日曜日

R1100RS TPSセッティングやり直し

TPS何か変なので、設定をキチンとやり直す。

DIAG端子使ってやる方法もあります。英文ですが(K1100の説明ですが、モトロニックMA2.2で同じなので同じ…と、書いてありますね)

Throttle Position Sensor (TPS) Test: To test the TPS Ignition OFF, Ground Pin #3 and monitor Pin #1 with a 12V LED (+lead to Battery + and -lead to Pin#1). Ignition ON, Engine OFF (Pin #3 should remain grounded during this test) The Test LED will be ON at idle (closed throttle) and OFF just above idle. You should also be able to watch the temperature warning lamp on the tachometer blink ON at idle and OFF just above idle. Pin #1 should be Low at idle and High just above idle. In other words, if you are measuring from ground to Pin #1 with a voltmeter, Idle should be close to 0 Volts and just above Idle should be close to 12 Volts. (This test also works for Oilheads (1994-2001) with Motronic 2.2 Engine control Units but since there is no temperature warning lamp, you must use either a voltmeter or a Test LED as described above).

※ RSには温度ワーニングランプは無いです。

うーん、何度読んでも頭痛くなる。要はこういうことらしいです。

DIAG端子にテスター繋ぐ

FUSEボックスの後ろにDIAGコネクター有りますので、これを青い保護カプラーから外し、1番ピンにテスターの赤(+)、3番ピンにテスターの黒(ー)を突っ込みます。そしてこの3番ピンをGNDに落とします。

GND

RSって、そこら辺の金属とかネジとか触っても絶縁されていたり、接触不良していたりしますので、確実にGND落とすならここ、左スロットルのアース線端子。

キーOFFではここに電圧出ていません

イグニッションキーON

変な中間電圧が出ます

スロットルOFF(≒アイドル状態相当)では、このように中間電圧が出ます。もしこの時バッテリー電圧が出たらそれはTPSが開き過ぎ。

TPSオン

スロットルをほんの僅か開けると、一気にバッテリー電圧近くが出ます。スロットルOFFで中間電圧、スロットル触るとバッテリー電圧出るというTPS位置が、本来の設計位置になります。これはモトロニックがTPS作動開始を検知したという信号です。もしこの電圧の出方がおかしかったらそれはTPSの位置がモトロニックに正しく見えていないということを意味しますので正しい電圧の出方するようにTPSが位置を合わせます。ただ、一般的にだいたい375mV前後に来るみたいです。

366mV

TPS電圧は諸説あって375mVがノミナルと思われていますが、DIAGコネクターでチェックしたらこんな電圧が正しかったみたいです。個体差有るかもしれませんので、このモトロニック経由の位置合わせが一番正確かもしれません。


R1100RS バルブクリアランス調整

最近なんだか右のバルブがウルサイ。クリアランスが詰まり気味になっているよりは安心なのですが、信号で止まっていると気恥ずかしいほど賑やかです。なので今日はいい天気ですが整備デー。

ヘッドプロテクター、外します

プラグカバーとプラグホードどかします

カポッとヘッドカバー外します

オカメ外します

タイミングマークの盲蓋外します

クランクにレンチを掛けて

上死点を出します

クリアランス合わせます

結構大きくずれていました。5000キロ前に整備したのに。
in0.15、out0.3が規定です。

同調やり直し

バルブクリアランスをイジると、必ず同調ずれます。水平対応って色んな物のバランスがかなりシビア。兎に角吸排気周りイジったら同調とりは必須。

同調きました

アイドル調整だけではダメです。アクセル開け初めの過渡期も右のスロットルワイヤーの引きで調整します。同調が決まれば気持ちいいほどシュルシュル回ります。あゝ気持ちいい。



土曜日

R1100RS 大寒過ぎて春…?

先週とうって変わって今週末はいい天気。大寒も過ぎました。寒さも緩み絶好のバイク日和!

七里川温泉

峰岡林道

なめろう定食

白浜へ来るとどうしても足が向いてしまいます。
ここのなめろうは美味しいですよ。

鄙の里三芳

友人、風邪だか、のどが痛いとな。

風邪に勝つ!

