しなっとGSで散歩をしに
山など走りに行き
基地へ向かう
RS召還
よかった、エンジンかかった。
海ほたる
偶には高速を走ってみます。バビューン…やっぱ速えわRS。ひとには言えない速度域へアッという間に達します。最高速じゃ4発に負けますが、あっという間の非常識速度。誰がどう乗っても中速が速い水平対向、ピストン一個550CCのパンチは伊達ではありません。因みにこのエンジンの中速域は80〜160の間です。それ以下は回転数から言って低速域、だって2000回転台ですので。
同調
狂っていませんでした。
狂って居ませんでしたがチト弄りました。
結果…いい感じ。
何を弄ったかって、バタフライストッパーです。
最近チョット弄り方が判ってきました。TPSはスロットル全閉時に370mVから変えてはいけない(というか、必ずソコに合わせておく)。なぜなら燃料マップが変化スタートするのはソコが基点だからです。ソコが起点だということはモトロニックをDIAGモードに入れて、スロットルONの検知信号をモニターしていればわかります。必ず起点(スロットル開き初めの検知)は360mV 〜370mVあたりになっています(DIAGコネクターから信号が出ますのですぐ分かります)。やり方はここ。
スロットルOFF
スロットルから完全に手を話した状態です。
左がTPSの1番ピン電圧、右がDIAGコネクタ1番ピン電圧。
スロットルに手を添える
スロットルを握って、スロットルワイヤーのたるみを取ったくらいの感じのところ。これ以上力入れるとバタフライが開くかなーという感じの握り具合(実際はアイドルが上がらない程度に微かに開いていると思います。TPS電圧が変化しているので…)
スロットル開いた
スロットル握るとグッと重たくなります。
と同時に、DIAG端子に電圧が出ます。
バタフライ手順は至ってシンプル。
弄る前に左右のバタフライの開き初め(左右のスロットルケーブルの同調のこと。ここらのワイヤリングは初期型と後期型で異なります。O2センサー付いてるやつが後期型。初期型はスロットルケーブルで左スロットルを開け、右スロットルは左スロットルと同調させるケーブルが別についています。後期型はバッテリー下に居るディストリビューターから右と左、それぞれにワイヤーが出ています)がシンクロしていることを確認しておきます。最初にとりあえずここの同調はキチンと取っておきます。ここ狂ったまま以下の作業をやるとおそらくメチャクチャになります。
次にパイロットを左右同じだけ開いて(自機の場合約1/2戻し)
左のバタフライ弄ります。
TPSを約370mVに設定します。
エンジン始動し、右のバタフライで同調取ります。
(マトモにアイドル出来ないほど回転が下がっていたら、作業開始時のパイロット開度をもう少し開いたあたりから始めると良いかも。3/4戻しとかそんな辺りで)
左パイロットでアイドルをラフに合わせ、右パイロットで同調、ここは何度かアイドルと同調が出るまで繰り返す)
チョット走ってみる。
で、アクセル開け初めの燃料供給の繋がりやパーシャル時のエンジン回転安定性を見ます。
違和感を感じた時、次にバタフライを閉めに行くか開けに行くか判断が難しいですが、色々やってみて感覚で覚えるしか無いです(文字で上手く書けない。ただ経験的に言うなら、低速パーシャル走行でガス欠っぽいシャクリというか不整脈がでたら、次はスロットルOFF時のバタフライを開けに行きます。バタフライを開けるということはアイドルが上がるので、その延長線上でアイドル調整時にパイロットを締める作業になりますから、結果ガスは濃くなります。このエンジン、低回転時はパイロットの影響が非常に大きいみたいです)。
左バタフライ弄ったらまたTPSを370mV に合わせ、右バタフライでアイドル同調を取り、最後にパイロットでアイドル速度調整します。
※ TPS電圧は、TPSコネクターの1番ピンの電圧を測ります。
決まりますとアイドルから高回転まで振動なくシュイーンと回るようになります。決まってない時は…低速域でパーシャルで走行中にエンジンがガス欠っぽくなったりシャクったり、高回転でやたら強い振動が出たりします。
パイロットですが、低速時は1/2回転で相当なバタフライ開度量のエアを送り込んでいるみたいです。パイロットを1/2閉めると、バタフライストッパーを1回転ほどさせる羽目になります。バタフライストッパー1回転させますと、TPS電圧は約200mV 程度変化します。なのでここらへんの調整がいかにシビアなのか分かると思います。
この調整、何を合わせているのかというと、燃調マップ(ガソリン吐出カーブ)と、バタフライに依るエア供給量のカーブを合わせる作業です。燃調マップはTPSオン以降にガソリン増量がスタートしますが、その変化カーブがバタフライによるエア供給カーブと合っていないと空燃比が明後日になってしまうということです。いままでそこら辺はO2センサーがいい感じに補正するのだろうとタカをくくっていましたが、O2センサーの燃調補正、さほどダイナミックな補正ではない印象です(オープンループ機ならこの補正は全く掛かりませんので、ココの設定が全てになってしまいます)。
ただし、バタフライストッパーがイジられていない機体(スロットル)なら、バタフライストッパーはイジらないほうが吉です。ここの調整は気が遠くなるほど面倒です。
もうすぐ14万キロ
14万キロにして、ようやく本当にマトモな感じになりました。
気を良くして出かけます
なのですが、気がつけばコチラの身体がこの車体についていけなくなっている感じです。半日ハデに乗り回したら、翌日動けないほど腰が痛くなりました。うーん…やっぱりもうお前はGS乗ってろという神の声なのかなぁ。