日曜日

F650GS ツインスパーク機のシングルスパーク化(実験)〜効果(変化)絶大

今日はちょっとした実験をしに出かけます。

日が短いので早朝発

麻綿原を抜け

林道天津線を抜け

白浜でなめろうを頂く…

そうじゃなくって、

千葉山間部の紅葉も進みましたね…

そうじゃなくって、

セカンダリープラグの点火を殺しました!

以前から一度やってみようと思っていた実験です。出発して100キロほど走ったところ、峰岡林道辺りでセカンダリーの点火制御線をダイレクトイグニッションコイルから引っこ抜いた。そしたらなんと、ビックラするほどエンジンの性格が変わりました。

変化その1、

まず以前から、アクセルのワイドオープン時にデトネーションぽい音が必ず2500〜3000の間で出ていましたが、これがピタッと止まりました。ホントにびっくりするほど異音がピタッと消えた。アクセルを全開にしても全く兆候が有りません。

変化その2、

えらくトルクフル。回転がガ~っと、勝手に上がっていく感覚がだいぶ消えました。アクセルを開けた分しか回りませんという感じ。回転が伸びるとかそういうのが、どっか行ってしまった印象です。

おまけ、

逆にメチャメチャ乗りやすい。シフトもパシッと決まります。想像ですが、クラッチ切ったタイミングで、アクセルの戻しが悪いと一瞬で回転が伸びてナカナカ落ちてきません。チェンジした途端回転が合わなくてガッツンとやることしばしだったのですが、これが全く無くなり、気持ち良いほどカチャっとチェンジが決まります。

仮説としては、セカンダリーが進角(点火タイミング)しているんじゃないか疑惑があり、進角止めたら、もしデトネーションなら止まるかも…でした。

結果どうやらビンゴだったようです。回らないエンジンにはなりましたが、回らないと言ったって4−5000は普通に回りますから、高速巡航フツーに出来ます。その辺まで結構トルクフル。最高速はカナリ落ちているでしょうけれど、そんなスペックは要らないのでこれで十分。なんてったって排気量650もありますから。フィーリング的には元々高回転の回らないキャブ車のビッグシングルに乗ったような感じです。

燃費測ってみましたが、前回は30ちょい、今日も30ちょい、同じコース、同じペースで燃費変わらない。

ただ、何かの故障が直ったわけではないです。点火の進角止めてデトネーション抑えただけ(たぶん)。

キンキン音は、エンジンの機械的故障ではなくてデトネーションだったという事は判りました(まだわからないけど…)。セカンダリーのダイレクトイグニッションが逝かれたか、燃焼室にカーボン溜まりすぎたかの何れかでしょう…まあいつの日か手当します。

後日談

デトネーション?の原因は燃調でした。
スロットルのキャリブレーションをやり直せばピタッと止まります。
F6は登場当時としてはかなり進んだ電子制御を積んでいましたので、コンピューターが変な制御すればたちどころにおかしな乗り味になります。
しかしここまで来るのにえらい回り道した…
でもこれで機械的故障でないことははっきりしました。
そこだけは良かったのかな。
そもそも寺でキチンとメンテしている人はこんな目にも合わないでしょう。
自分で勝手に弄る事のリスクを思い知らされた感じします。
最初っからGS-911でも持っていれば…
こういう電子制御バイクをきちんと弄るには診断機が必須です。

土曜日

F650GS ただのキャンプツー

友人より、最近キャンプしてないよね…というわけで、ただただキャンプをしに行ってきました。今日の目的地は道志の森です。


ぐゎ、県道70号は通り抜けられないとな…

厚木まで戻って国道経由で宮ヶ瀬を目指します。

車…

友人はこいつをエブリィ・バンに積んできたらしい

下ごしらえ

今日はほうとうを作ります。

ほうとう完成

腹いっぱい

ガソリンランタンは明るい…眩しいくらい

今晩の宴会場

今日はクルマがいたので設備は豪華。

酔いもまわり、友人は寝床を作り始めました

こういうバイクツーも有りかなぁ。
小さいバイクを積んで走りに行くと…125ccでも大丈夫です。
寝泊まりは荷室…雨に遭遇しても困りません。
自炊道具も満載できます。うーん、考えさせられます。

朝起きたら、バイクがゴミスタンドになっていました

道志もだいぶ紅葉が進みましたね

まだ朝ですが、さっさと帰ります。山中湖へ向かうライダーが続々向かってきます。反対方向へ走って見るものですから久々にピースサインをたくさん受け取りました。

金曜日

F650GS ユーザー車検

F6,二回目のユーザー車検です。

今回は光軸も一発パス、ものの5分で終了




日曜日

F650GS 千葉日帰り(なめろう食すツー)

