ずっと、なにげに気になっているパーツがこれ。
パワーリダクション!
なんと出力を下げるパーツ。25KWって言ってますから、馬力にして34馬力くらい、昔のSRX600位の馬力でしょうか(そう思うと、それでもいいかぁという感じ)。そもそもはどこぞの国のレギュレーションだか税制だかに合わせるためのパーツ。F6,G6のスロットルをよく見ると、実はワイヤーかける場所が二箇所あります。系の小さいプーリーにかける為のブラケットが標準で付いていますが、系の大きいプーリーにかける為にはこのブラケットを使います。系の大きいプーリーにワイヤーを掛けますと、手元のスロットルを全部ひねっても、スロットルのバタフライが全開にならなくなり、最大出力を抑制するわけです。
自分、馬力減らしたいのか…別にそういうわけでもないのですが、実際問題本当にスロットル全開にすることなどまずありませんので必要ない(いや、やらないほうがエンジンにも免許にも自分の寿命にも優しい)し、普段使いにおいてとってもいいことがあります。そもそもこのエンジン、スロットルが重たいんです。そりゃあれだけでかいバタフライ開きますから、閉じ側のスプリングの強さも相当なもんです。長時間乗っているといい加減右手が疲れてきます。そんなわけで長旅に出る時はほぼスロットルロッカーのお世話になるわけですが、大きいプーリーにワイヤー掛ければスロットル保持が軽くなってその辛さが無くなるんじゃないかと。同様に、ノーマルだと中低速で走っているときにスロットルワークが偉く敏感ですが、これが疲れてくると結構にきつい。スロットル側のプーリーのでかい方にワイヤーを掛けますと、恐らくですがスロットルワークの敏感さが鈍くなると読んでいます。よく歳を取ってくるとエンジンのでかいバイクが嫌になってくる要因の一つに、ゆっくり走るときのスロットルレスポンスの俊敏さがあるんじゃないかなと思っています。この部品一つでエンジン制御がまろやかになるならめっけもんです。
そんなわけで、一度機会があったら試してみたいなとここ数年思い続けています。国内にスペアパーツで入っているとは思われないので、寺に頼んで本国から引いてもらうか、ネット経由でMotoBinsなどに頼むことになるんでしょう。ストッロルワイヤーはG6用は一種類しか無いので共通のようです。
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