水曜日

BMW F650GS シンコー E805

今年の夏ツーは北海道で林道三昧と決まりました!

そもそも昨年F6(&F7)でチャレンジし、お互い散々な目にあったので、次はビッグオフは止めてミニトレールで行こうと決めておりました。で、友人はセロー250をゲット、当方は32年ものビンテージXLX250Rをゲット。来年は軽量オフで林道ガンガン行くぜぃ…と勢い込んでいたのですが…

XLX…しかしそこがそもそもの間違いでした。

XLXの再起動困難は有名な持病。別に壊れているわけではないのですが、本質的にそういう癖のバイクなので、一度機嫌損ねたら大変。若い時分はキック100連発だろうが構わずセル無しオフ車に乗ってどこへでも行きましたが、サスガにこの歳になってその状況に出くわすとメゲます。いやメゲルどころか、遠出が怖くなってしまいます。そんな状態ですのでとてもXLXで北海道の山深い林道へ入る気にはなれませんでした。かといってセルつきトレールをまた入手できるほどお大臣では有りません。

うーん、じゃあF6だ。F6でリベンジ!

しかし去年と同じ状態で北海道の林道突っ込む気に離れません、マジで結構しんどかった。F7の友人はもう林道パス!とか言い出して途中からオンツーにしてしまったほどです。

友人の失敗はF7のローダウンを手に入れた点にありました。フツーの林道でもガンガン底付きします。底付きしますとタイヤは跳ねて制御不能になりますので相当怖いらしいです。オマケにロードみたいなタイヤだったので最悪だったでしょう。

当方のF6はダカールではないですが、無茶な走りしなければ最低限のストロークは有りますので底付きして制御不能には陥りません(というより、そもそもそんな走り方しませんので)。

去年の最大の敗因は、F6のエンジンが綺麗に回らない状態(インマニ隙間から二次エア吸い込み)であった点とタイヤにあると分析。エンジンが綺麗に回ると乗りやすさが全然違うことは先日の皇海山ツーで実感済み。路面が安定していればダートでもけっこうなペースで移動可能です。

ただ瓦礫に出くわすとこのタイヤ(E705)じゃきついなぁ…という印象は残っていました。車重に加えエンジンパワーが裏目に出まくり、兎に角神経を使います。フロントもちょっとオーバースピードだとズベズベとジャリを掘りながら滑ります。滑りだすと車重があるのでナカナカ止まらない。北海道の林道はジャリダート、深ジャリダートが多いのでタイヤ強化が必要。

で、探して見ればビッグオフでも履けるゴツゴツタイヤは何種類か有るのですが、欧州モノは結構に高いです。でも昨年辺りから出回り始めたシンコーのE805っていうのが格安です(欧州物の半分以下)。これは試さずにはいられない。

現在シンコーE7を数回履き続けており、オンツーメイン、偶にオフもチョロっと…という使い方にはこれで十分なのですが、オフメインで楽しもうと思ったら役不足感は拭えませんでしたので、時期FXはこれ!

シンコーE804&E805

130/80-17 & 100/90-19
フロントはE7の時は110/80-19を履いていましたが、今回は純正サイズに戻しました。オフへ行くならフロントは慣性が少ない方が良いんです。兎に角細いタイヤにしたかった。E7には100/90-19は無いのですが、E8には有りました。

左がE805(未使用)、右がE705(約7000キロ経過)

このパターン見るだけで、走りが同じではないことは伺い知れます。一方でライフはどうなんでしょうか…触るとフロントのコンパウンドは固く、リアは結構柔らかいです。課題はリアのライフかな。リアなら、 5-6000キロ持ったら○、7−8000キロ持ってくれたら◎、1万キロ持ってくれたら三重丸です。

(ちなみにE7リアは優しく走れば1万キロ、元気に走ると7-8000キロかなというライフ印象。でもフロントは2万キロ走ってもバリ山という変態タイヤ)

よろしこ

毎度おなじみのGarage Haseさんへホイルごと持込。
お忙しそうでしたので、明日取りに来ますと預けて帰りました。

そこでおとなしくしていなさい

タイヤが組みあがってきました

装着!

おっ

なかなかそそられるパターンです



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