日曜日

F800R スクリーン取り付け

 F8R、メーターバイザーはついているのですが、全然風よけになっていません。
ササキスポーツから専用のスクリーン出てますが、まだ在庫あるんだか無いんだか…お値段も結構なお品です。なので…オクでF8Rに出ていたパチモノスクリーンをポチり。マテリアルは某有名国産化成品メーカーらしい。

ここで問題点が2つほど発覚。

1.F8R用と謳っているにしてはネジ穴の位置が合わない。

ネジ3箇所で固定しますけど、カラー噛ませないといい位置に来ません。純正のメーターバイザーの上に装着する仕様なのかもしれませんが、それだと見た目があれなので自分は外しました。

2.メータークラスターに付けただけだとグラグラする。なんか適当なステーを探す必要あり。

F8R乗っている方はわかると思いますが、メータークラスターは、スクリーン装着まで想定していないと思われる、貧弱?なプラのステーに乗っているだけなので、そこにでかいスクリーンつけようものなら風圧で吹き飛ぶと思われます(なので、ササキスポーツさんのスクリーンキットにも頑丈なスチールのステーが付属しています)。



上部2箇所は、M5x15ミリのカラー、
下の1箇所にはM5x10ミリのカラーを噛ませます。
それと、カラーを挟むと純正のネジは届かなくなるので、
長めのネジが必要になります。
(ホムセンなどでM5-30mm〜35mmのステンネジなどを調達)
さすれば、取り敢えず付くといえば付くが、、、


一応付いていますがグラグラ、これはあかん…

これで高速走ったらメータークラスタがポッキリ折れそうです。
そこで色々悩んだ挙げ句、MRA汎用スクリーンのステー(これ)を試してみることに。

ただ、このスクリーンはMRA製ではないので取り付けは考慮されていません。
ボールジョイント取付部分はスクリーンに穴あけ加工する必要あります。

付けました





見た目以上にがっしり取りついています。
多分法定速度の倍ほど出しても持ちこたえそうです(出ますけど…出しませんけど…)。

後日談:会津から金沢まで400キロ程高速使って法定速度で帰郷しました。
取り付けに関してはびくともしなかったです。とても信頼性高い。
また、メーターバイザーだけだと胸のあたりから上は風圧を受けるので、
長時間ライドは疲れやすかったのですが、このスクリーン装着により
風圧を受けるのは首から上だけになり、大きく負担軽減に寄与しています。
信頼性と効果があることがわかったので
取り敢えずこのスクリーンは付けっぱなしのデフォルト装備に確定。

※ 過去何度か(NC750Xとか、G650GSとかF650GSとかで、GIVIとかPuigとかMRAとかWonderrichとかの)ロングスクリーンをいろいろ試しているのですが、
個人的には、下手に伸ばして頭部をカバーしようとして上手くいっている後付スクリーンには出会ったことがないです(体外、逆にヘルメットが振られたり、顔の前で渦巻いた入りして、余計不快になる)。
結局どれもこれも、不快ですぐ取り外し、長く使い続けた後付スクリーンは一つもない。
が、今回取り付けたF8Rのショート?スクリーンは期待値通りに機能しました。
思うに、後付スクリーン付けるなら、首下まで防御するタイプでやめておくのがベストに思われます。高速巡航もそれで十分、全然気にならない。
(ただ、虫は結構シールドに当たるのでそれだけは気になっていますが)


F800R タンクバッグ装着

F8R、ロンツー控えてタンクバッグがない…かなり特殊なシュラウド形状しているので、ナカナカフィットするのがないのよね。で、いくつか手持ちのでチャレンジしてみた。 


回答:TANAXのオフロードタンクバッグ3、まさかこれがFITするとは…もともとはF6,G6GSに常設していたのですが。


リア側は付属のストラップ。
フロント側はショルダーのストラップをフロントネック下まで回し
バック前部に引っ掛ける。





乗車中はこういう視界



バッグを後ろへ下げ気味にすると、
最近出気味の自分の腹と干渉するので、
気持ち前のめりな位置が吉なようです。


容量は大きくありませんが、
日帰りツーの小物入れておく分には事足りてます。

F800R オイル交換など

 夏の長距離ツーに備えてオイル交換〜プラグ交換。


DENSOイリジウム

DENSOプラグ、事業売却で投げ売り状態。
交換したけれど、効果体感できず…

OIL交換

今回はフィルター交換はパス。
しかしオイル交換作業の楽なバイクだ。

今回は鉱物油を入れています


有峰までひとっ走り

BMW F800R ステムベアリング交換

 この個体、かれこれ5万キロ近く走っていますので、ご多分に漏れずステムベアリングが逝っている様子。信号で停まるたび、微妙に振られるのが気になってしょうがない。


30205

ステムベアリングはF8Rもやはり日本国産の規格品を使っています。
NTNでもNSKでも同じ、どちらでも良い。
自分は二種類とも試してみた。



フォーク抜きました

ステムのセンターボルト抜きますと、トップブリッジが外れます

外れるというか…
面倒なので外しません。
ハンドルやら、ハーネスやら、
一通りくっついたまま、持ち上げてどかすという感じ。
ブレーキホースだけは、長さがツンツンなので、
下のブリッジに止めてある分岐部分を外しておきます。
なお、左右のブレーキキャリパーは、
紐などで車体か何かに吊るしておきます。

