土曜日

XLX250R 茨城 県道(険道?)218号、大塚真壁線(加波山崩落)上りアタック

友人より、筑波山界隈に県道ならぬ険道218というのがあるらしいので突破するぞとのお誘い。ふんふんチョロいさそんなもの…と2つ返事で同行。友人曰く、下りは簡単なので上りで行くと。

おっ、ナカナカな演出

通行止めではなく、通行不能と来た

なんとも挑発的な看板です。
行けるもんなら行ってみろ…といったところでしょうか。

あぅ…

ハマってる

なかなか茨木、やることオチャメじゃないですか。
これ、結構な傾斜あるんです。

ふんふん、お次はなんでつか?

なかなか楽しませてくれるじゃないですか、茨木県

バタ足で進みます


川登り?

前日の大雨で道路が滝になっています…

滑るんですよね…

えっ?

ステアケース…マジ

!?!?

人の背ほどあります。道を横断する水路が崩壊し、道を洗い流してしまったようです。
残っているのは瓦礫だけ…トライアル車なら正面突破できそうですけど。

平坦路なら正面突破しますが、これ結構な上り傾斜が有ります。失敗したら…間違いなく背負投。下が全部岩なので、落としたらバイクのダメージ大きそうです。

はいお次

ライン取り間違えると大変なことに

脇に抜け道

トレール車なら正面突破は止めておいたほうがいいかもです。かなりの確率でバイクの背負投をやることになるかも。ラッキーな事に横に排水路ができています。セローのハンドル幅はギリギリ通れました。

無事通過

はっきり言って、ココだけでお腹いっぱいになりました。

この沢を登ってくる強者もいるとか居ないとか

もうビショビショです

よく持ちこたえましたXLX

とは言うものの、2度ほどバランス崩して持ちこたえられずに倒しました。足を挟んで痛い目にあいました。こんなルートに入り込むと、やはりフルサイズトレールはちと大きなと感じます。それと、セルつきセローが羨ましい。XLXも普段はコツを掴めば難なくかかりますが、足場の悪いところで倒してエンストしたら最悪です。沢で転倒、プラグかぶりなんて起こしたら目も当てられません…

この険道218ですが、よほど腕に自信がない限り単独行はやめたほうがいいです。下りならまだ良いですが、上りルートで入ったならばヘタするとバイク捨てて帰ることになるかもです。下りはまぁちょっとトライアルのたしなみなどあれば楽しく下れると思います。

加波山降りてヒマラヤへ

遊びすぎて腹が空きました。

本場カレー頂きます

タンドリーチキン、でかっ!

足が…

倒したバイクに挟まれた足は見事に内出血で1.3倍ほどの太さに…険道ナメてました。ロードブーツで十分だと思ってましたがやはり険道アタックにはオフブーツ要ります。

月曜日

XLX250R ノーマルマフラー

ちょっと前に、マフラーを交換しました。

ノーマルマフラー

交換と言っても機能的不具合があったわけではなく、バッフルプレートに穴が開いていてやかましく、早朝お出かけ時に(住宅地なので)エンジン掛けるのがはばかられるのでノーマルな状態にしただけです。いやノーマルになった今でも、早朝はちょっと気を使います。暖機運転なんてトンデモナイ。装備に身を固め、エンジン掛かったら即、逃げるように出発します。

交換後、確かに音は小さくなったのですが、結構音圧ありますよねこのマフラー。最近の新しいバイクはどれもこれも異様に静かなので、そういうのしか知らない人からしたら、このノーマルマフラーでも十分に改造車レベルの音に感じると思います。今じゃ通らないでしょうねこの音は。昔はいろいろユルかったのだなと実感します。信号待ちなどでうっかりバウォンと吹かすとなんかこっ恥ずかしいです。
そういやどこかのWEBサイトで、このバイクはノーマルマフラーが最高!と言っている人を見ましたが、確かにこれ以上いじる必要ないほどいい音してます。バッフルプレートに穴が開いていた時はまんまXRサウンドでした(学生時代にちょっとだけXR200Rなんてのに乗っていましたが、まんまその音でした)。今はXR風の元気な音…って言う感じです。個人的には今風にもっと静かにしたいくらいです。

