あとは車検を取りに行くだけになりました。しかしこの仮ナンバーどうなんでしょう。トラックにつけても似合いそうなサイズあります。自動二輪に仮ナンバーつけるなんて思っていないんでしょうかね…
火曜日
土曜日
F650GS タイヤ交換〜ホイル装着〜外装装着で完成…
ホイルついてないまま放置ってもの危ないのでそそくさと新しいタイヤを嵌めます。自力でチャレンジも考えましたが、寒くてちょっと萎えましたので、近所のガレージ Haseさんへお願いしに行きました。
あとは車検を通してナンバーをもらうだけです。
続く(ユーザー車検にチャレンジ)
結構時間はかかっています
それもそのはず、今は独立していますが10年以上Napsでタイヤを扱ってきたメカニックだったんだそうです。ずっと作業を眺めていましたが、かなりしっかりした仕事をしています。今度RSブリッジのタイヤ交換もお世話になろうと思いました(それに、チューブでもチューブレスでもホイル持ち込みなら一本1,200円と、びっくりするほどリーズナブル。他に廃タイヤ処理費用などはかかりますが…)。
あとは車検を通してナンバーをもらうだけです。
続く(ユーザー車検にチャレンジ)
F650GS フロント廻り組み立て
ステムベアリング交換が完了しましたので、組み立てにかかります。もう厄介な作業は残っていませんので、いそいそと組み上げます。
サービスマニュアル(EU版(英語)、※ TwinSpark前のです。
ステム装着
ステムはトップチューブ上部からラウンドナットで固定されています。仕様では、65N(訂正:25N/mです)で締めあげたあとに60度戻せということになっていますが、今回は個人的経験を優先して手を使って感で締め上げます。どうせしばらくしたら、一度緩めて再度締め上げますから、問題ありません。テーパーローラーですのでキツすぎのほうが怖いです。
(というか、テーパーローラーベアリング、一瞬とはいえ65N/m25N/mという強大トルクで締めあげて大丈夫なん?65N/mって結構に凄いトルクです。個人的にはこの方法あまり信じていません。過去そんな方法でステムベアリングをセットするのは聞いたことがありません。最後に150N/mでロックナットを締め上げるあのR1100RSのファイナルドライブ、ピボットベアリングですら締付けトルクは7N/mです)
トップブリッジ装着
フロントフォーク装着
だいぶバイクらしい格好になりました…が、タイヤがありません
F650GS ステムベアリング交換 (5)
アウターレース打ち込み。いろんな工程がありましたが、ここが一番難しかったです。なにがってナカナカまっすぐはいらないのです。なんでも良いので、とにかく金属の当てものをして、その上からたたきます。そして、下のレースはヘッドパイプより内側にレースは入りますので、先に取り外した古いアウターレースを当てて叩きます。間違っても、当てもの無しで新しいレースを叩いて入れようとはしないこと。ヘタするとレースを壊します。
続く(フロント組み立て)
なんでも良いのですが、とにかく金属の当てものをして叩かないと、まず真っ直ぐには入りません。ここでは先に外した古いベアリングレースを逆にして新しいレースに当てています。金属の当てものとして、ベアリングレースプーラーを逆さまに突っ込んで、真ん中を詰め物で広げてあります。手元にいいものがなければくさび状にした木材などを突っ込んでも良いかもしれません。レースプーラーを突っ込んだのは、古いレース外周が新しいレースの外周にキチっと当たるようにするためです。ちゃんとしたレース圧入工具などがあれば、そちらを使ったほうが良いでしょう。
入りました
レースを叩き込む場合は、レースがきちんと底を打つまできちんと叩きこむことが必要です。底を打ちますと叩く音が、カーンという甲高い音に変わります。全周で同じく甲高い音がするのをきちんと確認します。さもないと、組み立てたあとでレースが動くとか、ベアリングが片当たりするなどの不具合が出ます。F6のステアリングヘッドのアウターレースは、古いレースを当てて打ち込んでも、古いほうが外れなくなることはないと思います(実際そうはならなかった。インナーレースは話が別です。やったら抜けなくなります)
下側
こんな感じであてがって
気長に打ち込みます
アウターレースプーラーは、旧レースの位置合わせのためだけに使用しています。この方式で打ち込む時はプーラーを叩いてはいけません(本当はレース圧入工具があればよいのですが…)
出来ましたー
下のアウターレースはトップチューブよりも幾分奥まった所へ収まりますので、底まで打ち込む場合は古いアウターレースが必要になります。この部分はステムと違い、古いレースで最後まで叩き込んでも、それが抜けなくなることはありません。
続く(フロント組み立て)
金曜日
F650GS ステムベアリング交換(4) アウターレース取り外し
今日は、アウターレースを取り外します。初めての工具を使いますのでチョット緊張、うまく抜けるかな。
今日はアウターレースを取り外します
工具の爪を、アウターレースの出っ張りに引っ掛けます
反対側から太めの長いボルトを突っ込んで、取り外し工具の底を左右交互に叩きますと、だんだん抜けてきます
最後の一撃で工具とともに飛び出しました
工具はこんな風に引っ掛けてあります
綺麗に抜けました
今度は下側のレースに引っ掛けます
上から交互にカンカンやればそのうち抜け落ちます
取り外したアウターレース
荷重の余りかからない上側は軽い摩耗痕
荷重のかかる下側はとんでもないことになっていました
これだけ減りますと、走っていてもハンドルがガクンとロックされそうになります
木曜日
F650GS シンコータイヤ
F6、タイヤ交換要ですので物色、ネットでShinkoなるブランド発見。Made In Koreaだそうです。なんてったって安かったです。なんと前後でRSのフロント一本よりも安い!