というわけで急遽喉に効きそうなものを適当に買い出しお届け。
今日はパニアが付いてないので、ダンボールをリアに縛り付けてのお買い物。受験生ってか?まあ同い年なので受験生つうコトはないのだが日々あれやこれや頑張っているヒトなので差し入れお届けします。

火曜日

R1100RS メーターギアのメンテ

先週末は寒い日でした。走りだした途端スピードメーターが大きくぶれます。速度が上がると、20キロ辺りで小刻みに揺れています。距離計の進みも遅くなっている…そのうち収まるだろう…なんて考えてはいけません。走り続けるとギアを壊します。

この症状、メーター故障では有りません。十中八九メーターギアです。ワイヤー切れたらメーター動きません。ワイヤーが半ギレの時は即効で千切れ、ワイヤーが中でスタックし、メーターギア壊れます。

で、針が変に大きくフラフラ揺れたら…あなた直前にメーターギアをオーバーホールしたでしょう?はいやりました。リチウムグリスをてんこ盛りに突っ込みました。

RSのメーターギアは、メータ故障、ワイヤー故障などが発生した際、フロントホイルの回転に影響を与えないよう、メーターギアが逃げるOR壊れる設計になっています。

寒い時期にメーターギアをオーバーホールしてグリスなど沢山突っ込むと高負荷が掛かり、これに近い状態になって、メーターギアの爪とホイール側の爪の咬み合いが逃げるようになっています。爪が逃げますと相手の爪を乗り越えて逃げ、又溝に戻ってくる動きを繰り返し、メーターの針が大きく揺れます。速度が上がってくると半分爪が逃げっぱなしの状態になり、低い速度をさしたままユラユラ揺れます。

この症状になったら、走るのを即座にやめなければなりません。走り続けているとメーターギアの爪が削れて再起不能になります。

出先でその症状になったら(もしグリスなど突っ込んだ覚えがあるなら)、速攻でバラし(車載工具でメーターギア取り出すところまでバラせます)、グリスを落とせるだけ落とし、エンジンオイルかCRCを吹き付けて、軽くメーターギアが回るようになるまでグリスを薄めます。大概の場合、これで復活します。

で、帰宅しキチンとメンテします。


スピードメーター周り一式

メーターワイヤー

手入れが悪いと、意外とよく切れます。

油切れはいけませんが、グリスてんこ盛りも故障の原因になります。
インナーワイヤーは一旦アウターから全部抜き取ってグリスを目地にしっかり練り込んだら、次はウエスで落とせるだけグリスを落とします。最後にオイルを吹き付けて軽く拭います。
アウター内部にはオイルを吹き付け、インナーを戻し、一晩逆さまに吊るして無駄なオイルを抜き取ります。

メーターギア

このギア、メチャクチャ弱いです。負荷がかかった時、壊れてホイル回転を維持するように設計されています。負荷かけて走っているとアッという間に壊れます。

一番の問題は、ギアを壊すとこの樹脂のギアのみで部品が出てこない点です。メータギアASSYまるごと手配することになります。高いです。$80程なので日本円だと1万円位になりますか…ギア壊すと高く付きますので兎に角壊さぬよう。

私もやりましたが、ここにグリスをカッ詰めるのはやめたほうがいいです。うっすらリチウムグリスを塗り、エンジンオイルを挿してグリスをトロトロに薄めておきます。ギアを指で回して強めの抵抗を感じるようでしたらダメです。
夏場はグリスもソコソコ柔らかいのでまずグリス要因の現象は出ませんが、寒くなってくると現象が出やすくなります。

2年に一度くらいはバラしてキチンとお手入れが必要に思います。BMって、結構色んな所がキチンと作られており、乗りっぱなしするとすぐあちこち逝かれます。ですが、キチンとメンテしているといつまでも最高の性能を発揮します。まあドイツ製品ってどれもそういう感じの所ありますね。

バイクじゃないけれど、昔持っていたマウザーK98(モーゼル)ライフル(ユーゴスラビアのコピー)のボルトアクションも、見ていて惚れ惚れする動きをしました。第二次大戦後、世界中の銃メーカーがあのボルトアクション設計を真似したりコピーしたくらいですから…ちなみに今でもレミントンとかほぼ同じ設計してますね。



土曜日

R1100RS 関東に寒波到来!?