プラっと千葉白浜までなめろう食すツーへ。

ほんと陽がが傾きました

ちょっと出発遅れると行動距離が短くなります。

昼過ぎにみずるめ到着

アワビ入り茶碗蒸し

冷えた身体には効きます。

千葉漁師めし、なめろう

あっという間に夕方

陽が暮れると寒いのでささっと帰ります。


土曜日

F650GS ダイレクトイグニッションコイルの点検

最近、上り坂でアクセルをワイドオープンすると時折デトネーションぽい音がする。デトネーションの要因はいろいろ有ります。通常真っ先にやられるのはヘッド開けてカーボンの堆積を見るらしいですが、それ結構な工事になるので、まずは手軽な方から。
ツインスパーク機は伊達にプラグ2本付いてなくて、デトネーションを起こさない制御(点火時期を変える)が入っているらしいです。ですのでどっちかの点火系が機能しなくなるとデトネーションを発生することがあるそうです(発生しない場合もある。点火系の壊れた方に依るらしい)。

なもんで、両方生きているのかい?を見てみることにしました。

プラグへのアプローチはカナリめんどい

ダイレクトイグニッションコイル

F6はツインスパークから、点火系はダイレクトイグニッションコイル方式に変わっています。2つある、プラグキャップみたいな格好をした部品、左がプライマリー(センター)、右がセカンダリー(端っこ)です。

車の世界では、まあまあな確率で壊れるというのが通説らしいです。故障したという記事は多いですし、社外品が多く出ています。でもバイク用は社外品見たこと有りません。壊すと高いです、一個$130強…

プライマリーの制御線

プライマリーは、回路図によれば、
➀ 黒/緑:点火信号、
➁ 茶:GND、
➂ 赤/黃(3)電源
らしいです。

ダイレクトイグニッションコイルの点検で絶対やってはいけないことは、ダイレクトイグニッションコイルをプラグから引っこ抜いた状態でエンジンを始動することだそうです。運悪く放電端子電圧が点火信号側にリークしたら、イチコロでコンピューターが燃えるらしいです。車の世界では腕の悪いディーラーにコンピューターぶっ壊されて、オマケにそれの修理代まで請求された人いるみたいですので要注意。

ツインスパークでダイレクトイグニッションコイルの生き死にを簡単に確認するには一本抜いて始動できるか見てみてばいいわけですが、引っこ抜くときは必ずダイレクトイグニッションコイルの制御線コネクターを引っこ抜いて試さないといけません。昔の点火系チェックのノリでプラグキャップ(プラグキャップではないが…)抜いて始動したら、運が悪いとコンピューターぶっ飛びます。

こっちはセカンダリー

で、制御プラグを片方ずつ抜いて、プライマリーのみ、セカンダリーのみと、それぞれシングルスパーク状態で始動してましたが、いずれもアイドリングは安定しています。まあコイルはとりあえずパンクしていないということですかね(劣化というのも有るらしいです。これはこんなチェックじゃナカナカ分からないかもなぁ)。

汚い…

F6の取説には、セカンダリーを白い方と表現していますが、これどう見ても白で無いでしょ…

掃除すると明るいねずみ色になります

プラグも点検しました

交換してから5000キロ弱です。いい感じです。昔は中の碍子がキツネ色に焼けていればOKなんて言われていましたが、最近のエンジンは排ガス規制で相当なリーンバーンエンジンになっており殆ど白に近い感じです。

IAC

アイドルエアーコントローラーです。このバルブでパイロットエアー通路を広げたり狭めたりしています。ベットリとゴミが付着していましたので清掃します。
暖機運転時にアイドルが勝手に上がっている(オートチョーク)のは、ここのバルブがコンピューターの指示で開くからです。

興味本位で、ここの制御線外したらどういう走りになるのかやってみたい衝動にかられます(まだやってませんが)。

パイロットエアー通路

こちらは比較的綺麗な状態でしたので放置。

日曜日

F650GS 紅葉を探しに行ってみた

最近関東のニュースでも紅葉が話題になりだしました。紅葉を探しに出かけます。

上野原あたり

マダマダですな。

奥多摩湖

奥多摩周回道路界隈

始まったかなという感じ。

道の駅、丹波山

ちらほらという感じ。

大菩薩嶺

賑わっています。

上日川峠、ロッジ長兵衛

いい感じです。

寒い…

カナリ寒いです。


紅葉狩りの登山客もたくさん来ています

しかし、今年はダラダラ寒くなったので発色がイマイチな感じします。

土曜日

F650GS メーター掃除 (ツインスパーク)

F650GS、何故か分かりませんがメーター内にホコリが入ることしばしば。気になりますねメーター内のホコリは。一般的にはここ触るの躊躇する(簡単な方法ではバラせないので)のですが、なぜかF6はメチャ簡単です。

