最近、きちんと二輪用ETCを付けています(軽四輪のを自主運用するのは中止中)。
その1
二輪用ETCってタイプ的には二種類あって、一体型というやつと別体型というやつがあります。何が一体別体かというとアンテナです。一体型はハンドルなど、乗車中目に入る場所に本体を取り付ける前提でアンテナもETCカードインジケーターも本体と一体となっています。一方別体式は本体をカウルやシート下に格納し、アンテナ並びにETCカードインジケーター(通常これらは1ユニット化している)を乗車中見える場所に取り付ける格好です。
自分は一体型(JRM-12?)を使っているのですが、この一体型はバイクによっては取り付けで色々難儀します。自車はF650GSとR1100RSなのですが、どんなマウントアダプター使ってもうまいこと取り付きません(そもそもそんなオプションは考えられて設計されてない)。じゃあいっそまるごと何処かへ仕舞ってしまえ…なのですが、気になる点が2つ。
1.インジケーター見えなくなる
2.電波ちゃんと届くんかいな
最初のインジケーターの件。しょっちゅうカード取り出す人は入れ忘れが怖いですが、私は基本的に入れっぱなし。なので機械を信用しきっています。万が一ゲートが開かなくったって、よほどの速度で突っ込まない限りどうってことはありません。そんときはそんときということで。
次に電波ちゃんと届くんかい?の件。F6はシート下に本体まるごと入れています。RSはリアカウル内に本体まるごと入れています。結論から言うとそれで全く問題なく電波は届きます。びっくりするほど早くからゲート開きます。金属でアンテナ部をしっかり覆ってしまわない限り、かんたんに電波は届きます。ETC取り付けたのは最近ですが、それでももう数十回は通過していますので、まあそういうことなんじゃないかと認識しています。
仕事柄、IT機器の放射電波(VCCI規格など)を電波暗室で測定したり対策したりしてた時期もあり、逆に完全に防御するほうが大変ということはよく知っております。はっきり言って開口部あるならダダ漏れと思ってください。ましてやそれ放射するためのアンテナですからね…電波は樹脂系のものでどんだけ覆っても殆どと言うか全く遮蔽されません。
※ ちなみに、なんでか知りませんが、二輪用ETCはバイク屋でちゃんと取り付けろっていうルールになっているみたいです。取り付け後の動作確認とかの作業も含まれているっぽい。で、結構良い値段するらしい。どんな取り付けをするのか知りませんが、電源周りとか電波周りとか、その辺の理屈よく知らない人はバイク屋できちんと??取り付けたほうがいいと思います。
※ 上記は自分の知識に基づく作業と体験の話ですので、真似をされても個別要件はわかりませんので、自己責任でお願いします。
その2
登録情報書き換え、1,500円です。BMWモトラッドできちんと書き換えました。ただ、一体型をリアカウルに放り込んだ状態でバイク屋が書き換えてくれるかどうかわかりません。理由は前述の通り。私は一見バイク屋が取り付けたかのようにハンドル周りにきれいに取り付け、カモフラージュして書き換えに行きました。その後ばらして本体をシート下へ放り込んだのは言うまでもありません。一体型の本体を外部にさらしておくほうが違う意味で危険…なら最初っから別体式買ってつけりゃいいじゃんかって?まあ一理あります。でも、ある理由でそうはしませんでした。