梅雨の日曜日。どこに行くでもない。こんな日はバイクいじりと昔から決まっている。例のリアからのギコギコ音はファイナルドライブのピボットベアリングの摩耗と決め込み、交換することにした。
近所のアストロプロダクツにて工具を調達
これまた近所のモトラッドにてベアリング調達。左右同じものだったんですね。ギコギコ言うんですよと言ったら、あああれですねと言ってすぐ出てくるところがすごい。
何故かここのロックナットはヌルっと外れました。
ブーツを外すと微かにオイルが。
汚い・・
こちらは流石に簡単には行きません。
ロウ細工用バーナーで10分ほど炙ってロックタイトを焼き切ります。
バーナーは、Alibabaから直輸入しました。整備マニュアルによれば本来はヒートガンで100度まで過熱する・・とあります。しかし電源のない屋外でも使いやすいことから、ライター用ブタンガスを充填して使うガスバーナーにしました。なおカセットコンロガスを使うハイパワーなバーナーもありますが、ブンブン炙って塗装まで焼きたくなかったので、ろう細工用のピンポイント加熱のできるバーナーを入手しました。若干加熱に時間はかかります(といっても10分ほど)が、この方が安心して作業できる、かつ他の狭い場所にも利用可能なのでこのチョイスです。外したピボットやスイングアームのねじ山に残ったロックタイトも焼ききって落とせますので便利でした。
ちなみにヤフオクでも同じものを売っていますが、2000円強+国内送料します。初Alibabaでちょっと心配でしたが、なんと中国から送料49セント!、China Post国際郵便でトラッキング付きで届きました。本体が$7.5でしたので、約800円ほどで入手できたことになります。送料込みでこの価格、Alibaba恐るべし。
さすればヌルっと外れます。
ギコギコの犯人はこいつです。レースがどうしようもないほど摩耗しています。
ねじ山に残ったロックタイトは綺麗に除去。
ピボットさえ抜ければファイナルドライブは簡単に陥落します。
左側ベアリングレースひどいもんだ。
しかし一体どこから水が入るんだろう。ロックタイトでガチガチなので、外側からは入らないような気がするのだが。結露?
レースは完全に逝っていますが、球は生きてました。
でも使いません。
一服。。
実は、ファイナルドライブ側ベアリングレースは固着していて抜けませんでしたので、先ほどベアリングを調達したモトラッドへ外したファイナルドライブを持ち込み、引っこ抜いてもらいました。工賃3000円ほど。とてもリーズナブルでした。
待ち時間に店内ウロウロ。
ほ、ほすい・・・
け、けしからん!
店内には目の毒がいっぱいです。
流石プロ、いい仕事します。
ドライブシャフトやジョイント、スプラインは摩耗もなく、まるで新品のようでした。
サクッとオニュウを打ち込みます(サクッと言っても、結構頑固です)。
こっちも。
あとはバラした逆順で組むだけです。今までリアタイヤを左右に揺するとギシギシ・ガクガク(といっても目に見えるほどは動きませんでしたけど)していたのが嘘のように収まりました。部品代・工賃合わせて1諭吉さんなり。まあ11万キロ強も走ればしょうがないでしょう。ディーラーに全部お願いしたら、ベアリング2個交換で5−6万は行きます。
ん~~~~ん参考になります^^
返信削除