月曜日

シンコー E805、その後 (ライフなど)

先日走った明神峡〜R152〜R299は兎に角コーナーの連続ロードでした。E805はブロックタイヤのくせに異常に粘るタイヤです。ブロックタイヤ履かせたらオンの性能とライフは全くあてにならないよな〜と諦めていたのですが、その先入観をふき飛ばしてくれました。

ロードでの限界はE705のほうが少々高い感じですが、荒れた路面、落ち葉など、コンディションが悪い状況やダートではE805の方が全然安心感があります。ただし濡れた路面の立ち上がりでスロットルをラフに開けるとすぐパワースライドが発生しますのでそこんとこは注意が必要。

友人はR1200GSAにミシュランのアナーキーを履かせてましたが、中速コーナーでF6に着いてくると:概ね70超、かなりペッタリ寝ている)だとズルズル滑るそうです。思うにアナーキーの問題というよりも重たいGSAにブロックタイヤを履かせたからでしょう。

ちなみに、

高校物理学的に言えば、遠心力に打ち勝つための摩擦力はμ・N(荷重)で決まるため、荷重と摩擦力(=グリップ力)は線形比例します。一般的にタイヤと路面のμは0.8程度なので、平坦な50Rを70K/Hで通過するといっぱいいっぱいです。ですが現実は、(タイヤの)単位面積あたりの荷重が高くなってくると荷重と摩擦力の関係がだんだん線形比例しない(≒非線形)になってきます。

限界近くの走り方をするのであれば、その時発生する遠心力にマージンが持てるように、荷重(≒車重+積載)に比例した接地面積の得られるタイヤを履いてないと安全には走れないということになるでしょう。なので同じ車重でブロックタイヤにすると限界は下がりますし、タイヤ銘柄(≒パターン)によっても限界は変わります。

やはり、R12GSみたいな超重量車は、細身のタイヤでダートでのグリップ力を狙うか、接地面積を広げたパターンでオンの限界を高めるかの、いずれかの路線がいいのかな。増えた荷重に比例してパターンというか接地面積への配慮をしないと危ないです。

64547キロ

装着時が59870キロでしたので、現在4677キロ経過。
感覚的ですが、使用状況は
● 一般道5割、
● ワインディング2割、
● 高速2割、
● オフ1割
という感じ

リア

サイドが8.5ミリ、センター7ミリ…
え? 全然減ってないですやん。
結構コンパウンド柔らかい印象なんですが、
意外と減っていません。

フロント

サイドが約6ミリ、センターはブロックによって摩耗状態が異なり、残っているブロックで5ミリ、減ったブロックで3ミリ位。
ザックリ言うと半分ほど行ったかなという印象。

なんとなくですが、
リアは1万キロ超えそう。
フロントは1万手前(8〜9千?)
辺りで寿命を迎えそうな感じです。

いろんな有名高級なタイヤも同等性能以上を持ちああせているのだとは思います(Fにはそういうのはかせたことがナニ履いたこと無いのでわからない)が、なんといってもこのコスパに脱帽です。

どのくらい頑張って使えるかというと、

リア

フロント

個人的にはほぼ限界。
ギャップを超えた時、偶にステップの先っちょを少し擦る感じです。

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