日曜日

XLX250R チェーンスライダー自作してみた

今年もまだまだ友人たちとのお約束ツーがあります。オフ車など手に入れたものだから行き先予定はダートばかり。しかしこのXLX、苦楽をともにした時間がまだまだ短いので自分的にはまだそれほど信頼が置けていません。なので与信度合いを高めるために実績作りに出かけます。

ハングライダーの発着場

千葉へ来るとよくここへ立ち寄ります。林道嶺岡2号線途中にあります。夏は吹き上げてくる風が気持ち良いのですが、流石にこの時期になりますとからっ風吹き付けますのでかなり寒いです。

で、今日一日走っていて、チェーン辺りがカラカラ喧しい。張りの調整不十分?

チェーンがスイングアームを直撃しています。

まあそういう設計なのですが、本来ここにはチェーンスライダーが入っています。

ひゃ~

これ、前の所有者が取り付けた自作品ですね。そうなんですこのパーツはもう絶版なんです。その自作品も擦り切れてボロボロ。擦り切れた隙間からスイングアームを直撃してカラカラなっていたと思われます。

絶版なら…作ります

近くのホムセンで5ミリ厚の固めの防音用ゴム調達してきました。ネジ穴位置を合わせてドリルでφ8の穴を開け、チェーンガードと干渉しない長さにカット。

しゃーん、付けてみた

本当はスライダーは上から下へスイングアームを包むようにぐるりと回り、上下都合4箇所で止まっているのですが、そんな面倒なもの作るの嫌なので、上っかわだけ保護します。

これなら静かになりそう

いいんです音さえ止まれば。この手の古いバイクは深く考えたらメンテできません。オリジナリティよりも機能優先で行きます。

本日の走行、約250キロ。エンストはゼロ回、再始動は、必ず最初にスロットル全開でゆっくりキックペダルを下まで踏み下ろすという作業をルーティン化、キック数回で必ず再始動できるという確信を得ました。これなら遠出はほぼ大丈夫そうです。

ただ、エンジン右側のシール関係はほぼ全滅しつつあります。アチラコチラからオイルが滲んでいます。近いうちに一度総取っ替えする必要あります。

土曜日

XLX250R 復活

さぁ今日は試練の日。エンジンは掛かるのでしょうか…

掛かりません。コックをひねるとプライマリーキャブのドレインからガソリンがジャバジャバ…まじ・・・?ガックリしてソソクサとキャブを外します。さてバラスかと思った時、ドレイン・スクリュー脇からガソリンがポタポタ、はぁ…
ドレイン・スクリューを締めていなかったのでした。情けない。ドレイン・スクリューを締め込み、キャブを取り付けます。キック、キック、キック…そんな簡単に掛かってはくれません。アクセル全開にしてガス抜いたり、プラグを外して乾かしたり。

何度も同じことを繰り返しているうちに、数回の初爆が。キックしているうちに数回ケッチンを喰らいました。ということは時々火は着いている。そろそろ来るかもです。キック、キック、キック…

掛かりました!

やり始めて3時間は経ったでしょうか。一度かかるとなんともあっけないものです。エンジンを止めても数回のキックで掛かります。オーバーホールしたキャブにきちんとガスが周り、清掃組み立て過程でいろいろ吹きかけた潤滑剤やらキャブクリーナーやらが飛んだのでしょうか。何度も始動、停止を繰り返し、安定して再始動可能なことを確認したので様子見に出かけることにしました。

今年はダラダラ寒くなったので紅葉があまり綺麗ではない


宮ケ瀬サンクスで昼食

秋山温泉から道志へ抜けます

富士山は真っ白

ここから右へ降りるとダートのはずなのですが、がけ崩れで閉鎖されていました、残念。



舗装林道でした

日が暮れるのが早い…

無事生還

途中エンストは信号待ち中に1回のみ発生。今回再始動困難は経験しませんでしたので、キャブ周りのオーバーホール、再調整は成功したのでしょう。

ちなみに、ジェット類はオリジナルのママ。プライマリーのジェットニードルは4段に入っていましたので、指定通り5段へ変更、セカンダリは指定通り1段に入っていましたのでそのまま。油面がどう見ても20ミリ以上になってる。低すぎます。指定通り18ミリにフロートを修正。パイロット戻し量は指定が1と1/8ですが、最終的に戻し量2と1/4になりました。

