日曜日

DaytonaのWireCommで有線用ヘッドセットを作成

先だってお大臣な友人用のBluetoothヘッドセット対応が完了しましたが、自分のヘッドセットがまだでした。DaytonaのWireCommを改造して作成します。

従免が来たよ

いろいろ純正品を買い込み

一番大切だったのはこれ

マイリグは八重洲のFT-60なのですが、これのイヤホンマイクジャックの調子がよく有りません。調子が良くないというか、汎用の4局プラグを指しても接触が不安定です。なので純正のアダプタを手配。

なんと!

プラグの長さが一般的なものと微妙に違うのです。このせいで一般的なプラグを挿すと変な接触になります。ここだけは変なことを考えずに純正のアダプターを使うべきです。

車載器化するためにDCケーブル手配

防水のPTTも要りますのでアドミスのPTTを手配

RCAのプラグにつなぎます

DCはとりあえずヘラーから取る予定

試しにマイクを直結して見る

Baytona WireCommヘッドセットに入っているマイクの音量が足りません。2SC1815Yを使って1石マイクアンプなどやってみましたがあまりうまく有りません。試しに秋月の4個100円のエレクトリックマイクロホンを使って見ましたが、これがまた具合が良いマイクです。秋月の4個で100円のコンデンサマイクロホンです。直結するだけで音量もそこそこ出ます。

これが癌

DaytonaのWireCommに付いている中華?コンデンサマイクはダメです。全然音量が出ません。秋月のコンデンサマイクに交換します。

取り替えます

Daytona、WireCommのブーム先端についているコンデンサマイクを秋月のものに交換します。秋月には2種類、エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ECM)があります。実験した時は大きい方(C9767)を使いましたが、Daytona WireCommに実装したのはWM-61A相当品(小さい方、一個50円)です。

残ったのはブーム位か…

Daytona WireCommのスピーカー、残念な音がします。ここは一つ、高価ですがB-Comのスピーカーが秀逸です。なのでB-Comのスピーカー用にコネクタを変更。さらに、標準のマイク・スピーカー用ワイヤーはヘルメット側で外れないので、ヘルメット近傍に4極プラグを設置し、降車時ここで取り外せる様にします。

有線ヘッドセット完成

結局、DaytonaのWireCommで残ったのはブームだけでした、トホホ。

今回作成したものは以下のとおり

ヘラーからの給電ケーブル

ヘッドセット接続、PTT部

PTTスイッチ(BS-28)

ヘッドセット接続ケーブル


火曜日

BMW F650GS…にバルボリンVR-1 Racing (…は、鬼門でした)

クラッチが滑った!…の件、後日談。

先だって、バルボリンVR-1 RacingをF6に入れた直後、速度の乗った上り坂で高負荷をかけたらクラッチ滑ったの件、即効でシェブロンの低ZDDP(ZDTP)オイルへ変更し、なんとなく小康状態を保っているF6ですが、そうなのかなぁ…そうなんだろうなぁ…といろいろ見ていたらなんと、


“サーキット用に開発された「バルボリンVR-1レーシング」は、あらゆるカテゴリーのレースにおける潤滑油として、最もポピュラーなモーターオイルです。この高性能オイルはストリート使用のガソリンエンジン乗用車、SUVなどにも最適です(湿式クラッチを用いたモーターサイクルには使用できません)。”


…なんだ、しっかりダメって書いてあるやんか!!

てっきりクラッチフリクションプレートをやっちまったかと思いました。どうりでオイル交換後に出るはずだ。やっぱり湿式クラッチには乾式クラッチを使うRS用に入手したオイルは使っちゃいけませんということでした。そもそもF6はクラッチスプリングが弱めで半クラ領域が長いのですが、さらにオイルの影響が出てしまいました。
ちなみに同じシェブロンのシュプリームでもAPI-SMグレードとSNグレードでそこらの潤滑成分配合が違う。SM規格品は結構に潤滑剤が入っています。最近コスコで出回っているSNグレードは環境対策でその辺がだいぶ減らされた模様。つまり、

SMグレード >> RS用
SNグレード >> GS用

なんとかストックは一種類にしたい。オイルはシュプリーム20W-50のSNグレード一本にして、RSにはSTPの青缶などで燐酸亜鉛補充しておくのが妥当なのかな…?


日曜日

ICOM IC-S7D リグ(ハンディ機)のバッテリーBOXにKTELのHSP対応Bluetoothトランスミッターを組み込む。

先だってKTELのBTモジュールで無線機の無線化(ええな、ややこしい)を果たしたわけですが、どうも実装がイマイチ、スマートじゃありません。BTモジュールは小さいのになんでこんなデカイ箱…
コンパクトなケースに入った完成品も売られていますが一体感がありませんし、結構な値段します。なので、BTモジュールを無線機のバッテリーケースに叩き込んで一体化にチャレンジしました。完成品コースで走り出すと後々接続ケーブルでヤタラと出費がかさむので。

この箱はないよね…

乾電池バッテリーケースです

電源を無線機から取れるか…?