ニュースでは60年来の寒波が来ているとか。でもそのくらいでバイクやめません…と、威勢よく言っては見たものの、

げっ、雪降ってきた…

木更津辺りで雪が降りだした。
路面温かいから積もらんよ…とタカを括って走っていたのですが、だんだんシールドにへばりつく雪で前が見えにくくなってきた。こりゃ危ないので引き返しました。これ以上頑張ってると危ない。でかいロードバイクは雪に弱い。


水曜日

R1100RS ランニングコスト、弾いてみた。

R1100RSのランニングコスト

R1100RS、もう6年ほど乗っています。中古ですが購入してから距離にして7万キロ強ほど乗りました。

かかった経費をザックリ出してみました。購入当時6万キロ強の車体関係一式は30万強でした。その後これだけの距離を乗る間に、メンテンナンス(車検含む)で約50万、ガス代で約50万かかっています。メンテナンスは基本自分でやっているので部品代(それもほとんどヤフオク)だけ。ディーラー任せで乗っていたらこの倍はかかったと思います。やっぱBMは金食い虫…ガス代はまあどんなバイクでも乗れば乗るほどかかる経費ですが、他の経費の内訳的には、

● 部品に10万(エンジンとかトランスミッションも込なので…)
● 外装美化、チューニングに3万
● 車検に8万強(3回分、ユーザ車検なのでこれだけで済んでいます)
● 消耗品交換に6万強(パッドとかセンサーとかゴム部品だとかワイヤーだとか、この辺はサスガに新品使いますのでソコソコかかります)
● タイヤに17万!

でかいバイクはダントツにタイヤ代がかかります。距離乗るライダーにはキツイ。タイヤはもっぱらメッツラーインタラクトZ6一択にしています。これが一番コスパ良いと思います。




月曜日

R1100RS グダグダな3連休(ブレーキフルード交換などなど)

週末、娘がダウンしていたので面倒見。日曜日は雨予報…で前日にポチッとおもちゃを買い物。

スミス&ウェッソンのアイグラス

射撃で使うアイグラス。これをバイク用に使うとこれまた都合がいい。今まで使っていたものはだいぶ傷が入ってしまい、正面から陽を受けるとギラギラするので新調。

個人的には雨とか、余程寒いとかでない限りシールドは上げて走るのが好きなのですが目にゴミやら虫やら飛んできますので目の保護は必要。

いろいろなアイグラスを試しましたが、射撃用のアイグラスが一番バイクには向いているという結論。ポイントは

・幅が狭い
・メットの中にツルを差し込みやすい
・レンズがでかくて顔との隙間が狭い
・高いレンズ強度

高速走行時は時速100キロでゴミとか虫とか小石とか飛んできますのでそれなりの強度は必要。スポーツ用品店で売っているアイグラスは大抵が単なる防風用ですが、射撃用は飛んでくる異物防御目的で出来ています。

ちゃんと保管袋も付いていました

レンズに傷つけると陽の直射を受けた時にギラギラしてとても乗りにくくなります。デリケートに扱うに限ります。

小さなウェストバッグ購入

今までユニクロのウェストバッグを使っていましたが、サスガにやれてきましたのでちょっと小型のを新調。近頃、使い続けてきたものが順番にくたばり始めました。いろいろ新調したい…その筆頭が15年物のメットとウィンタージャケット、いい加減に新調したいです。

月曜日、雨が上がりだしたが路面は濡れている…そうだフロント周りをちゃんと清掃しよう。

写真撮り忘れましたが、フロントホイル外し、ディスクロータ外しホイルの清掃。RSのフロント回りはとても作業しにくいので清掃時は総バラしします。ブレーキクリーナーでフォークからキャリパーからホイルから徹底的に磨きます。ふー何時間やったかな兎に角疲れた。

ここまでバラしたのならと、前にフローティングピン総とっかえしたディスクローターに交換。別にローターに不具合があったわけではなく気分的な理由です(見た目こっちのほうが綺麗だった…それだけ)。

外見綺麗になると中身も綺麗にしたくなります。ブレーキフルードを入れ替えてやります。

フロント清掃、ホイル周り組み立て完了

フルード溢れに備え塗装面を養生

塗装面にフルードこぼすと確実に剥げます。フルード対策は神経質なくらいにやったほうが良いです。また整備中もフルードが手についたら即効で洗う。さもないといつの間にかその手でどっか触って剥げます。

