネクタのタイプがカブと同じなのかどうかは未確認。巷ではDCTのNCはスーパーカブ750ということになっているらしいので、ここはぜひ同じであって欲しい…洒落でもいいから)
(ここは所詮2Pのコネクタですので針金が一本あればショート出来るし、間違えて壊すものでもないだろうから何か買ってくるほどのものでもない気がする。HONDAも専用ツールは用意していませんし。DLCショートの方は4Pで電源線とかGND線入っているので、間違えると壊しかねないから専用のツール有りますし、一つ持っているのも悪くないと思うけど)
5. (この状態で)イグニッションスイッチを ON (エンジンストップスイッチは "RUN") にすると、MIL が点滅を開始します。
MIL が点滅している間(10 秒以内)に(ECTの)ジャンパー線を外す。
6. ジャンパー線を外すと、MIL [1]が短時間点滅を開始します。
7. MILが点滅しているか確認する。
MIL が短い点滅(0.3 秒)を始めたら、スロッ トルバルブ全閉の位置がリセットされています。
MIL 点滅が変化しない場合、スロットルバルブ全閉ポジションがリ セットされていないので、手順 1 のリセット手順を繰り返します。
(要は、ピコーン、ピコーンと、ノンビリとフラッシュを繰り返している点滅が、ピコピコピコピコとセッカチな点滅に変わったら成功ということらしい。
8. イグニッションスイッチをOFFにする。
9. ECT センサー 2P コネクタ ハーネス[1]をエンジンに接続します(おわり)。
ーー
NC750X (備忘録メモ) ECUのエラーコード(DTC?)消去のまじない。
(備忘録:翻訳してみた)
しつこいですが、NC700のWorkshop Manualです。
DTC を消去する(ECUのエラーコード消去)
HDSポケットテスターをDLCに接続する。
エンジン停止中にHDSポケットテスターでDTCを消去する。
(そらそうだ。でもサンデーメカニックはこんな高価なツールは持ってないでしょうから、以下が期待値でしょう)
HDSポケットテスターを使用せずにDTCを消去する場合は、以下の手順をご参照ください。
SCSコネクタを使用したDTC消去方法
1. イグニッションスイッチを OFF にします。
2. バッテリーボックスから DLC [1] を取り外す(赤い4極のコネクター)。
専用工具[2]でDLCの端子をショートさせる(よくアマゾンとかで売ってるやつ。自作もできますが…)。
3. イグニッションスイッチを ON にする(エンジンストップスイッチは "RUN" の位置)。
4. 専用工具を DLC から取り外す。
5. MIL が約 5 秒間点灯します。MILが点灯している間に、DLCの端子をもう一度、専用工具でショートさせる。MILが消灯し、点滅を始めると自己診断メモリが消去されます。
- MILが(5秒間)点灯している間にDLCをショートさせる必要があります。そうしないとMILが点滅を開始しません。
- なお、MILが点滅を始める前にイグニッションスイッチをOFFにすると、自己診断メモリは消去されません。
日曜日
NC750X DCTの初期化(HONDA流に言うなら”CLUTCH INITIALIZE LEARNING”)
DCT初期化どうでしょう、 今日は少々距離を走ってみました。
最初に断っておくと、自分のNC750Xは非ディーラーの中古で、現状どういう整備状態なのか不明です。なのでグダグダ語る前に一度はオリジナル状態に戻す必要ありということでこれまで、
・スクリーンをオリジナルに
・エンジンガード撤去
・チェーン並びにスプロケを新品に
・エンジンオイルをホンダG1に
・ステアリングステムベアリングの締め込み(これは地味に効いた)
を実施。
で、昨日は見様見真似でDCT初期化?とかやってみたのですが、明らかに変速時の音というかショックと言うかが前と違う。DCT変速音はいつもコンスタントではないのだが、全体としては静かになり(引っかかるようなガッツン系の音が消えた)、変速タイミングが微妙に変わっている。またクラッチ接続も、特にローギアは以前はちょっと回転が上がればすぐ食いつく感じだったので身体がそれに慣れていたが今日は違った。ありゃ?という違和感で気がついた。いい悪いは別にしてこれが標準なんだろうから、身体がそれに慣れればいいだけのことか…
話それるけど、ホンダDCT車は、ドイツ車みたいな、身体を靴に合わせろ的な主張を感じます。最新モデルはそのへんとことん追求するの止めてか諦めてか知らないけど、売らんかななSモードいっぱい作ったりして客に媚びだした感がありますが…ドイツ車はそういうことはしない…哲学があるので。
NC700のものだけど、workshop manual(HONDAは整備マニュアルのことをこう呼ぶらしい)を見つけたので備忘録として貼りつけ。
ちなみにDCTリセット?(HONDAはCLUTCH INITIALIZE LEARNING (PCM)と言っている)は一体どういう時にやるのかと言うと、基本的にはコンピューター交換したときか、もしくはDCTクラッチ自身を交換したときに行うものらしい。マニュアル何言っているのか簡単に書くと、
(注意事項)