最初、バッテリー端子から12Vを取ろうと試みましたがこの取り組みは失敗しました。送信モードに入ると電圧が下がりすぎてリセットが入ってしまします。

電源をバッテリーから取ってみた

これは安定しています。結局12Vからの取り入れ口を設け、スルーで無線機へ送りバッテリーボックス内でそれをインターセプトして3端子レギュレーターで3.3Vを作ってBTモジュールへ供給しています。

バッテリーケース内の臓物を取り払います

乾電池のリブも全部ニッパーでカットします。

3端子レギュレーターで3.3Vを作りBTモジュールへ供給します


臓物をカチ込んでみました

ギチギチです

スピーカー、マイク周りはしっかり作ってみました

これだけでBTハンドセットと無線通信できるようになりました

PTTスイッチは外付けです。こういういところはケチるとろくな事有りません。PTTはちゃんとしたスイッチをハンドルへ実装します。

3.3Vは秋月のキットで作りました

BTモジュールの配線はこんなかんじ

全体はこんな感じ


動作確認完了

ヘラーソケットから12Vを取ってみました。RSのヘラーソケットはバッテリー補充電用にも使われるためバッテリー直結。車載器の電源はキー連動のアクセサリー電源から取ったほうが良さげです。


後日談

ICOMの技術サポートへ、リグ本体からバッテリーBOX、内で給電を受ける方法は何か無いかと質問した所、バッテリー端子に充電電圧は出ているが、充電電流は十数mAなので、それ以下の負荷でないと使えないという回答…それ以上電力を食う場合は外部電源を準備してくれという回答でした。つまり、IC-S7Dの場合は今回作成した回路構成しか無いという結論でした。もうちょっとスマートになるかと思ったんだけどなぁ。


BMW R1100RS アンチエージング(進行中その2:エアクリーナーBOX換装実行)

今日は天気が悪いのでエアクリボックスを交換してみます。しかしこれ、けっこうな大作業です。クラッチ交換時の作業+アルファが必要です。

カバーを剥がして

ガソリンホースを両方クランプ

この工具、RSの海苔は必携工具です。

ブチッとホースを抜いて

リアフレームに巻き付いている配線類をぜんぶ外します(タイラップは全部切ります)

ブリーザーホース二本をフレームから引き剥がして抜き出し、

タンク陥落…毎度これがめんどい

ストリップに成りました

エビ反り…じゃなくてシャチホコ

エアクリボックス新旧比較。

古い方は汚れているだけではありません。樹脂が白亜化してボソボソになっています
新しい方は元々R1150RTについていたものです。パーツリスト上は同じパーツナンバーになっていますが、どうやら途中で仕様変更があったようです。エアクリ-ナ-の蓋は従来の板バネ式からタッピングビス式に変わっています。ですが、取り付けには何ら問題はありません。サックリ1100RSに付きます。

めったに手を入れない部分ですので清掃

あとボルト数本外したら、ミッションがおろせます…Orz

作業は山場にさしかかりました

エアクリを先に固定するとここがリアフレームに当たります

リアフレームを下ろす作業が一番の山場です。この時エアクリをフレームに固定してはいけません。フリーな状態のママ、ミッションの上に置いておきます。その状態で、燃圧レギュレーターやら燃料ディストリビューターはエアクリの所定の位置に収めておきます。ホース保護用グロメットなどはきちんとはめ込みます。この作業をいい加減にやると後々ホースが摩耗し、最悪ガソリン漏洩…バイクが火達磨になるかもしれません。エンジンからのブリーダーホースもこの時に取付ますが、このホースを開放したり固定するには、例の専用ホースバンド・プライヤー(CLIC)が必要になります。専用工具があれば簡単ですが、無かったら径がデカイ事もありカナリ難しいです。

なんとか所定の場所に収まりました

順調に組立中…に見えますが、この後トンデモナイことに…

よく見るとバッテリー固定バンドがかかっていません。バンドはバラす時にバッテリーBOXから外してしまっていました。

完成…

で、さぁ終わったと工具を片付得ている時に、見つけてしまいましたバッテリー固定バンド…この後もう一回バラす羽目になりました。

しかし、しかし大手術やる度に思うのですが、ABSって邪魔だよなぁ…と。R11系はABSの配管さえなければ結構整備性の良い機体です。ABSなんて作動させることはまずありませんので、しばらくABS外してしまおうかと思うことママあります。まぁ外すとそれはそれで、直結用のホース入手しないといけなくなるのですが。

土曜日

リグ、接続実験 & 4ヶ月ぶりにR1100RS復活の儀式

貧民用有線仕様。BT接続ヘッドセットはお大臣な友人用。お相手する必要があるのでこちらは急遽貧民セットを用意。デイトナの有線インカムヘッドセットを繋ぎます。デイトナの有線ヘッドセットはコネクターがカナリ特殊ですが、ピン配置は実はヤエス・ハンディ用4極1ピンと同じです(ただし、それでもチョットピンが長すぎ)。プラグをリグのジャック奥まで差し込むと変になります(カッテにPTTがオンしてしまう)。コネクタージャックに細工して差し込み具合を調整してやると取り敢えず使えるようになります。


GSで友人のガレージまで実験に出かけます…が、

いつの間にか鴨川!

