しかし、手持ちの道具は10何年ものばかり。
金属モノはメンテすればいくらでも使えるのですが、石油製品系はどうしても寿命があります。特に多くのゴム系製品は加水分解という忌々しい性格がついて回る。
テントは山岳用のものを使っていて、二人用で1.5キロしかないという超小型軽量テントだったのですが、ご多分にもれずフライシートがやられています。
以前、縫い目のシーラントはやり直したのですが、生地の痛みはどうにもなりません。
まあ寿命だろうと諦め、テントを新調!
以前は山歩きも兼ねて山岳用使っていましたがもうそんな体力ありません。バイクメインなので多少の重さは構わないということでキャンツーライダー御用達のモンベル・ムーンライトにしました。キャンツーテントはただの寝床ではないので、快適性を重視して2人用です。
モンベルショップで組み立て性を確認。まず店員さんに構造や組み立て要領を教わります。さて、一人でやってみると、こりゃ確かに簡単だ。ムーンライトっていうだけのことはある。何回か練習しどこに何があるか頭に入れば目を瞑ってもできそうです。
このテントあまりコンパクトにすることに気を使っておらず、どちらかと言うとフックやショックコード、リングなどの金具は大きめ。まあこういう所が暗闇でもテント設営を楽にするポイントになっているんでしょう。
さて組み立て性は確認しました。次はキャンツーで大事な収納性。
一体型ポール…
ここが唯一ムーンライト収納で難しい所かもしれない。
ムーンライトのポールはすべて一体型。3本のショックコードでつながっています。
ばらしてもつながっています。
そこが設置性に寄与しているであろうことは疑う余地ありませんが、逆に言うとショックコードで全て繋がったまま収納(抜いては畳む)することになります。
さらに前後で櫓を作る部分のジョイントが繋がったまま抜けないので、ポール類は隙間なく束ねることができません。そう、頑張ってもこんな感じです。
さて、これらをパニアに収めてみます。
パニアに収まった!
ポールはきれいに束ねられないのですが、長さはF6パニアの内部幅にすっぽり収まりました。まるで図って作ったかのようなサイズです。ポールが収まらなかったらとんでもなく面倒なことになります。フライと本体はシート物ですのでたたみ方でどうにでもなります。
ご覧の通り、ムーンライト2型はF6パニア片側のほぼ半分の容量で収めることができました。これならあとダウンシュラフとエアマットを叩き込めそうです。パニア一個に寝床セット一式収められればキャンツーは非常に楽。パニアだけで収まると雨浸水の心配なし。
0 件のコメント:
コメントを投稿
なにかご意見あれば…