バイザーどかします

別に何かと干渉するわけではないのですが、作業の邪魔なので外します。

メーターカバー外します

上からネジ3本外すだけ。T20のトルクスです。
  
メーターレンズ外します

3箇所、タッピングビス外せば外れます。
てか、そもそもこの簡単さがゴミの入る原因のような気がしますが…
良いのかこんなので。

レンズ外しました

文字盤にうっすらホコリが…
ちなみに、黒い遮光板も引っ張れば外れます。
この遮光板の裏に導光板が居ます。

綺麗!気持ちいい

いやぁ綺麗になりました。だいぶ気分がよろしいです。メーターレンズ裏が汚れているときは、雑巾などで拭かずにママレモン&スポンジなどでそおっと洗うのが良いのではないかと思います。メータレンズはプラなのでコキズつきやすく、傷つくと見難くなります。

ちなみに、F6のメーターは完全電気式。清掃時、針に触るとサクッと動いてしまいます。速度計の方は動かしてしまったらゼロに戻しておきましょう。タコの方はエンジン始動して停止した後、コンピューターが一生懸命ゼロに戻そうとします(通常でもエンジン停止後暫くの間、メーターあたりがコツコツ言っているのはそのせいです)。

ヘッドライトも

バラしついでにヘッドライトも降ろして清掃しました。
フロントフェンダー、シュラウド、フロントウインカーが外してあれば、ヘッドライトユニットを下ろすまであとネジ2本です(メーターバイザーの上から刺さっているタッピングビス2本外せば陥落します。その前にH4バルブとポジションランプの配線は抜いておく必要ありますが)。



月曜日

シンコー E805、その後 (ライフなど)

先日走った明神峡〜R152〜R299は兎に角コーナーの連続ロードでした。E805はブロックタイヤのくせに異常に粘るタイヤです。ブロックタイヤ履かせたらオンの性能とライフは全くあてにならないよな〜と諦めていたのですが、その先入観をふき飛ばしてくれました。

ロードでの限界はE705のほうが少々高い感じですが、荒れた路面、落ち葉など、コンディションが悪い状況やダートではE805の方が全然安心感があります。ただし濡れた路面の立ち上がりでスロットルをラフに開けるとすぐパワースライドが発生しますのでそこんとこは注意が必要。

友人はR1200GSAにミシュランのアナーキーを履かせてましたが、中速コーナーでF6に着いてくると:概ね70超、かなりペッタリ寝ている)だとズルズル滑るそうです。思うにアナーキーの問題というよりも重たいGSAにブロックタイヤを履かせたからでしょう。

ちなみに、

高校物理学的に言えば、遠心力に打ち勝つための摩擦力はμ・N(荷重)で決まるため、荷重と摩擦力(=グリップ力)は線形比例します。一般的にタイヤと路面のμは0.8程度なので、平坦な50Rを70K/Hで通過するといっぱいいっぱいです。ですが現実は、(タイヤの)単位面積あたりの荷重が高くなってくると荷重と摩擦力の関係がだんだん線形比例しない(≒非線形)になってきます。

限界近くの走り方をするのであれば、その時発生する遠心力にマージンが持てるように、荷重(≒車重+積載)に比例した接地面積の得られるタイヤを履いてないと安全には走れないということになるでしょう。なので同じ車重でブロックタイヤにすると限界は下がりますし、タイヤ銘柄(≒パターン)によっても限界は変わります。

やはり、R12GSみたいな超重量車は、細身のタイヤでダートでのグリップ力を狙うか、接地面積を広げたパターンでオンの限界を高めるかの、いずれかの路線がいいのかな。増えた荷重に比例してパターンというか接地面積への配慮をしないと危ないです。

64547キロ

装着時が59870キロでしたので、現在4677キロ経過。
感覚的ですが、使用状況は
● 一般道5割、
● ワインディング2割、
● 高速2割、
● オフ1割
という感じ

リア

サイドが8.5ミリ、センター7ミリ…
え? 全然減ってないですやん。
結構コンパウンド柔らかい印象なんですが、
意外と減っていません。

フロント

サイドが約6ミリ、センターはブロックによって摩耗状態が異なり、残っているブロックで5ミリ、減ったブロックで3ミリ位。
ザックリ言うと半分ほど行ったかなという印象。

なんとなくですが、
リアは1万キロ超えそう。
フロントは1万手前(8〜9千?)
辺りで寿命を迎えそうな感じです。

いろんな有名高級なタイヤも同等性能以上を持ちああせているのだとは思います(Fにはそういうのはかせたことがナニ履いたこと無いのでわからない)が、なんといってもこのコスパに脱帽です。

どのくらい頑張って使えるかというと、

リア

フロント

個人的にはほぼ限界。
ギャップを超えた時、偶にステップの先っちょを少し擦る感じです。

ジェッペル (Arai Classic Air)

 ヘルメットの話するなんて初めてかも…な位に、自分の中では話題に登らない。なんだろ、有って当たり前な存在なので。マイ・ファーストヘルメットは2002年からず〜っとAraiのSZ-RAM2、なんと今年23歳になります。これまで交換した補修パーツの価格で同じヘルメットもう一個買える位...