木曜日

BMW R1100RS ディスクローターのフローティングピン、ガタガタ~交換 その2

さて、気を取り直して再開。

リベンジ開始

兎に角下までほじります

リーマーで広げます

陥落

ありゃ…酷いことになってる

兎に角外れましたが

ボビンの摩耗は

激しい…

兎に角このタイミングでバラしておいてよかった

本当はこの3箇所(2枚だと6箇所)はスチールのリングがボビンの溝の所に挟んであるのですが、おそらく破損してバラバラになってどっか言ってしまったんでしょう。6箇所とも、スチールリングの残骸すら残っていませんでした。

再利用不可

よくディスクローターの厚みを気にする人居ますが、あんなものべつに限界(4・5ミリ)超えたってどうってことはないです。4ミリだろうが別に平気。

ただ、フローティングピンの摩耗はヤバイです。ディスクローターはこのピンだけで車体とつながっていますので。距離を走ったR1100RS/RTはローターの厚みの前に、ココの摩耗具合チェックした方がいいです。

ローターのホルダー…

ここにもリングが入る溝が有ったはずなのですが…

溝がなくなっています…

あまりにローターがガチャガチャ動くのでこっちには返しが付いてしまっています

サスガにここまで来ると再利用は危ないです。
これだけすり減っていると、恐らくボビンだけ替えてもガタガタでしょう。

月曜日

BMW R1100RS ディスクローターのフローティングピン、ガタガタ~交換

もう相当前からの持病なのですが、フロントディスクローターのフローティングピンがガタガタ?で、押し引きするとゴリゴリ、段差超えるとかちゃんかちゃんと煩かったディスクローター。国産などではナンチャッテ・フローティングディスクローターが多いのですが、BMWのは本気でフローティングさせています。それは良いのですが、このフローティングピンがアルミ?で出来ていて、これまたよく減ります。思えば良く13万キロも持ちこたえたと感心。
ですが、いい加減気になって仕方がなかったので少し前にK100RSのローター一式を入手してありました。欲しかったのはローターではなくてボビン(フローティングピン)一式です。クリップ類は現在のディスクから流用し、入れ替えます。

カナリ汚れています

コヤツが諸悪の原因

ガタガタです。通常多少のガタはあるのですが、こいつはありすぎです。

サクッと円盤をホイルから外し

ピンを抜きます。

よーく見ると、もうピンの軸は円をしていません。変な楕円形、さらにローターのエッジが食い込んだような段がアチラコチラについています。もうこうなったら交換するしかありません。

わかりますかどこが変形しているか

かなりすり減っています


※ K100RSと部品関連は同じ部番なのですが、工作がイロイロ違います。R1100RSでは、ピンのうち、120°毎に3箇所はクリップが抜けないようにピンを圧縮して潰してあります。生半可な作業ではクリップは抜けません。フローティングピンはアルミなので、ドリルでほじってぶっ壊したほうが恐らく早いです。



失敗しました

Eクリップの内径は10ミリ、それに対してφ8.7の刃を使ったのが敗因。φ10の刃を使うか、リーマーを使うべきでした。今度リベンジします。Motobinsにはボビンのセット2枚分を注文しました。送料合わせて約£65位でした。それが届くまでになんとかこれを抜かなければ…

ちなみに、MotobinsやMotorworksでも、スチール製とかステンレス製に変更されたフローティングピン一式を売っています。メンテの本命はこれなのですが、今回は一時的延命措置をしてみました。

抜いてみた

日曜日

BMW R1100RS 大菩薩ライン周回

RS、召還したのでちょっと走りに行きました。
出る前にTPS電圧を320mVにセット。
低速のボコ付きがなくなりかなりいい感じです。
実は今付いているスロットルはバタフライ・ストッパーが少しイジってあり、アイドルが下げてあります(だいたい900rpm位?)。
なのでそれに合わせてTPS下げてみた次第。

宮ヶ瀬サンクス

サクッと秦野中井まで東名を走り、ヤビツを抜けると宮ヶ瀬です。

柳沢峠

宮ケ瀬をさらに北上し20号線を超え、大菩薩ラインを走ります。

フルーツライン

柳沢峠を甲州へ降り、フルーツラインを通って20号線経由、大月へ。

宮ヶ瀬サンクス

大月から秋山渓谷を抜け、宮ケ瀬へ戻ります。
その後サクッと帰宅。

祝、13万キロ

3万キロのエンジンに載せ替えたばかりですのでまだまだイケます。
初代エンジンは扱い方がよく分からず、ちょっと壊しちゃったかなぁという思いありますが、
こいつがくたばるのが早いか、コチラがくたばるのが早いか…


土曜日

BMW R1100RS オイルクーラーサーモスタット修理

ディーラーより部品が入ったよとの連絡あり。
修理というより、ある筈の部品追加。
なんで入ってないんだよコラ…

右の金具

ふじ竹

秘密基地へ修理に向かう途中、腹ごしらえです。
実は学生の頃澄んでいた家の近くでした。
全く知りませんでした。

うまい!950円!

メニューでは穴子丼と普通のザルセットだったんですが、韃靼そばが食いたい…
韃靼そばセットになる?と聞けば50円増しでOKとの返事、じゃあそれで!

さあ今日もやります

インパネのビス抜いて

ここも

タンクにも固定されております

バキっ

上へ持ち上げながら内側へ押しますと外れます。

はいこのとおり

コネクター抜きます

フェアリング後部

フェアリング、センターはビス止め

フェアリングフロントはクイックロック

フェアリング下部はビス止め

ここまで外せばフェアリングは外れます

タンク後部

右側に一箇所です。

タンク前部はカウルに固定されています

フューエルポンプのコネクター抜きます

燃料パイプのバンドをゆるめます

7ミリのボックスドライバーが便利です。
写し忘れましたが、燃料パイプをクリップして燃料を止めておきます。

ブリーザーホース2本を引き上げます

タンク外します

今日の目的の場所

固定ボルト抜きます

やっぱり…

オイルの熱でサーモスタットの真ん中の棒がにゅ~と出てくるのですが、それを抑えるものが入っていないので棒が出っぱなしになっています…Orz

サーモスタット

こういう順番に部品は並んでいます。真ん中の真鍮の部品がサーモスタット。
温度が上がるとサーモスタットの真ん中から棒がにゅ~っと伸びてきます。
その棒を、左下の部品で受け止めると、今度はサーモスタット本体がバネを押し縮めながら下がっていきます。
サーモ本体がオイル経路を変更するバルブの役割を果たしており、熱くなったオイルがオイルクーラーへ導かれるという算段です。

真ん中の棒がミソ

出きった棒を押し込みます。

あとはサクサクサクと逆順で組み立てます。

扇風機でヘッドを冷やしながら暖機運転し、サーモの動作を確認します。
油温計のバーが3本を超えた辺りからオイルクーラーが熱くなり出しました。
オペは成功した模様です。

試運転

燃料補給し少し試運転します。
バッチリな感じ。

GS入庫、RS召還

しばらく様子を見てみます。


RH975S シフトアーム延長

ナイトスターのシフトアームを延長してみた。グリーミングワークス製です。今日300キロほど走ってきましたがシフトがとても楽になりました。自分的必携オプション。とてもざっくりしたシフトフィーリングですがレバー比が絶妙で自分にはシフト抵抗の無さがしっくり来ました。踏み込んでいった時、ま...