月曜日

F650GS GWツー(瀬戸内、中国、山陰、九州、四国)

今年は(も?)右腕の調子が悪いのでF6でGWツー出かけます。
行き先は、瀬戸内、中国、参院、九州、四国…

Day1



どうぎょうににん

どうこうふたりではない。
お大師様と共に行を行っていますという意味。

 東九フェリー

なんと今年はこの航路4艘とも新造船!

雑魚寝大部屋はなくなりました

2等は全部ベッドのドミトリーです。

上段のベッドも昇降が楽に

レトルト

食堂はありません。食事は全て自販機で買ってチン。

風呂が24時間になった。

それは良いのだが、湯船の浄化が上手く無い模様。
最初に入らないと湯船が汚くて入れない。
ここだけはこの新造船のA欠点。

なんだそうです

夜の帳、もう寝る


Day2


しかしこの新造船、エンジンの振動凄いですね。

朝ごはんはこんな感じ

悠々海原を進む

徳島、接岸!

さぁ行きますよ

初日の目的地は倉敷。

途中、さぬきでうどん食す

エビもぷりぷり、麺に腰があって美味い

そば派の自分がうどんを美味いということは少ないのですが、まあ正直に美味しいと思いました。

宿着

倉敷美観地区にあります。
日が暮れるまで近くをグルグル散策。
こういうのんびり一人旅もイイ。

夜の帳を散策

食事後、またひとりでグルグル散策。
この美観地区は夜の散策が気持ちいい。
飲み屋土産屋も遅くまで開いています。



えびす湯!

美観地区から徒歩5分ほど。
昭和レトロ銭湯なんてそんなものではありません。
番台のおばちゃん曰く、開湯は大正中期!
何が凄いって、何もかもが当時のまんま。
まあ入ればその意味がよく分かる、兎に角そういう銭湯。
おいてあるもの、張り紙、館内広告、全てがリアル当時モノで見ていて飽きない。
多分これだけ古い銭湯、国内探してもそんなに無い。
しかもすべて当時のまんま…

番台でおばちゃんテレビ見てます

夜はGHで酒盛り

ゲストの平均年齢若杉。
オヤジが若者に混じって変な感じ。

鼓の譜面

今日のゲストに鼓奏者が居ました。
鼓を取り出してポンポンと披露。
なんとこれ鼓の譜面!
どうやって読むのこれ…


Day3


満奇洞

秋吉台とかは有名ですが、ここもまた変わった鍾乳洞。
年間5万人くらいの訪問客。
秋吉台はカナリ巨大な鍾乳洞ですが、ここは逆に真っすぐ立って歩けないほどの低い鍾乳洞。違う意味で面白い。
満奇洞とは、ここに立ち寄った与謝野鉄幹・晶子夫妻が、まっこと奇に満ちた洞窟なり…と詠んだのを、地名の牧村にかけて満奇洞としたらしい。確かに、内部には学術的に興味深いほどあらゆるタイプの鍾乳ができているらしい。

チト高いかな




足立美術館

いつか来たかったところの一つ。
場所が場所だけに、ここへ来るのはナカナカ大変。

うーん、サスガ14年連続日本一の庭園

窓枠をフレームにしてしまうという発想が大胆

しかし入場料2,300円は高いなぁ。

しじみ汁

日本一の枯山水を楽しんだ後は宍道湖でしじみ汁。
別にどうってことはなかった。
どこで食べても同じ味な感じがした。

出雲大社

以前ここへ来たのは30年前…結婚したら好き勝手バイクで行けなくなるよな…ということで、結婚前年に友人と最期のロングツーしたコース。しかし今も何だやりたい放題?行きたい放題?
ん?もしかして独身?状況はそんなもんかも(笑?)

出雲そば

出雲は蕎麦なんだ…知らんかった。
まあふつうに美味しい。

大社周りの表通り蕎麦店は高いし混んでる。
こういうのは裏通り探すべし。
名物に美味いものなし…どっかで聞いたセリフ。

夕刻、また倉敷へ帰還(連泊中)

夜はゲストたちと作り食べ

張り切る数名のゲストがみんな作っちまった。
俺食べる人。



Day4


早朝、倉敷美観地区を散策

大原美術館を覗く

ピカソ、モネ、etc...
まぁすごい画家の作品幾つかあります。
なんか教科書で見たようなのも幾つか…
ただ、
作品集めたヒトのセンスなのかな個人的には脈絡がよく分からずしっくりこない。入館料はクソ高かったが、昨日の足立美術館のほうがビビっとくるもの多かった。

スイーツ

知人曰くフルーツが美味しいというので行ってみた。

確かにフルーツは美味しい

行くなら午前中が吉。
ガーラガラで裏庭の竹林独り占め。
店員曰く午後は大混雑するんだそうです。

瀬戸内をひた走る

なんかこういう気分

おっさんなんやなぁ…と自認しました。
でも、ホント歌詞通りの風景が続きます。
瀬戸内は好きです。
隠居するならこういう所が良いかもなぁ。

凄いシステム

船が居なければ対岸の船を呼べと…

押しました!
確かに時刻表はありませんでした。

ボタン押すとアッという間に船は来ます

乗船

乗り込むやいなや、アッという間に船は発進します。

料金はバス並

というか、ここに暮らす人にとって渡し船はバスと同じ存在。

アッという間に接岸

次の船を待つ

島から〜島へとぉ〜渡ってぇ〜ゆくのよぉ〜…
ホントそんな感じ。

発進

おー、捕鯨船!