可能なら、
ハンドル上部辺りに物干し竿とかアルミラダーとかを通しておいて、
外したものをぶら下げると作業がしやすいと思います。
ハンドル周りを全バラシしてもいいのですが、
カウル付きならいざしらず、
ネイキッドはあらゆるケーブル類がブリッジ周りにまとわりついているので、
バラさずに、宙吊りにしておくほうが作業性は良いと思われます。
(自分はとなりにママチャリ停めて、かごの上にハンドルごとうっちゃりましたが…)

※ F8Rの場合、ここら簡単な作業ではないので、結構知恵と根性必要です。
軽い気持ちで手出ししないほうが良いです。

キャリパー吊るす

ハンドルセットも落ちないように紐で引っ張る

TOPベアリング

元のベアリングの刻印を確認すると、
NTN 4T 30205とあります。
(ちなみに、BMWの純正部品番号は上下とも同じ)

ボトムベアリング

ボトムのレース

やはり逝っています。


上のレーズは結構綺麗でした



レースリムーバー

これもう何度登場したかわからないほど世話になっています。
F6GS用に買ったものですが、F8でも使えるようです。

引っかけて叩き出す

フレームがアルミなので、いとも簡単に出てきます。
(鉄フレームのF6、G6はけっこう大変でした)




上のレースも叩き出す

新しいのを打ち込む

フレームはアルミですので、
軽い殴打でスコスコ入ります。
なのでゆっくり均等に。
最後は外した古いレースを逆さまに当てて、しっかり底付きするまで叩き込みます。

問題はこちら

ボトムブリッジからインナーレースを抜きます。
径4mmの長めのポンチが必要

新しいのをかちこみます

ここ、ちょうどよいサイズの円筒パイプがなくて難儀しました。
結局ちとでかいですが、Φ32mmのステンパイプ持ってきて、
リテーナーを潰さないように慎重にかちこみます。
ここが一番の難所、なかなか入らないです。
バーナーで炙るなど、逆焼き嵌めの方法もありますが…

ここまで来たらさっさと組みます





試走

ステアリングのカックンが無くなった。
快適。

G650GS ガソリン漏れてきた…修理して復活させるか。

 G650GS、最近ほとんど出番がありません。収穫した玉ねぎの下で眠っております。偶には動かしてみる?


なんかガソリン臭い…
なんですか?


燃料パイプに穴が空いていました。


キーオンするとジワッとガソリンが滲んできます。
パイプの行儀が悪くて、コンピューターカバーの
プラスチック部品の角が突き刺さっていました。
こりゃ要交換です。
調べたらこの燃料パイプ、純正だとめっちゃ高い部品でした。
汎用品じゃだめなのか?


密林でポチってみました。
一応インジェクション用、作動耐圧20BAR


ここ外すのか…かなり面倒そう
何か良い手ないかな…
探すこと1週間、ありました!


いいもの発見しました。
穴の空いた部分をぶった切って、このパイプで繋ぎます。
こういう感じで

スパッと切る

チューブを突っ込む

繋ぐ

カシメる

シングルイヤーのカシメバンドを専用工具でカシメます。

ちょっと向きが悪かった

クランプの位置が悪くてコンピューターと干渉してしまいました。

ぶっ壊す

カシメタイプのバンドは再利用できません。
破壊して外します。

今度はいい位置に収まったようです

整いました

ネジ式のホースバンドが一個入れてあるのは自分の作業品質に対する保険です。
なにせカシメ式ホースバンドを使ったのは初めて、
もし出先で緩んでガゾリン漏れると帰れなくなりますので、
念のため出先でもドライバーで締められるバンドを一個入れておきました。

今回使ったコネクターパイプですが、冷却水用の太いタイプは結構あるのですが、
燃料で使える内径8ミリ用はなかなかありません。

一般的に出回っていないというのは恐らくですけど、
インジェクション用は高圧が掛かるので、
ホースに問題あったら新品に変えろって事なんだと思います。
下手な場所で下手なタイミングで漏れたら車両火災に繋がりますからね。
今回の場合は、物理的外傷によってモレが発生したので、
外科的処置をすることに決めました。
もしホースの自然劣化で燃料がジワっていた場合は全体的に劣化していると思われるので、
応急処置は良いとしてもいずれまた他のところが同じことになる確率が高いので、
ホースごと取っ替えた方が安全です。

ジェッペル (Arai Classic Air)

 ヘルメットの話するなんて初めてかも…な位に、自分の中では話題に登らない。なんだろ、有って当たり前な存在なので。マイ・ファーストヘルメットは2002年からず〜っとAraiのSZ-RAM2、なんと今年23歳になります。これまで交換した補修パーツの価格で同じヘルメットもう一個買える位...