事あるたびにチョコチョコとパーツを集めています。今回はフロントディスクローター。ディスクの摩耗が…というよりも、ディスクのフローティングピンが摩耗し、段差でローターが踊ってカチャカチャウルサイ状態です。フローティングピンは左右で24本も使われており、このパーツ買ってくるだけでエラい値段します。ですので、例によって、若そうな激安K100RS(4Valve)のディスクローターをポチットな…です。ちなみに、4バルブK100のローターはR1100RSと同じです。
サビサビ…
まぁ、ローターは放置すると錆びるもんです。でもこりゃ錆びすぎ。
こっちはまだマシか
ぱっかーん
フローティング・ピンのスナップリングを外せばローターだけになります。
フローティングピン
こりゃ再使用不可…
2種類あるんです
これはまだ清掃すれば再利用できるかな…
違いがわかりますか?クリップの入ったフローティングピンが120°間隔で左右3こづつ使われています。
ココにクリップのついたフローティングピンが入ります
普通のフローティングピンはココに入ります
ローター側にも同様に溝が入っています。組み立て時要注意です
磨けばまだまだ使えます
ローターはサビを落としてあげました。
ABSリングも磨きます
ボビンです
こんなにたくさん入っています。
日本のディーラーではなぜかこの部品だけ購入は不可。オーダーするとAssyになります。糞高いです。一枚5〜6万するかな。
MotoBinsなどですとこのボビンだけ入手できますが、一個£6(≒1,000円)!!
左右で24個使われていますので、ボビンだけで24,000円近くになります。ひゃー…
まだ使えそうです
ここに段が付き出すと、再使用無理です。
左がクリップ付き
ここにはクリップ付きを嵌める
ここはクリップ無しを嵌める
ローター側にも溝があります
ここはクリップ無しの位置
まあ、一気にバラバラにしてもよく観察すれば組み立てるときに迷わないと思います。ただ、ローターは回転方向が有りますので、バラス前にABS側の写真でも撮っておいたほうが良いです。ローター面にあいている穴が、回転時に内側から外側へ向かうようになるのが正規の位置です。
Eリング(サークリップ)は1ミリ厚ですね。
内径9,外径18、t0.8〜1.0辺りの汎用的サークリップで大丈夫そうです。流石にMotoBinsでも扱っていませんでした。汎用品で代用可能だからだと思います。
クリップ内側に入っているスペーサーサイズがちょっと特殊。内径14、外径20、T0.6のスペーサーが必要です。これは一般的なサイズでは有りません。MotoBins辺りでは一枚100円ほどで売っていますが、なにせ24枚必要ですのでちょっと考えてしまいます(MotoBins扱いということは、やはり一般規格品ではないということだと思います。Webで代用できそうなものを探してみようと思いますが、見つけられなかったらMotoBinsのお世話になりそうです。
ちなみに、ローターが段差でカチャカチャ言うようになったら、だいたいはボビンに入っている針金が折れています。
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