そう言えば来月は車検なんです。このバイク、入手時に2年車検付きだったので、もう2年もたったんですね。この手の古い外車バイク、ディーラーに車検をお願いしたら、下手するとびっくりする金額がかかります。ですので初めてのユーザー車検にチャレンジすることにしました。幸いなことにこのRSは97年式、つまり排ガス検査の適用外の時期のものなので、光軸さえ何とかすればパスできる公算大です。光軸検査は落ちると厄介ですが、陸事前のテスター屋へ駈け込めば再検査で何とかなります(今は陸事で3回まで再検査してもらえる)。近所の検査場は鮫洲です。事前にWEBで検査予約を入れ、予約番号を控えて当日を迎えます。
ああ、あと二週間・・
ガレージの壁で光軸を合わせ、出撃します。
光軸検査はハイビームで10m先で光軸中心が、水平~水平マイナス20%に収まっていれば良い。ご自分でなさる場合は壁までの距離と、ヘッドライトの光軸高さ(h)を入力してちょっとだけ算数をしてみてください。意外と簡単に合わせられると思います。壁まで10mなら0.9h、壁まで5mなら0.95hが狙いです。
※ ちなみに光軸検査は1名乗車状態での検査です。面倒ですがバイクに跨って狙いを合わせてください。
ユーザー車検ですと、一般持ち込みコースです。
書類の準備
検査開始一時間前に陸事へ行き、書類を買ったり自賠責に入ったり検査費用の証紙買ったり。受付開始時刻までに書類を全部記載し、受付カウンターに逆さにしておいておきます。先人がいる場合はその上に重ねておきます。最低限クリップ止め、できればバインダーに一式挟んで逆さにして受付カウンターに積んでおく・・というのが、ここ鮫洲の流儀みたいです。
検査ラインへ入ります。
最初は距離計確認、車体番号確認など。ここではバイクの年式や状態によってやることが変わります。新しいバイクだとガス検があります。集合管などつけていると騒音測定などされます。騒音測定やるかやらないかは検査員の裁量みたいです。このRSは初年度登録が排ガス規制前(製造時期ではない)なので、距離計と車体番号確認のみで先へ進みました。
次の検査は速度計とブレーキ、そして最後が光軸です。
初めてですと言えば検査員が丁寧に教えてくれます。全部パスしますとレコーダーに検査用紙を突っ込み、ハンコを押してもらいます。最後、検査場出口で終了の確認をしてもらい、車検証を受け取りに陸事オフィスへ行きます。
あっけなかった。ものの5分で終了です。
ごうかーく!
陸事オフィスで新しい車検証とステッカーを受け取り、終了です。これでまた2年、大手を振って乗れます。ちなみに、車検合格はあと2年、安全に乗れますよ・・ということではありません。検査した時点で要件を満たしていた・・と言うことにすぎません。安心して2年乗るためには、日ごろのメンテが欠かせません。当たり前ですが・・
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