慎重にリザーバー開ける

10円玉を沈める

これ、必ずやるべし(このマスターシリンダータイプは)。
構造上、レバー握る時フルードが噴水みたいに吹き出しますので、それを防止します。

廃フルード受け

ここから排出

レバーを握るタイミングでブリーダーを少し緩め排出。
レバーがフルストロークしたらブリーダーを締め、レバーをユックリ戻します。
リザーバーが空にならないよう、残量をチェックしながらやります。不足してきたら新しいフルードを足し、作業を続けます。

無事終了

134544キロですか…
(一応作業メモ代わり)

あゝ、グダグダな3連休が終わった。



土曜日

F650GS クラッチ滑り(治療準備で入庫) & RS召還

GS、ついにクラッチが滑り出しました。そろそろ治療が必要な時期になってきたようです。今度の治療は長引きそうなので長期治療に備えて入庫。代わりの足はRS。

良いスタイルしていると思うのですが…

外見よくても中身がきちんと仕事してくれないと役に立たないというか信用なりません…80辺りからトルクをかけるとバー〜っと回転数だけが上がってしまいます。あゝ滑ってる…と実感。クラッチバラシ〜組み立ては期間がかかりますので、秘密基地に持ち込んでじっくりやる必要あります。しかし今日は寒いのなんのって…少し日が昇り始めてから出かけたのですが10℃は無い感じ。たくさん着込んで出かけます。

RS召還

GSを保管庫へ叩き込み、RSを引っ張り出します。

スロットルセッティング

最後に乗っていた時、低回転時のドライバビリティが少々荒い感じが有りました。カナリパイロットを絞ってあったのですが、それって逆に言うとバタフライだけで動かしているような状態です。バタフライは小さい開度の時はそれほど精度の高い動きをしませんので、アイドリング+アルファ辺りはパイロットにしっかり仕事をさせないといけないのかなと予測。
パイロットを開けられるようにバタフライを閉じてみました。
案の定TPS電圧は下がりますので…

TPS上げてあげます

ここらへんがいい感じでした。この際なので同調は徹底的にやり直し。パイロットの戻し量を増やしたかったので、最初にパイロットを左右とも1回転戻し、この状態で適正アイドル(1050RPM)が出るようにバタフライを閉じてみました。スロットル開けはじめに回転が落ちる現象(恐らくガス欠症状)が出始めたので、TPS電圧を少々上げます。
最後に、アイドル時の同調を右パイロットで微調整し、スロットル開け初めのバランスを、右スロットルワイヤーを調整しながら取ります。
当然扇風機でシリンダヘッドを冷やしながら行います。
なんだかんだで1時間ほどかけて、結構いい感じのバランスに仕上がりました。

全域シルキーなエンジンになりました

これまでパイロットは1/4しか戻していなかったのですが、今回1回転ほど戻せるようバタフライを閉じてみました。ドン付きやエンブレカックンが大幅に消えます。パイロットの戻し量って重要だったんだなとイマサラながら体感しました。帰路、アクアライン経由で帰りましたが、100キロ巡航はモーターのような回転のスムースさでした。あゝなんか気持ちいい感じ。
しかし重たい…走っているときは水を得た魚のようにスイスイ走りますが、押し引きはオッカナイしオモタイし辛い。ハンドルも良くない。このたれたハンドルは取り回し時にぜんぜん力が入りません。もう少し何とかならんのかな…なかなかコレ!っという状態になりません。


月曜日

F650GS 走り初め

走り初めに行ってきた。

三が日だというのにどうした、この暖かさ…

やはり人出が多い。今日も地元民しか通らないようないつもの辺鄙な舗装林道やら県道を走リ抜けてきたが、滅多に車に出くわさないような場所で沢山の県外車に出くわした。そうか、みな帰省しているんだろうな。でもバイクはほとんど走っていない。初日はアルコール漬けになっていたのだが、二日目からヒマしてバイクで遊んでいる奴は珍しいのだろう…

RH975 ナイトスター グリップヒーター付けたいが…

手が冷たいのでグリップヒーター付けたいなと思い、キジマ製のグリップを純正スロットルコーンにカチ込むタイプ(温調が別体になってるタイプ)を入手したのですが、スロットル側のグリップ内径が小さくてハーレー純正スロットルコーンは入らないです…残念。速攻で返品となりました。しかしこの設計無...