日曜日

BMW R1100RS 後期型 リアサスのプリロードアジャスター修理

正月休み最終日、ピンポーン・・来客があるわけない。もしもし? **運輸でーす。
お~、そういえば密林でポチったジャッキオイルが届いたかな。

ジャッキオイル、VG32番

じゃんじゃんじゃん、はいオイルが届きました。リアサスのプリロードアジャスターをソフト側へ緩めると途中からスカスカになって、ロードがかかっていない状態になっていました。なんだそれだけかなのですが、実はこれの調整をちゃんとしておかないと、タンデム時やパニア装着時にヘッドライトを水平に維持できなくなるんです。じつはこれに気がついたのは、光軸が上を向いているという所からでした。

オイルの届いたところで早速修理に取り掛かります。作業はここを参考にしました。

まずプリロードアジャスタを全部ゆるめます。


プリロードアジャスターをリアフレームから取り外し、

ひっくり返して、逆さまに取り付けます
(この状態でデジカメなどで写真を撮っておくことをオススメします。オリジナルのホースの位置を記録するためです)

バンジョーボルトをホンの少しだけ緩めます。

ボルトを全部外してはいけません。ボルトはキンキンに締まっていますので、後ほど自分の手の力で回せるように緩めるだけです。

タイラップでホースを上向きに固定し、その後バンジョーボルトを抜きます。

バンジョーボルトを緩める前にホースをタイラップなどでリアフレームに固定しておきます。こうしておきますとバンジョーボルトを抜いた後、オイルが垂れてきません。

ピストンを押し下げます。

プリロードアジャスターは逆さまのままにしておきます。ホースを外したら逆さまのママ床に置き、ボルトを抜いた穴から棒状の物を差し込み、中にあるピストンを下まで押し下げます。棒を突っ込みますとオイルが溢れてきますので、ウエスなどを巻きつけて溢れるオイルを拭います。ピストンの動き始めはちょっと固いですが、動き出せばスコっと下まで落ちます。

想像ですが、アジャスターダイアルを全部緩めても、オイルを押し下げるピストンは引き下げられずに、筒の途中で止まっていると思われます。オイルがピストンの裏に回っているとするならばピストンは押し下げられませんし、それよりもさかさまにした時点でダイアル部分からリークしてくるはずですが、そんな様子も伺えません。よって、フリー状態のピストンが筒の中で宙ぶらりんになっていると想像したわけです。

オイルを補充します。

ピストンを下まで落としましたら、アジャスターのボルト穴からオイルを継ぎ足します。口いっぱいまで入れます。私の機体の場合20ccも入ったかどうかという程度でした。アジャスターにオイルを満たしましたら、それをフレームに固定してあるホースのところへ持って行き、バンジョーボルトを元のように取り付けます。


アジャスターを逆さまに取り付けます。
バンジョーボルトを締めこむときにオイルをこぼさない為です。

バンジョーボルトをキッチリ締めます。

ここで一番大切なことは、ホースの向きを最初と同じ方向にしてボルトを締めることです。スマホなどで最初の状態を写真にとっておくと良いと思います。実は私も写真を取りながら作業をしていましたので、それに救われました。


さかさまのアジャスターを取り外して元通りに取り付けます。

おおお、アジャストダイアルを一番上の状態から少し締め込むだけで負荷を感じます。ちゃんとオイルがスプリングを押しているのでしょう。これでスッキリしました。暫くの間、ピストンからのリークを注意して監視したいと思います。しかし、しかし補充した分のオイルは一体どこへ行ったのでしょう。どう見てもリークした形跡がないのですが・・


後日談

現在10月ですが、私の機体は10ヶ月たった今も、リークも無く何の問題もなく機能しています。
問題発生の可能性としては、サス本体のスプリングにロードをかけるピストン部分のリーク、もしくはホースのバンジョーボルトのところしかないわけでして、もしバンジョーボルトからのリークがないのにスカっとなっているようでしたら、それはもう、サス本体を交換するかサス側のピストンをオーバーホールするしかないと思います。

土曜日

2014 初乗り、

雪国への帰省をさっさと切り上げ、寒くても晴れの関東へUターン。やることは先ず初乗りでしょう。

やはり南房総は暖かいです。

あああああ~

途中でブチッという感触とともに、クラッチの遊びが増えました。なんとか家までたどり着きましたが、クラッチワイヤーは間一髪だった模様。初乗りでいきなりこれ。今年はヒヤヒヤの連続か・・?

