まぁまぁ、月1000キロほどのペースで乗っている感じでしょうか
例によって、灯油ポンプでオイルタンクからオイルを抜きます
アンダーガードを取り外し
エンジン下のドレインプラグからも抜きます
やっぱり漏れています
ここから漏れているのでは有りません
オイルタンクの合わせ面から滲みだしています
ここはエンジンのブリーザーなので、本来ここからは漏れません
接着剤にヒビが入った場合は別ですが、ここはそもそもストレスの掛かる場所ではありませんのでその可能性は低いはず。
オイルリザーバータンクの仕組みはこうです
ドライサンプ機はオイル入れすぎるな...の理由はこういうことです。てんこ盛りにしたらオイルが逆流します。まあこういう構造ゆえオイルを入れ過ぎない限り、普通はブリーザーとかオイル帰還路からは漏れてこない。
F6のリザーバータンクからのオイル漏れで一番怪しいのはピースの合わせ面のヒビです。かなり硬質なエポキシ系で接着されていますので衝撃には弱いです。
ホース3本をオイルタンクから取り外し、オイルタンクを取り外します
どうやらココらへんから滲みだしています
オイルタンク新旧比較。左が旧、右が新
左が新、右が旧
ブリーザーにはClicという、欧州車によくあるホースバンドが使用されています
ホース3本つないで装機完了
旧型オイルタンクですが、ツインスパーク機にさっくり取り付きます
バルボリンVR-1レーシングを奢ります
R1100RSの使い残しです。VR-1の20W-50は超高ZDDP(リン亜鉛)、P0.13%、Z0.14%と潤滑性は非常に高い鉱物油です。とても滑りやすいオイルですので通常湿式クラッチ機には使わないです(R系水平対向のような乾式クラッチきであれば何の心配もありませんが)。ですが最近クラッチがとてもスティッキーに感じますので、ちょっとこれで改善できるのか様子見をします。
旧型オイルタンクにしましたので、オイル補給時のレベル確認は非常に楽になりました。オイルタンクにレベルグラスが付いていますのでレベルを見ながら規定量オイルを入れるだけです。
後日談
湿式クラッチのバイクにVR-1レーシングを使うのは良くないです。ビッグシングル故か、クラッチに高負荷をかけるとズバッとクラッチが滑ります。これを入れてもスティッキーなクラッチの症状はあまり改善しません。F6のスティッキークラッチはそもそもクラッチプーラーが、クラッチハウジング側の摩耗で斜めになり、クラッチをまっすぐ引けなくなるのが原因ぽいです。
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