初めてみました捕鯨船。
ここら(瀬戸内)は造船所が非常に多く、島の人々の主たる仕事先は造船所なのだそうです。

橋を渡って佐島へ

生名、弓削、佐島の3島は橋でつながっていますが、本土からは切り離されています。完全な離島、船以外で本土から渡る手段がありません。

時が止まった

なんと、この佐島には店が一件もありません。
佐島港の近くだったことも有り、堤防にふんぞり返って酒を飲んでいると、通りかかる人に次から次へと話しかけられます。
島って、いいなぁ。

日が暮れるまで港で酒を飲む

ピース!

宿の女将の子どもたちゴウくんとココちゃんを連れて島内お散歩にでている間に夕食が出来ました。今日はアラサー女子4名、おっさん2名、チャリダー1名で宴会。今回ゲスト交流という観点ではココが一番面白かったかな。おっさんは早々に沈没しましたがアラサー女子は深夜まで飲んでいたらしい。持参したアルパカもオカッパちゃんに見事飲み干されてました。

Day5

散歩

翌朝、早起きして島を散歩。

もうほんと、どこでもプライベートビーチ?という島

チャリダー多し


まあしまなみ海道途中の島ですので、チャリダーは兎に角多いです。

朝食

島の人が来て全部手作りしてくれます。
なにせこの島、お店が一件もありませんので…

島脱出

マジ料金笑います。バス以下。
でかいバイク積んで島渡るのに80円!

岩子島

どこですかここは。
普通は何でか分かりませんですね、実は映画な島。
最近では男たちの大和のロケ地。
古くは、彼のオートバイ彼女の島のロケ地。
いつか来ようと思っていましたが、ついに来てしまいました。
何の事はない、片岡映画封切り当時、バイクに乗る彼女が居た…
そんだけのことです(引きずってるのかコラ!)

ハイ、今日は一路下関を目指します。

旭酒造本社

県道で道迷ったらなんと旭酒蔵発見。
あの獺祭を作っています。
サスガ山口、安倍さん奥様の一声で、

どーん!

こんな凄い社屋が建ったようです。
山口の山奥の小さな酒蔵…ってあるけど、
どこが小さな酒蔵!?

山田錦

こんなに研がなくてもねぇ…

本日のお宿、下関

ホントに壇ノ浦の際にたっています

壇ノ浦

要はココらへん一体のことです。

ふぐ刺し

下関来たらふぐ食わなきゃねぇ。

小ふぐ唐揚げ

クジラ刺し身!

獺祭、利き酒してみた

なんとなく39のほうがコクがあるような…

へべれけ

もう視界がこんな感じ。
おやすみなさい。


Day6

日の出

日の出を見に昨晩のゲストたちがぞろぞろ集まってきました。

壇ノ浦…

この狭い海峡一体を壇ノ浦というのですが、ここでの決戦から日本全国に広がる平家落人伝説が始まり、鎌倉幕府な時代とあいなったわけです。盛者必衰の理…まあ言ってみれば関が原的な場所か。
もう一回日本史勉強し直そうかなと一瞬思った。

クンチョウ

大分の造り酒屋、ここ日田は江戸幕府天領でした。
町並みが綺麗に残っています。
コメは山田錦。


リパパ亭、本日の宿

ランチ

全材料が自家製というのがすごひ。
ホントの自然の味が楽しめます。
自家製ハム、ベーコンはホント美味いです。

寝ます

しかし大阪から来た70おじさん一人旅の人生談義、超面白かった。
いや、これだからライハも止められない。


Day7

早朝、大観峰へ

阿蘇は雲かぶっていますね、噴煙上げてないようです。
でも立入禁止。

ふざけんな九四国道フェリー!

突然バイク予約を入れるようになった。一艘の枠は8台ですが、そのうち5台を予約入れるという…つまり飛び込み枠3台!朝9時についたのに乗船は1時ですと…この後ぞくぞく集まるライダーも皆そのことを知らないらしく、来る人来る人同様に文句を言う。多くの人は自走に切り替えていました。
不運なことに、ちょうどこの連休、宿毛便の船が故障して運休になっていたためというのも裏事情的にはありそう。

九四国道フェリー乗るヒト、予約しないで行ったらとんでもないことになりますよ。予約取れてなかったら行かないほうがいいです。

昼過ぎになんとか乗船

佐田で下船、一路宇和島を目指す。

宇和島来たら

宇和島鯛めし!

