で、この機体にはプリロードアジャスター付きのリヤサスがついています。で調整ダイヤルを緩めてみたのですが、標準位置から少し緩めるとすぐにダイヤルに重さがなくなります。あれれ・・おかしいぞ。このプリロードアジャスターはダイヤルを回す(締め込む)事によってリザーバータンクからオイルを送り、スプリングへプリロードをかけるシロモノです。ユルユルになるということは、スプリングを押していないということですね。オイルが漏れた形跡も無いのですが、オイルが減っていると想像されます。なにせ97年式ですからそれくらいのことは有るでしょう。WEBでいろいろ調べてみると、どうやらそういう事例は海外ユーザーにも有るようです。
リヤサスのプリロードアジャスター
で、どうやってオイルを補充するか?ですが、海外WEBによりますと、プリロードアジャスターのアジャストダイアルを全部ソフト側(反時計方向)に緩めた後、プリロードアジャスターを機体から外し、(オイルが漏れるのを防止するため)逆さまにした状態で油圧ホースを外します。次にプリロードアジャスターの、ホースの付いていた穴から何か棒のようなものを突っ込んで、アジャスター内にあるピストンらしきものを全部押し下げ、逆さまの状態のママ、その穴から注射器のようなものでオイルをあふれるまでいっぱい補充し、先の油圧ホースを元通り繋いで機体へ取り付けるんだそうです。ホースを繋ぐ際、若干のエアが残るので、最後に締め付ける前に(さかさまのまま)アジャストダイアルを1/4ほど閉め込んで気泡を追い出してからホース固定ボルト(Banjo Boltと言っている)を閉め込むと良いと言っています。
手順(原文)はここ。
まぁ、今度時間のあるときにでもチャレンジしてみようと思います。WEBではどんなオイルを入れりゃあいいのか?という会話もありますが、静的にスプリングへ圧力をかけるだけなので、要は漏れなきゃ良いわけで、一部の人達はオイルジャッキのオイルで良いんじゃない?といったことを言っています。
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