以前より、タナックスのオフロードタンクバッグを愛用しています。長距離ツーには向きませんが身軽に走りたい時や日帰りツー程度であればちょうどいいサイズではないかなと思います。当初取り付けでいろいろ悩みました。F6シングルはタンク部分??(正確にはシュラウド)が樹脂なので磁石は付きません。で、当初はフックで引っ掛けていました。
これまでフックをシュラウドのヘリに引っ掛けていました
なんですが、付け外しが少々面倒です(GSの給油口はココにないので外す頻度は少ないですが)。シュラウドに傷がつくのも少々困ったもんです。遠目には分かりませんが、あまり格好の良い取り付けではないですね。
F6シングルの純正タンクバッグ取付金具です
G650GS純正タンクバッグもあるのですが、でっかいので滅多に付けません。付けませんがこの金具は付けっぱなしです。ディーラーでこの金具だけ購入可能、たしか3000円位でした。私がオーダーした時は国内在庫ゼロで本国からお取り寄せになりました。
純正バッグはここにフロント固定紐を引っ掛けます
これってなんか、いい感じのところに鉄の部分があるんじゃない!?
ここは樹脂、当然磁石は付かないが…
タナックスのオフロードタンクバッグはフロントの固定部に強力な磁石が入っています。
ピタッ!
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ラッキーなことにF6シングルの純正タンクバッグ金具は鉄製、つまり磁石がくっつきます(G650GSシングルのタンクバッグ金具はアルミ製なので磁石は付きません)。
すっきり!
もう本当にこのバッグのためにあるような金具でした。注意点は絶対にフロントフォークをトップブリッジから突き出させないこと。突き出しますと付き出したフォークが磁石に思いっきり当たります。どうしてもフォーク上部をトップブリッジから突き出させたい向きは、純正タンクバッグ取付金具をシュラウド側へ目一杯曲げてスペースを作っておく必要があります。ギリギリそのスペースがありますので。
タンクバッグにペットボトル、無線機一式、工具など入れ、高速100巡航やワインディング、林道走行など、かれこれ数千キロは走りましたが一度も外れることは有りませんでした。これかなりオススメできる装着方法です(ただしタナックスのオフロードタンクバッグの話。その他のマグネット固定式タンクバッグは試してないので分かりません)。