近いうちに装着してみます。
後日談はこちら
パターンはオールラウンダーっぽい
触ってみるとリアのコンパウンドはだいぶ柔らかいですが、フロントはちょっと硬さを感じます。メツラーっぽい感触。フロントの指定タイヤは100/90−19なのですが、もうレアサイズになっています。安いタイヤの入手性が悪いので代替で110/80−19にしてみました。幅は10ミリ広く、外形は2ミリほど小さくなりますが、速度誤差は0.3%程なので、誤差の範囲でしょう。
> F6はスピードセンサーはリアについているのでフロントタイヤ外径は無関係ですね。極端な話、リアが指定サイズならフロントをダカールの21インチに変えても速度メーター誤差は出ませんです。
E-705というタイヤです
フロントはチューブレスらしい(GSはチューブですが)
近いうちに装着してみます。
後日談はこちら
F650GS ステムベアリング交換(3) インナーレース(ベアリング本体)の装着
今日はインナーレースを装着するための工具を調達するためイソイソと帰ります。帰路、会社前の広場でクロサワが撮影をやっていました。何の映画だろう…
ps. ベアリングと一緒に嵌めてあるダストカバーですが、殆どの場合ポンチでベアリングを叩きだした時点で、相当ダメージを受けてベコベコになっているはずです。私の場合は気長に当金をしてハンマーで叩いて、ポンチ痕を均して平にしましたが、理想的にはこのダストカバーも新しいものへ交換するのが吉です。ちなみに、このダストカバー、あまりにベコベコですとインナーレースを打ち込む際、レースがきちんと底に当たりませんです。ヘタすると組立後、乗っている間にソコが潰れてレースが動き、ガタが出る可能性があります(まあそうなったら、ラウンドナットを再度締め込めばよいのですが)。
あるページには、以下の様な記述もありました。
We recommend that you replace this when replacing your steering head bearings. It is likely to get damaged when removing the lower bearing.
(ステアリングヘッドベアリングを交換する際にはこれを交換することを推奨する。恐らくロアーベアリングを取り外した際にダメージを受けている)
続く(その4)
出勤時からやっていましたが、帰る頃には大道具さんたちが撤収作業をしていました
→ (後日談)脳内ポイズンベリーの撮影やってた模様。真木よう子が居たのかなぁ…
じゃーん、これをかちこみます
役者は揃った
まずは上部のラウンドナットにインナーレースをかちこみます
先だってバラした古いベアリングのインナーレースを逆さまに重ねますと打ち込みが確実です。カラーを噛ませないで叩くとベアリングリテーナーを潰して壊してしまいます。
全周が均等に入るよう、ラウンドナットを少しづつ回しながら気長に打ち込みます
ハンマーの打音がある時カーンと甲高い音に変わります
甲高い音は、インナーレースが底当りした証です。全周が底当りしていることを確認するため、最後にもう一周、ラウンドナットを回しながら強めに打ち込んで打ち込み終了です。
アウターレースをかぶせて荷重をかけながら回し、ベアリングの動きがスムースであることを確認します
ホムセンで調達してきたφ32mmのステンレスパイプです。
アマゾンでも同じものが手に入ります
取付面を軽くヤスってゴミやサビなどの異物を綺麗に除去し、錆止めのためグリスを塗ります
ダストカバーにグリスを塗りつけて取り付けます。
これを忘れてベアリングを打ち込んだら、後戻りは大変。
※ ダストカバーは毎回新品に交換したほうがよいです。
まぁ結構な値段するのですが、
ポンチで叩き出した時点で多分だこべこになっているはず。
純正パーツはこれ。
寺に行って番号言って、取り寄せてといえばほぼこの値段で出て来る。
07 31 42 1 234 509 RING 2 $7.92

ちなみにですが、純正のベアリングは…
08 31 42 7 663 941 TAPERED ROLLER BEARING - 28X52X16 0.32 2 $75.00
まじかこの値段。
NSKので十分です!