・DTC(エラーコードのことらしい)が無いときにやること(エンジンチェックランプが点灯しているとか、点滅してるときはやっても無駄です。DCT初期化のマジナイを入れてもチェックランプが消えないので先に進めない…経験済み)。
・エンジンオイルが温まってるときにやる(50℃〜110℃とな)。
> 温度が低いとL表示が出る。暖気からやり直し。
(作業)
・先ずは暖気する(オイル温度50℃〜110℃)。
・エンジン切る。
・”DCT”の”D”ボタンを押しながらキーオン。
> 速やかにエンジンチェックランプが消えることを確認。
> (消えない場合なにかエラー抱えているのでそっちの修理が先。この先何やっても無駄…経験済み…自分は吸気音センサーを繋ぎ忘れてました)。
・エンジンチェックランプ消えたら、DCTモードスイッチを、”D→D→N→D→N”と押す(コマンド入力?)。
・そのうちシフトインジケーターに”ー”が2秒間隔で点滅しだす。
・エンジン始動して放置。
・シフトインジケーター内の表示(”ー”、”D”、”S”)が全部消えたら初期化終わり(エンジン始動してから表示消えるまでほんの数秒の出来事でした)。
・エンジン切る。
・最後に、エンジン再始動し、”D”ボタン押し、”D”モードになることを確認して終わり。
土曜日
NC750X 備忘録 (エンジンチェックランプ点滅、& DCTリセット)
整備中にやらかしたので備忘録。
● エンジンチェックランプの点滅
久しぶりにNCのカバーアチラコチラひん剥いて、あれこれ外して清掃して組み上げたらあれま、エンジンチェックランプが点滅…ホンダ流に言うと、PGM-FI警告灯が点滅。数えてみたら、9回の点滅を繰り返している。何やったかなぁ…外したのはエアクリカバー外すときに抜いた吸気温度センサー。
開けてみたらやっぱり外れてました。サクッとコネクター繋いでキーオンしたら点滅しません。治ったらしい。どうやら点滅9回は吸気温度センサー抜けてるよのサインらしい。ちなみに、G6でも同じことよくやらかしました。G6は外れていてもエラー言ってきませんし、そのまま走ります。
ちなみにNCもG6も、吸気温度センサーコネクターが外れててもフツーに走りました。真夏や真冬だと燃調がビミョーにイマイチになるでしょうけれど、気温20℃前後だと気づかないです。気温で吸入空気の質量は変わるのでビミョー二マップにバイアスかけているんでしょうが…
●DCTリセット
キーオン後、チェックラインプがちゃんと消えるようになったところで気をとりなおしてDCTリセットやってみる(リンク先はアフリカツインのフォーラムだけど、NCでも手順は同じです)。
やってみた。走ってみた。なにか変わったか?気持ちガチャガチャ言わなくなった?ような気がする。ちなみにDCTリセットはオイルがきちんと温まっているときにやることになっている(油温が下がっているときにやると”L”表示が出て、暖気からやり直せということになるらしい)。おそらく、オイル粘度とか影響するのだろうと思う(DCTは油圧駆動だしね)。もし純正でないオイルなど入れているなら、これをやっておいて損はないと思う。自分はオイルが焼けているときにきちんと機能してほしいので、ラジエターファンが回るまで暖気してからやった。ちなみにあっちゅうまに終わるので、出先でいつでもできるよう、手順を暗記しておいても損はないと思う(やるかな…)。
整備していたら見事な虹がでた…
日曜日
NC750X DCT バルブクリアランス
バルブクリアランスをチェックしてみた。
> 基準値下限に対して+0.02mm…何もする必要はなかったが、下限に再設定してオシマイ。
# たぶんこれ一度も開けたこと無いエンジンに見えたけど、3万キロ弱走って、下限値+0.02mmって、ホンダエンジンどんだけ優秀なんだ…ロングストローク・低回転。トルクエンジンのなせる技?BMエンジンでもここまで安定しているのは見たことないな。
RH975 ナイトスター グリップヒーター付けたいが…
手が冷たいのでグリップヒーター付けたいなと思い、キジマ製のグリップを純正スロットルコーンにカチ込むタイプ(温調が別体になってるタイプ)を入手したのですが、スロットル側のグリップ内径が小さくてハーレー純正スロットルコーンは入らないです…残念。速攻で返品となりました。しかしこの設計無...
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追伸2021年10月 長いことRotax650に乗ってきて、WEB読み漁っては色々試行錯誤やっていましたが、今現在、燃調を正しくするには、結論的には、 1.メカ的にきちんと整備して、正しい乗り方(いつも3000回転ほど回して乗る)を続ける もしくは、 2. GS-911などで強制...
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F650GSには(私の)乗り始めからシンコー(韓国製)のE705というタイヤを履かせています。とにかく安いというのが選択の理由でした。8700キロほど乗り、もしかしてこのタイヤはコスパ最高かも…と思っています。 一番の理由は乗りやすさ。峠でどんだけ倒しても不安感が有りま...