水曜日

G650GS GS-911 人柱驀進(2)、やってみた

 朝イチで人間の方のメンテナンスに行ってきました。

バイクの振動で?お尻がやられたようです。iPhoneか…

時間が余ったので…GS911早速やってみました。

今日のクランケは、BMS-C2が乗って居ると思われる13年式。


これ、

こんなところにコンピューターのコネクターが潜んでいます。

キャップを外します(回す)

サクッとGS-911を挿す

刺さる向きは一箇所しか無いので間違えないと思います。

PCを接続する

怒られた

いきなりソフトを起動したら怒られました。
バイクのキーをonにしないとダメみたいです。

大事なことを書き忘れました。
この型のG6はサポートに入ってないので、
G6(2008~)を選択します。
2008~G6とは、当時のF6車体に、
Chinaノックダウン生産に変わった、
ロータックスエンジンを積んだバイクです(これ)。
2010~G6とは、All make in chinaに変わったこいつのことです。
F6GS TwinSpartkの程度の良い機体お持ちなら大事にしましょう。
以前乗っていましたが、何から何まで、
F6のほうがクオリティは高いです。
エンジン然り…ぶん回した時の音、振動、別物です。
(脱線しました)

後記)HexCodeによれば、
BMS-CIIを搭載したF6(単気筒のツインスパーク)と
G6(最初から単コロツインスパーク)は全サポートのようです。
なお2014年式(13年製造切替機?)には、
BMS-E13というMCUが乗っている模様。
どうやらHexCodeの最新ソフトでは、
BMS-E13もサポートされているようです。

キーオン

やっぱりBMS-CⅡでした

VINコードまで書かれている…
一応、G6のコードになっているのでこれで正しそう。
807時間で37000キロあまりを走ったようだ。
平均45キロ位?結構速いな。

エラーコード読んで見る。
過去に一度、水温計ランプがショートしているらしい。
細かいな…
今はないよと言っているので安心。

リアルタイム値を読んで見る。
へぇ、これだけの情報があるのね。
Idle Actuator Positionが200Stepとな。

記憶されている補正値をリセット

これやったら、再教育のため、エンジンをコールドスタートして、
80℃になるまで(もしくはファンが回るまで)、
ほっとけ(Idleさせとけ)と書いてある。
これがいわゆる、Adaptation(キャリブレ)なんでしょう。

Adaptation中

リアルタイム値をモニターしています。
水温がぐんぐん上がっていきます。
ラムダセンサー(O2センサー)の値も目まぐるしく変わります。
Adle Actuatorの値は時々チロチロ変化します。
いま、ラムダセンサーの電圧見ながらIdleActuatorとインジェクターの
OnTimeをゴニョゴニョやって適切値をシークしているんだと思います。
燃調には当然気圧も関係するので気圧計が付いていますが、
気圧の変化は計算だけで補正可能なので、
まぁ良いかなんでしょう。
ただ、気圧計が壊れてたら…
補正がめちゃくちゃになるでしょう。

ファンが回りだしました。
水温は105℃位になっています。
ファンが止まるまで我慢。

ファンが止まりました
エンジン切ります。

エンジン切ったら怒られた

当たり前か…

エラーコードは全部消去されています

さて、試乗…

なんか変わったか?

何も変わらないことが素晴らしい。
そもそも、そんな調子が悪いわけではなかったので。
ただ、エンジン制御に関しては色々想像やもやもやが有りましたが、
そのへんがスッキリした点が最大のメリットでした。
これで気兼ねなく遠出できます。

ところで14年式でも使えるのかな?
週末、やってみます。

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