これ!

フカ

じゃこ天

なんだっけ?

宇和島駅近くの有明で宇和島味わうフルセットくださいといえばこれが出てきます。

宿着

今日の宿はジョイント宿毛

まあどうぞ…とどぶろく出てきた

どぶろく特区があるらしい。
空っぽにして沈没。


Day8

土佐久礼の大正市場

これまで何度となく久礼には来てるんだけど、ここは始めて来ました。
土佐でカツオ食うならタタキじゃなくて刺し身を食えと宿で言われた。
かつお刺身は土佐でないと食えないらしい。
というわけで、早朝宿出発し、朝のうちに到着。


田中鮮魚店

今朝、久礼港にあがった魚を裏で捌いています。

朝採れのカツオの冊を購入して

お向いの漁師小屋へ持ち込み

刺し身にしてもらう

まじうまい。
土佐人はカツオは塩だけで食べるらしい。
確かに醤油もさわびもいりません。
ほんとに新鮮なカツオってこういう味するんですね。
下手なマグロよりずっと美味いですよ。
カツオのイメージ、ガラリと変わりました。
確かにこの鮮度は中土佐まで来ないと食べられない。

※ 本当は、土佐久礼行ってソウダガツオの刺し身を食え!と言われてきたのだが、ソウダガツオは毎日上がるとは限らないらしい。残念ながら今日は上がってないとのことでしたので本鰹で我慢。

有名人も来る場所みたい

R439爆走中

剣山ももうすぐ…スーパー林道?
いえいえ、
足手まといなのが居るので今回は突入しません。


峠の茶屋、書き込み

439愛好家が制覇の記念に色々書き込んでいくらしい。
まあバイクで来ても自慢にはなりませんな。
チャリで登ってきたと言われたら…まあ凄いわ。


かかしの里を通過

昼はいいけど、夜一人でここ通ったら怖いと思うのだが。

宿着

今回の旅の宿、オーラス。
GH杉の子にお世話になります。
今日は何と貸し切り!


夕食

この村のごちそうだそうです。
作ってくれたのは看板娘?のえみちゃん。
ゆずゆずゆず、兎に角柚子尽くし。
ココの名産品は柚子です。
魚も柚子でしめてあります。

雰囲気いい

夜も更けてきた

今日は地酒で沈没します



Day9

サクラチル

宿の前には大きな枝垂桜と紅葉、きっと春と秋はさぞきれいな眺めなんじゃないかな。

目の前は小さな棚田

代掻きは終わっていました。
近所の人が田んぼをやっています。
何とこの集落、住民が3人。
ここの主人と、宿の看板娘のえみちゃんと、田んぼの主…



囲炉裏も有った

昨晩点けて貰えば良かったなぁ。


水回りが

とにかくきれい

風呂は、樽の五右衛門風呂。


この

縁側が良いね

夏はここで昼寝したい。

えみちゃん手作りの朝ごはん

今回貸切状態ということもあり、主人と一緒に飯を喰らい飲んで色々話したが、実はググッと来るものが有ってココ(主人?)が好きになった。また来るよと約束して出発。

さあ帰る

フェリーは昼前に出ますので朝食後一気に山を駆け下りフェリー乗り場へ。

しかし今回は渋滞ってなんでつか?と思うほどスムースに移動が進み快適。ま、5/3−6のドマン中に思いっきり地方へ逃げたのが勝因だったかな。この期間人の集まる観光地近辺に居たらとんでもないことになっていたと思われる。


Day10

月曜の朝

なんと今日は出勤日。
フェリーは朝5:30に有明着きますので、そこから帰宅し着替えて出勤。

何故か病院

出勤しましたがどう見ても不調。
というか、行く前からずっと不調で、途中かなりやばい状態でしたが旅を続行していました。

いよいよおかしいということで会社早退し病院へ駆け込む。
あれこれ検査され、出た結論は、マイコプラズマ…?!

肺炎にはなってないから入院せんでもいいよと…
一つ間違えれば大変なことになっていたようです。
山ほど薬をもらって帰宅。
で、暇を持て余しバイク整備。

オイルはほんとに減りません

都合2100キロほど走ったようです。

冷却水が…

冷却水が減るんです。
原因は分かっています。
ウォーターポンプのシールがイカれかけています。
再来週はSSTRでは?
早めに直さないと。

とりあえず補充してお茶を濁す

サントリーホール…?

なんでやねん!

会社病欠してそれかよ!いえいえこれもお努めです。
なんとも忙しい一日でした。

FINE


RH975 ナイトスター 改造シートで350キロ走ってみた

 ナイトスターの改造シート、GWのロンツー前に長距離の様子を見たいので、金沢から敦賀まで下道日帰り往復してみた。行きは鶴来経由で山中を抜け、帰路海沿いをひたすら走る。だいたい350キロは走っただろうか。約8時間は座っていたのでどんなシートであれ尻の表面はまあチョコチョコ痛くなるの...