インナーレースを目視で垂直に差し込みます
上から、φ32mmのステンレスパイプをかぶせます
ステンレスパイプが、ベアリングリテーナーの板金を踏まないように気をつけます
打ち込み中
打ち込み時は、片手でパイプの下の方をしっかり握りパイプが全周でインナーレースに当たっていることを確認しながら、パイプ上部の場所を変えながら叩きますと平行にレースが入ります
打ち込み完了
アウターレースをかぶせ、荷重をかけながらベアリングの動きがスムースであることを確認します
インナーレース装着完了
アウターレースを打ち出すための工具も調達しました。これはアウターレースの内側に爪を引っ掛け、叩き出すための工具です。でかい音がするので週末日中にでもチャレンジします
(STRAIGHT/ストレート) ステムベアリングレースリムーバー 19-520
(このツール、オイルシールを抜いたり、マフラーのガスケットを抜いたりと、いろんな用途に利用できます。必携ツールと言っても良い)
ps. ベアリングと一緒に嵌めてあるダストカバーですが、殆どの場合ポンチでベアリングを叩きだした時点で、相当ダメージを受けてベコベコになっているはずです。私の場合は気長に当金をしてハンマーで叩いて、ポンチ痕を均して平にしましたが、理想的にはこのダストカバーも新しいものへ交換するのが吉です。ちなみに、このダストカバー、あまりにベコベコですとインナーレースを打ち込む際、レースがきちんと底に当たりませんです。ヘタすると組立後、乗っている間にソコが潰れてレースが動き、ガタが出る可能性があります(まあそうなったら、ラウンドナットを再度締め込めばよいのですが)。
あるページには、以下の様な記述もありました。
We recommend that you replace this when replacing your steering head bearings. It is likely to get damaged when removing the lower bearing.
(ステアリングヘッドベアリングを交換する際にはこれを交換することを推奨する。恐らくロアーベアリングを取り外した際にダメージを受けている)
続く(その4)
水曜日
F650GS ステムベアリング ゲッツ
ベアリングをゲッツ。NSKのHR320/28XJというものです。旧R系フラットツイン機のステムでもポピュラーなベアリング。伝動機ドットコムでポチり4日で到着、@980円也。ディーラーでFAGかなんかの純正を買うと一個@4200もします。(お急ぎの場合、千葉は佐倉ののsekiさんで在庫していますので翌日入手可能...ですがちと高め一個2100円ほどします)。
これはNTNのとボールリテーナ―寸法(機能に関係ない)がチョット違っていて、リテーナ―がインナーレースよりも出っ張っています。下手なカラーを当てて叩き込むと、もし反動でカラーが浮き上がってズレたらリテーナーの頭を叩いて変形させてしまいます(ここ変形したらベアリングお釈迦)。ベアリングのインナーレース内径は28mm、リテーナー内径は35mmほどですので、その間にすっぽり収まるカラーを使って打ち込む必要があります。
ホムセンで直径32mm、肉厚1.2のステンパイプ(物干しハンガーによく使われる一般的な奴)をよく売っていますので、これが便利ですが、リテーナー叩きを回避するため、ビニールテープなどでパイプ内径もしくはステムポール外径に巻物をし、カラーがズレないようスキマを極力なくしておくのが良いでしょう。ちょっと抵抗感じるくらいがちょうど良いかもしれません。
これはNTNのとボールリテーナ―寸法(機能に関係ない)がチョット違っていて、リテーナ―がインナーレースよりも出っ張っています。下手なカラーを当てて叩き込むと、もし反動でカラーが浮き上がってズレたらリテーナーの頭を叩いて変形させてしまいます(ここ変形したらベアリングお釈迦)。ベアリングのインナーレース内径は28mm、リテーナー内径は35mmほどですので、その間にすっぽり収まるカラーを使って打ち込む必要があります。
ホムセンで直径32mm、肉厚1.2のステンパイプ(物干しハンガーによく使われる一般的な奴)をよく売っていますので、これが便利ですが、リテーナー叩きを回避するため、ビニールテープなどでパイプ内径もしくはステムポール外径に巻物をし、カラーがズレないようスキマを極力なくしておくのが良いでしょう。ちょっと抵抗感じるくらいがちょうど良いかもしれません。
こんな感じ
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ナイトスターのシフトアームを延長してみた。グリーミングワークス製です。今日300キロほど走ってきましたがシフトがとても楽になりました。自分的必携オプション。とてもざっくりしたシフトフィーリングですがレバー比が絶妙で自分にはシフト抵抗の無さがしっくり来ました。踏み込んでいった時、ま...

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追伸2021年10月 長いことRotax650に乗ってきて、WEB読み漁っては色々試行錯誤やっていましたが、今現在、燃調を正しくするには、結論的には、 1.メカ的にきちんと整備して、正しい乗り方(いつも3000回転ほど回して乗る)を続ける もしくは、 2. GS-911などで強制...
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F650GSには(私の)乗り始めからシンコー(韓国製)のE705というタイヤを履かせています。とにかく安いというのが選択の理由でした。8700キロほど乗り、もしかしてこのタイヤはコスパ最高かも…と思っています。 一番の理由は乗りやすさ。峠でどんだけ倒しても不安感が有りま...