油面調整は結構シビア。フロートバルブにフロートのレバーが当たったところが測定位置です。キャブを逆さまにして測定しますとフロートバルブのスプリングが引っ込んでしまいますので、そうならない状態で測定します。サービスマニュアルではキャブボディを水平から15度持ち上げて(キャブ下側を上へ)測れとあります。


金曜日

XLX250R キャブ&リア周りオーバーホール

エンジン掛かるっちゃ掛かるのですが…

どーも安定しません。アイドルは普通にするのですが、エンジンが暖まってくると走行中に突然エンジン停止。その後暫くかかりません。エンジンが焼けているとかかりにくいのはXLXの持病なので周知の症状ですが、走行中に突然停止は頂けません。一通りオーバーホールしてみることに。

リアサス抜かないとキャブが外せないなんて…

単気筒にツインキャブなんて要らないですよ。当時の競合車はXT250T、これもYDISとか言うツインキャブでした(当時、ドラム仕様車とディスク仕様車、両方乗りました)。それに影響されたのかなぁ。

やっとキャブが外せる所まで来ました。

もうここまで来たらリア総バラしです。ついでにオーバーホールでもするかな。

結構来てます

しかし、どこバラしても金の掛かった設計です。バブル初期のバイクですからね。

キャブ一通り総バラシ&清掃&ニードル位置修正&油面調整

詰まりさえなければ、このくらいでちゃんと仕事してくれるでしょう。心配したフロートバルブの摩耗もほとんどありませんでした。ニードルはプライマリー5段目、セカンダリ1段目。プライマリーが結構濃い設定です。

バラシついでにバルブクリアランスも規定値のIn0.05、Out0.08に再調整。

組み立てにかかります

完成

もう遅いのでエンジン始動は見送り。明日テストです。

月曜日

XLX250R マフラーやかましい!

昨日から、何か排気音が大きいよなと思っていました、林道ではXRみたいなサウンドでまぁいい感じだったのですが、これじゃ近所迷惑でエンジン掛けることをためらってしまいます。これじゃいかん。
後ろから覗いたら中のバッフルプレートに穴開けてあるじゃないですか!どうりでウルサイはずだ。

洗車して、交換ついでにいろいろ整備、清掃

スペアでノーマルマフラーがポチってあったので交換しました。マフラーはいいのですが…ジョイントのガスケットがない!

で、XLRの付くんじゃないかと買ってきたのですが、

付かない…微妙にサイズが違う…(泣)

ならば再利用!

XLX250Rは1983年の一年間だけ販売されたレア物です。なにせ32年前のバイクですから簡単には抜けません。カチンカチンに焼き付いています。

本当にこのストレートのベアリングレースリムーバー役に立ちます。ガスケットは結構柔らかいものなので、下手にドライバーなどでこじるとグズグズに壊れます。少しづつガスケットとマフラーの隙間にCRCを吹きかけ、ドライバーで口を広げて染み込ませます。最後はこのリムーバーをガスケットのヘリに引っ掛け、気長にハンマーで衝撃を与えながらジワリジワリと抜きます。ただこのやり方、いつもうまくいくとは限りませんね。今回ラッキーな事にガスケットが崩れないで最後まで持ちこたえただけです。

おかげで無事ノーマルなマフラーへ換装できました。これで近所迷惑度が少し下がったかな。

RH975S シフトアーム延長

ナイトスターのシフトアームを延長してみた。グリーミングワークス製です。今日300キロほど走ってきましたがシフトがとても楽になりました。自分的必携オプション。とてもざっくりしたシフトフィーリングですがレバー比が絶妙で自分にはシフト抵抗の無さがしっくり来ました。踏み込んでいった時、ま...