コンパクトなケースに入った完成品も売られていますが一体感がありませんし、結構な値段します。なので、BTモジュールを無線機のバッテリーケースに叩き込んで一体化にチャレンジしました。完成品コースで走り出すと後々接続ケーブルでヤタラと出費がかさむので。
この箱はないよね…
乾電池バッテリーケースです
電源を無線機から取れるか…?
最初、バッテリー端子から12Vを取ろうと試みましたがこの取り組みは失敗しました。送信モードに入ると電圧が下がりすぎてリセットが入ってしまします。
電源をバッテリーから取ってみた
これは安定しています。結局12Vからの取り入れ口を設け、スルーで無線機へ送りバッテリーボックス内でそれをインターセプトして3端子レギュレーターで3.3Vを作ってBTモジュールへ供給しています。
バッテリーケース内の臓物を取り払います
乾電池のリブも全部ニッパーでカットします。
3端子レギュレーターで3.3Vを作りBTモジュールへ供給します
臓物をカチ込んでみました
ギチギチです
スピーカー、マイク周りはしっかり作ってみました
これだけでBTハンドセットと無線通信できるようになりました
PTTスイッチは外付けです。こういういところはケチるとろくな事有りません。PTTはちゃんとしたスイッチをハンドルへ実装します。
3.3Vは秋月のキットで作りました
BTモジュールの配線はこんなかんじ
全体はこんな感じ
動作確認完了
ヘラーソケットから12Vを取ってみました。RSのヘラーソケットはバッテリー補充電用にも使われるためバッテリー直結。車載器の電源はキー連動のアクセサリー電源から取ったほうが良さげです。
後日談
ICOMの技術サポートへ、リグ本体からバッテリーBOX、内で給電を受ける方法は何か無いかと質問した所、バッテリー端子に充電電圧は出ているが、充電電流は十数mAなので、それ以下の負荷でないと使えないという回答…それ以上電力を食う場合は外部電源を準備してくれという回答でした。つまり、IC-S7Dの場合は今回作成した回路構成しか無いという結論でした。もうちょっとスマートになるかと思ったんだけどなぁ。
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