日曜日

BMW F650GS ブレーキフルード補給(リア)

ブレーキも、使うにつれパッドやローターが摩耗するわけですが、その摩耗した分だけブレーキピストンは押し出されます。ピストンを押し出した分だけリザーバー内のフルードは減ります。ブレーキフルードは吸湿性が高く、吸湿すると沸点が下がり、ベーパロックなどを起こす危険性があります。ですのでフルードが外気に触れないよう、リザーバータンク内でフルードと外気をダイヤフラムで分離しています。当然フルードが減った分だけダイヤフラムは下がります(フルードが減ったというよりも、リザーバー内のフルードがキャリパーのピストン側へ移動したというのが正しいでしょうか)。

フルードが減るとこうなります

キャップを外します

右のリングでダイヤフラムをおさえています

液面が下がった分だけ、ダイヤフラムがこのように下へ膨らんでいきます

押し戻します

フルードをMaxまで補充

ダイヤフラムを戻し、リングで押さえます

キャップをして出来上がり


BMW F650GS スロットルボディ交換

今日は天気予報がいまいちだったので弄る日と決めました。手配してあったツインスパークF650CS(GSじゃないよ)のスロットルに交換です。


皮をはぎます


バッテリのマイナス端子を先に外します

一応液量を確認

裏から見たほうがわかりやすいかな

エアインテークの外気温センサーコネクタを外します

エアインテークを取り外します


ココのつなぎ目にエアクリーナーが入っています

エアインテークをずらすと外れます

エアクリBOXの固定ネジを外します

エアクリBOXのドレインホース結束を切ります

エアクリBOXは上へ引き上げればボコっと外れます

スロットルご開帳

TPSとIACコネクタを外します

インジェクターコネクタを外します

スロットルケーブルを外します

インジェクターを外します

ストッロルとマニホールドの結束バンドをゆるめます

スロットルを上へ引き上げればボコっと外れます

ダウンドラフトなので、この穴は危険です

この穴に何か落としますと、ヘッド内のインテークバルブの傘の上まで到達します。やっちまったら…考えたく有りません。

ウエスなどを詰め込んで異物落下防止に努めます

左が旧(F650GS)、右が新(F650CS)

といっても、ツインスパークエンジンであればどちらも同じ部品です。


一応、お決まりのIACバルブチェック

やはりゴミ溜まっていますね。気休めな場合もありますが、一応清掃しておきます。

こちらも

新しいスロットルをマニホールドへカポっとはめ込みます

マニホールドの結束バンドを締めます

インジェクターを取り付け、コネクターを挿します

TPS,IACのコネクターを挿します

スロットルケーブルを元通り取り付けます

エアクリBOXを載せて

バッテリーはプラスを先に取り付けます

そしてマイナス

エアクリーナー、私はいつもここにグリス塗ります

エアインテークとの勘合がきつい

ゆえ、エアクリのスポンジにグリス塗っておかないと入りにくいです

外気温センサーコネクターを挿します

ここ、つなぎ忘れても結構走ったりしますが、信号で止まった時になかなか回転数が落ちてこないなど、ドライバビリティはおかしくなります。


皮をかぶせて出来上がり

TPSのキャリブレーションをやってからエンジン始動してみました。当たり前のようにかかりますが、なかなか回転は安定しません。アイドル中にスポンとエンジンが停止すること数回。しかし何度も始動を繰り返しているうちに停止しなくなりました。その後エンジンがあたたまるまでアイドルを続けます。

で、さくっと近所を走ってきました。今まで通りに走ります。以前との差は、エンジンが焼けてきてもクローズドループ制御の脈?のようなものが全く感じられません。低回転でスロットルを多めに開けてもギクシャク感がかなり減っています。もしかしてこの変更は当たりだったのかな。次回、もう少し長距離を走って様子を見てみたいと思います。


金曜日

F650GS リアタイヤ交換 (シンコーE705)

一万キロを超えたのでリアタイヤを交換します。

シンコーE705です


溝は3ミリほど残っていたのでまだ走れたのですが、ブロックはやはりオフタイヤ特有の段ベリしていましたので交換です。

リア、新品の溝は約6.5ミリでした

フロント、1万キロ後の残溝は約7ミリ…?

なんで1万キロ走ったフロントの残溝のほうが、新品のリアのよりも多いんでしょうか…

ジェッペル (Arai Classic Air)

 ヘルメットの話するなんて初めてかも…な位に、自分の中では話題に登らない。なんだろ、有って当たり前な存在なので。マイ・ファーストヘルメットは2002年からず〜っとAraiのSZ-RAM2、なんと今年23歳になります。これまで交換した補修パーツの価格で同じヘルメットもう一個買える位...