だいぶ昔K100に乗っていた時、何の前触れもなくツーリング中にブッツリ切れた事を思い出しました。その時はノークラッチで帰宅しましたが大変でした。ギア・チェンジはノークラ。停車時はセカンドからニュートラルへ入れてエンジン停止しローギアへ。信号変わったらクラッチ握って(インタロックを外して)セルスタートでいきなり走りだす・・!!あー思い出すだけでも恐ろしい。K100は4発でアイドルも低いのでセルスタートできましたが、ニ気筒のRでそんなこと恐ろしくて出来ません。


月曜日

2013、乗り収め

今年の乗り収めしました。今年は一体どんだけ乗ったんだろう・・

先程点検したら、リアのホイールベアリングが少しガタきていました。そろそろドライブトレイン系も手入れが必要になりそうな気配。


コールドスタート

コールドスタート~アイドル。アイドル安定は気温10℃でも意外と早いです



日曜日

BMW R1100RS リヤサスのプリロードアジャスターがなんか変

最近気になっていることがひとつ。9月に車検を通した時から気になっていたのですが、光軸がなんとなく上を向いている(いた)。車検時に光軸を下げたのですが、なんでやねん・・と。

で、この機体にはプリロードアジャスター付きのリヤサスがついています。で調整ダイヤルを緩めてみたのですが、標準位置から少し緩めるとすぐにダイヤルに重さがなくなります。あれれ・・おかしいぞ。このプリロードアジャスターはダイヤルを回す(締め込む)事によってリザーバータンクからオイルを送り、スプリングへプリロードをかけるシロモノです。ユルユルになるということは、スプリングを押していないということですね。オイルが漏れた形跡も無いのですが、オイルが減っていると想像されます。なにせ97年式ですからそれくらいのことは有るでしょう。WEBでいろいろ調べてみると、どうやらそういう事例は海外ユーザーにも有るようです。

リヤサスのプリロードアジャスター

で、どうやってオイルを補充するか?ですが、海外WEBによりますと、プリロードアジャスターのアジャストダイアルを全部ソフト側(反時計方向)に緩めた後、プリロードアジャスターを機体から外し、(オイルが漏れるのを防止するため)逆さまにした状態で油圧ホースを外します。次にプリロードアジャスターの、ホースの付いていた穴から何か棒のようなものを突っ込んで、アジャスター内にあるピストンらしきものを全部押し下げ、逆さまの状態のママ、その穴から注射器のようなものでオイルをあふれるまでいっぱい補充し、先の油圧ホースを元通り繋いで機体へ取り付けるんだそうです。ホースを繋ぐ際、若干のエアが残るので、最後に締め付ける前に(さかさまのまま)アジャストダイアルを1/4ほど閉め込んで気泡を追い出してからホース固定ボルト(Banjo Boltと言っている)を閉め込むと良いと言っています。

手順(原文)はここ



まぁ、今度時間のあるときにでもチャレンジしてみようと思います。WEBではどんなオイルを入れりゃあいいのか?という会話もありますが、静的にスプリングへ圧力をかけるだけなので、要は漏れなきゃ良いわけで、一部の人達はオイルジャッキのオイルで良いんじゃない?といったことを言っています。

土曜日

峰岡林道(房総半島)

今日も寒いですが、天気が良いので出撃です。


いつもの昼飯スタイル

房総スカイライン手前で昼を回りました。セブンを探していつものスタイルで昼ごはんです。ちなみに房総スカイラインはR410工事迂回路指定されているため現在無料となっています(2013 2月~)。

おおー

峰岡林道途中でパラグライダーをやっていました。ここは管理された発着場です。鴨川から峰岡林道へ入りますと途中にあります。

離陸~

一人戻って来ました

真上を通過していきます

無事帰還

しかしメチャ寒いんでしょうね。なんでも冬場のほうが大気が安定しているのだそうで。

えらい勢いで距離が伸びます・・

マフラーの排気口が煤けるのは、そういうもんだと諦めることにしました。排気も臭いといえば臭いのですが、めまいがするほどではありません。アイドルレギュレーターやTPSを触るといろいろフィーリングも変わるのですが、何をやっても燃費もほぼ20キロ前後で変わらないということも分かりました。オープンループの基本制御MAPがそういう設定なんでしょうね。でもドライブフィーリングはとても良いです。燃調系が煮詰まってくると今度はドライブトレーンなど他のところがきになてきます。

燃調いじり、

今日は外気10度ほどまで下がりました。寒いです。寒いですが、いろいろ着込んでテストしてきました。ただ、RSは外気温センサーがエアクリーナーBOXについており、ここからの外気温も燃料マップへフィードバックされているため、気温が18度もあった先週との比較ではあまり正確を期さないかもしれませんのであしからず。

