(ネット情報ではそう簡単には狂わないと書いてあるが)
ヘッド
ヘッドの上に居るものをどかします。
プラグ
全然使える感じ。
ですが、外したついでに交換します。
前回交換が60,700キロあたりでしたので約27,000キロ経過。
ブリーダー
欧州車によくあるクリップです。
こういう工具で外します。
欧州系の乗り物弄る人は一つ持っておくと良いです。
車でも仏車はよく使っています。
外れた
ヘッド御開帳
初めて開けました。
圧縮上死点を出します
圧縮上死点の確認方法は色々ありますが、
プラグを外しておくのは必須として(プラグ入っているとクランクが回しにくい)、
右クランクケースカバーのクランクシャフト軸あたりにある盲蓋を開け、
8ミリのアーレンキーを突っ込んでクランクを正回転させ、
吸排気、両方のカム山がだいたい外を向いた状態にし、
最後にカムスプロケットの刻印がヘッドカバー端面と並行になる位置で止めます。
間違ってもクランクを逆回転させない。
回し過ぎたら、
正回転でもう一度規定位置を出します。
クランクを戻すとバルブクリアランスが微妙に変わります。
EXカムシャフト
バルブクリアランスは、
左0.30mm
右0.34mm
(規格は0.25~0.33mm)
弄る程じゃない。
INカムシャフト
バルブクリアランスは、
左0.06mm
右0.06mm
(規格は0.03~0.11mm)
全然余裕。
クランク回して再度圧縮上死点で測定してみましたが同じでした。
弄ろうと思ってバルブシムキットを準備していましたが、
放置することにしました。
バルブ周りが煩かった訳ではありません。
どちらかと言うと静か過ぎたので、
突き上げてるんじゃないかという懸念がありましたが、
今回クリアランスが確認できたので安心しました。
しかしカム山、こんだけ走って目に見えるような擦り傷一つ無いってすごい。
シェブロンの糞オイルで15,000キロ無交換だったり、
カフェオレでオーバーヒートしたまま100キロも走ったり、
結構無茶なことしたんだけど、
ロータックスエンジン恐るべし。
もうすぐ88,000キロ…
さらにはこんだけ走ってクリアランスがスペックから外れないって、
ロータックスエンジン恐るべし。
直押しのエンジンはどちらかと言うとバルブシートの摩耗でクリアランスが詰りますので開いている方が安心。
まぁ、バルブシムとバルブシートと、同じだけ減り続けてくれれば、
クリアランスはいつも一定ということか。。。
もしそんな設計が狙ってできるのだとしたら、
ロータックスのエンジニアは神。
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