今日は外気10度ほどまで下がりました。寒いです。寒いですが、いろいろ着込んでテストしてきました。ただ、RSは外気温センサーがエアクリーナーBOXについており、ここからの外気温も燃料マップへフィードバックされているため、気温が18度もあった先週との比較ではあまり正確を期さないかもしれませんのであしからず。
先週の燃費(TPS360mV、CoPot150Ω)は約21㎞/L、劇的に変わった感じしません
クローズドループにしていた頃はコンスタントに25キロ以上走っていたので、オープンループは基本的にMAPが濃いめなんだと思います。キビキビ走らせるには多少ガスを食わせないとダメなんでしょうね。あれこれ弄って燃費を改善しようなんていうのは諦めようかと思います。
TPS設定が濃いのかな?ということで、現在の設定358mVを
351mVへ落としてみた。
ちなみにCo Potは100Ωになっています。信号待ちの時の排ガス臭はだいぶマシになっています。それでも最新の車のクリーンな排ガスにはかなませんが。
やはりうっすらとすすは付きます。
250キロほど走って帰宅。相変わらず煤けますが、気持ち改善したかな。
焼け具合も変わった感じがしませんが、少なくともかぶってはいないようです。
乗ってみての感触ですが、高回転時にガスが気持ち薄い感じはしました。4000回転あたりで以前のクローズドループの時のような感触・・つまり若干サージが出てきます(それでも以前ほどではありませんが)。TOPギアで4000回転は時速にして120ほどなのですが、110を超えたあたりからミラーの画像がぶれ始めます。
普段のツーリングでは3000回転以上を常用することはほぼありませんので、TPSで燃調を下げても高速道路以外その差は殆ど出ないと思われます。さらに嫌なサージが顔を出しますので、時折高速を走るようなツーリングではTPSは360mV程度にしておくのがフィーリング的には吉だと思いました。
ちなみに、私のバイクの場合、360mVというのは、
モトロニック・ダイアグテスターのTPSポジションチェック機能を使って自分なりにTPS位置を設定した時の値です。このテストでは、TPS電圧をモトロニックがチェックした結果が出ていますので、一番精度の高いやり方だと思います。ちなみに
テストツールは電子工作の経験があれば簡単に自作できます。私は両端ワニ口のケーブル数本と、LEDに1KΩの制限抵抗を付けたものだけでやっています。
(RPS電圧、絶対値過信は禁物)
電圧計での測定は測定器のバラつきや誤差、それにGNDのコンタクトポイントによっても変わります。測定している電圧は1000分の1Vという微小電圧です。ディーラーなどできちんとしたツールを使っている場合は別ですが、DYIの場合は電圧計電圧を信じて設定をコピーするのはあまり良くないかもしれません。最初にモトロニックのダイアグモードで自分のバイクのノミナル位置を決め、自分の電圧計での測定電圧を自分なりの基準位置にし、いつも同じ電圧計を使ってそこから足したり引いたりという差分でいじるのがよろしいかと思います。