先週の燃費(TPS360mV、CoPot150Ω)は約21㎞/L、劇的に変わった感じしません

クローズドループにしていた頃はコンスタントに25キロ以上走っていたので、オープンループは基本的にMAPが濃いめなんだと思います。キビキビ走らせるには多少ガスを食わせないとダメなんでしょうね。あれこれ弄って燃費を改善しようなんていうのは諦めようかと思います。

TPS設定が濃いのかな?ということで、現在の設定358mVを

351mVへ落としてみた。

ちなみにCo Potは100Ωになっています。信号待ちの時の排ガス臭はだいぶマシになっています。それでも最新の車のクリーンな排ガスにはかなませんが。

やはりうっすらとすすは付きます。


250キロほど走って帰宅。相変わらず煤けますが、気持ち改善したかな。

焼け具合も変わった感じがしませんが、少なくともかぶってはいないようです。


乗ってみての感触ですが、高回転時にガスが気持ち薄い感じはしました。4000回転あたりで以前のクローズドループの時のような感触・・つまり若干サージが出てきます(それでも以前ほどではありませんが)。TOPギアで4000回転は時速にして120ほどなのですが、110を超えたあたりからミラーの画像がぶれ始めます。
普段のツーリングでは3000回転以上を常用することはほぼありませんので、TPSで燃調を下げても高速道路以外その差は殆ど出ないと思われます。さらに嫌なサージが顔を出しますので、時折高速を走るようなツーリングではTPSは360mV程度にしておくのがフィーリング的には吉だと思いました。


ちなみに、私のバイクの場合、360mVというのは、モトロニック・ダイアグテスターのTPSポジションチェック機能を使って自分なりにTPS位置を設定した時の値です。このテストでは、TPS電圧をモトロニックがチェックした結果が出ていますので、一番精度の高いやり方だと思います。ちなみにテストツールは電子工作の経験があれば簡単に自作できます。私は両端ワニ口のケーブル数本と、LEDに1KΩの制限抵抗を付けたものだけでやっています。

(RPS電圧、絶対値過信は禁物)
電圧計での測定は測定器のバラつきや誤差、それにGNDのコンタクトポイントによっても変わります。測定している電圧は1000分の1Vという微小電圧です。ディーラーなどできちんとしたツールを使っている場合は別ですが、DYIの場合は電圧計電圧を信じて設定をコピーするのはあまり良くないかもしれません。最初にモトロニックのダイアグモードで自分のバイクのノミナル位置を決め、自分の電圧計での測定電圧を自分なりの基準位置にし、いつも同じ電圧計を使ってそこから足したり引いたりという差分でいじるのがよろしいかと思います。

Co Pot再調整~安房グリーンライン

Co Pot (アイドルレギュレーター)の再調整です。先週だいぶ薄くしたつもりですが、まだ濃い感じでした。
 

こいつが主役です。初期型R1100RSにはついているアイドルレギュレーター

今日は150Ωまで下げてみました

排気口は綺麗に磨いておきます。帰ってから比較します

だいぶ寒くなってきましたが、まだライダーは走っています

安房グリーンラインを走ってみます。2010年に開通した気持ちの良い山間部道路です
 
トンネルを抜けてすぐのところに、200万年かけて地表に露出した海底断層を見られる場所があるんです。たまに観光バスが来ていたりします。
 
ほう、、

ホントだ!すごいぞ

激しかったんですね。天地がひっくり返った所もあるそうです


安房グリーンライン。
 
2010年2月にオープンした、白浜から三芳村まで続く山間部道路。とにかく気持ちの良い道です。ただ、県道88号もそうですがたまにアホーな速度でレースまがいの走り方をする車・バイクが来るので要注意です。

道の駅、三芳

長いことクローズしていましたが、中はリヌーアルしていました。

陽が短くなりました。もうすぐ冬至ですもんね

うっすらすすけています。
 
250キロほど走って帰宅。排気口はうっすらと煤を被っています。でも前回よりすすけ具合はましになった気がします。

プラグ、気持ち煤が減りました。でもまだ濃いのかどうか分からない。
 

アイドルレギュレーターを150Ωまで下げてみてのドライバビリティですが、おそらくこれまでで一番すっきりしたドライバビリティではないかと思われました。4-5000回転での走行時もミラーが全くぶれません。エンジンもサージングしている印象はありません。アクセルを開けると開けただけ回転がスムースについてくる感じでした。
2000回転以下の低回転走行時もスロットルがパーシャルになってもエンジン回転が全く暴れませんし、1000回転からの加速も(ゆっくりであれば)可能でした。おそらく、燃調を弄るのも終わりが近づいた感じします。次回、もう一段アイドルレギュレーターを下げて(100Ω?)様子を見てみます。目立った改善が見られなければ、150Ωに戻して終止符を打つつもり。