てへ、RS復活

やはりRSかわいい…

リグをジャケットのウェストベルトに刺し、有線ヘッドセットを挿しただけですと手元にPTTが無いわけで、ハンドルから手を話してリグのPTTを押すってのは危険ですし面倒ですね。あまり話さなくなってしまいました。それと降車してヘルメットを脱ぐ際、ヘルメットからダラリと伸びた接続コードがリグと繋がっていますのでこれまためんどくさい。いろいろ体験してみるものですね。有線の場合、接続系はやはり人の動線に合わせて置かないといちいち面倒なことにぶち当たります。やはりBluetoothは偉大だ。


毎度おなじみ、秋月バッテリー

ちょうど4ヶ月、RSは補充電されること無く完全放置でしたがバッテリーは問題なく動いてくれました。このバッテリー安い割には結構丈夫なのかも。GSと違ってRSはサイドスタンドを下ろしているとエンジンはかからないということを最初忘れていて少々焦りましたが…
ちなみにこのバッテリー、もうすぐ3年が経ちます。

金曜日

リグとヘッドセット接続をBluetoothで無線化する

最近バイクのヘッドセットもBluetoothが当たり前になってきました。なんですが、無線機が無線じゃないって(ややこしい)、なんででしょうね。で、いいものを見つけました。老舗KTELの製品ですが、BluetoothのHSP,A2DP対応センダーモジュールです。レシーバーっていうのはよく売っていますが、センダーは珍しいです。

KTEL、KT-BMD02-DIYキット(Bluetoothモジュール付き)

しかし結構いい値段します。組込み用Bluetoothセンダーなんてレアモノですから。

完成!

電気的には完成しています。しかし実装はナンチャッテです。この状態では実用になりません。そもそもこれはSENAのヘッドセットを持っている電気オンチの友人用に作りました。明日辺り、彼のリグ(ICOM IC-S7D)を接続して動作確認をしてきます。上手いこと言ったらきちんと実装します。一応PTTスイッチは取り付けたのですが、もしかしたらレシーバーのPTTと連動して動くかもしれません。

icom ic-s7dと接続

PTTも動作OK

あとは車載してちゃんと使えるように実装関係を真面目にやる必要あり。この状態では、5分と持ちません…

火曜日

Yaesu FT-60

初リグをゲットです。これは何ネタなのかよくわかりませんがバイク用無線機にするつもりですのでとりあえずバイクネタということで。

届きました。初めてのリグ

八重洲のFT-60です。

値段の割に基本性能はしっかりしていて初心者には良いんじゃないでしょうか。強いて難点言うなら、見かけからは想像できないほど重い。厚み以外はiPhoneほどのサイズなのですが本当にズッシリという表現がぴったりです。胸ポケットに仕舞うのは無理です。

マニュアルと格闘中。機能ありすぎて大変!

こんな機能まで有るの!?使う予定は有りませんが…

日曜日

BMW R1100RS アンチエージング(進行中その2:エアクリーナーBOX)

だいぶ前に、とある道の駅で遭遇したBMWグループと立ち話をした時、その中に職業上、化成品に詳しい方が居まして、“BMのプラはすぐ白化してグズグズになるからダメなんだよ。使っている材料が悪い...とおっしゃっていました。

確かに我がRSのエアクリは真っ白々で、爪を立てるとグズグズと白い粉になって剥がれてきます。よく見ればリアフェンダーも微妙にグレーっぽい色に変わってきています。樹脂は紫外線でヤラれるのだそうです。

で、ここの汚さは結構年季を感じさせてくれるので、アンチエージング処置の対象に加えました。で、修復用に塗布剤などいろいろ出ているわけですがあまり効く感じがしません。こういう時は状態の良い物に交換...が手っ取り早いです。

RやRSのハーフカウルはエアクリ側面が露出していますので、殆どの個体は白化しています。一方、RTやフルカウルRSはカバーで覆われていますので、紫外線影響を受けにくい。ですので、中古エアクリを入手して交換するならば、RT用かフルカウル機のものを入手して交換が吉です。

ちなみに、1150も同じエアクリBOXを使用しています(1100も1150も、途中でエアクリBOXはクリーナー部の蓋が板バネ式からネジ式に変わったようです)。

R1150RTの出物ゲット

RH975S シフトアーム延長

ナイトスターのシフトアームを延長してみた。グリーミングワークス製です。今日300キロほど走ってきましたがシフトがとても楽になりました。自分的必携オプション。とてもざっくりしたシフトフィーリングですがレバー比が絶妙で自分にはシフト抵抗の無さがしっくり来ました。踏み込んでいった時、ま...