日曜日

アイドルレギュレータ再調整

ガレージで暖気をしますと、あまりに排気が臭いので頭痛くなりそうです。さらに信号で停止しますと自分のバイクの排気ガスで自分がクラクラしそうです。絶対まだなんかおかしいです。今日はアイドルレギュレーターを250Ωまで下げてみました(1-2端子間)。
 
で、様子見に千倉までひとっ走り

中速域の回転は前より軽い感じになりました。4,000回転辺りでバックミラーはぶれません。走りの感じはだいぶ良いです。おそらくこれまで中速域もかぶり気味だったのではないかと思われます。

270キロほど走りました。
 
出がけに排気口は綺麗に磨いてありました・・が、帰ってきたらこのありさま。昨日よりもマシですが、きっとまだ濃いんですね。 ちなみにクローズドループにしていたころは排気口はびっくりするほどきれいでした。触媒が効いていたのもあると思いますが、いまさらですがクローズドループのグリーン化能力は凄かったなと思います。
 
プラグも抜いて観ました。
 
昨日、綺麗に磨いておいたのですがこのありさま・・かぶっているという感じではありませんでしたがやっぱりまだ濃いですね。でも昨日よりはだいぶマシです。昨日は中の碍子まで真っ黒でした。でもまだ油温があまり上がらないんです。フラットツインのエンジンは気温が下がると冷えすぎます。夏場は油温計のバーは5つ目あたりで落ち着くのですが、今日は気温15度近くあったのに高速飛ばしても油温計のバー3つ・・こんなもんなのでしょうか?ガスが濃いとエンジンはガソリン冷却状態になって冷え冷えになりますが、そういう状態にはなってないのでしょうか・・一度ショップできちんと調整してもらったほうが良いのかなぁ。

ps.以前、WEBでCo Potのデフォルトは750Ωだという海外ネタを読んだことがあるのですが、その記事にはPIN番号が書いてありませんでした。そもそもCo Potの中身は3端子の可変抵抗器で、ハーネスでは1番ピンがGND接地しています。つまり、動きとしては3番端子に何かしら電圧をかけ、2番端子の電圧をモトロニックが監視している・・と考えられます。となると、電圧の基準点は1番端子ですから、1番端子と2番端子の抵抗値を測定するのがスジということになります。このCo Potは1kΩの可変抵抗ですが、私が以前読んだ海外WEBの記事はおそらく、間違えて2-3端子間の抵抗値を図ったのではないかと疑っています。で、今イマの個人的解釈は、1-2端子間250Ωあたりがノミナルではないかと。次は200Ω辺りまで下げて、変化を見てみたいと思います。希望的にはドライバビリティを損なわないギリギリの薄さへ持ち込みたいです。

 
 
後日談。この日の燃費は257キロ走って12.97リッター消費、ほぼ20キロでした。

土曜日

まだガス濃い

トリップメーター201キロ、ガスを10.4リットル飲み込んだ。先週の燃費は約20弱。マフラーの排気口周りは明らかにカーボン・・たかが200キロで指が黒くなるほどカーボンつきますか?で、プラグを外してみたのだが、真っ黒やん。TPSは350mVなので、そちらのせいとは思えない。Co Potか・・?今1-2端子間は560Ω。

で、とりま450Ωへ変更。さてどうなるのでしょう。
 

R1100RS ABSエラートラップの解除、

単なるメモです。将来役に立つかも。

1.シート下にあるダイアグコネクタ2番ピンをGNDへ接地
2.イグニッションをON
3.ABSスイッチを8秒以上押し続ける
4.ABSスイッチを離す
 > ABSランプが両方点灯したままになっていればリセット完了
5.イグニッションをoff

注) 自分では試していません。かつてエンジン再始動で消えるABSワーニング以外、なったことないものですから。

RH975S お泊りツーリング(梅雨が明けた?)

 なんか早々に梅雨が明けたって?本当かい?そりゃ確かめに行かなきゃ。土曜の朝、思い立ったが吉日とサクッと宿に電話入れて出発。 有峰 立山を望む 川に入りたい 結構暑いんです。 マジで川に飛び込みたい。 でもこの辺よく熊ちゃん出るんでね… 安房峠開通 ここへ来たのホント久しぶり。 ...